福田英治 STUDY DIARY 9月号

9月1日(火)
今朝の新聞に餃子の王将の試食券が付いていました。貧乏大学生の頃を思い出し懐かしくなりました。昔から毎月1日に新聞にこの試食券が付いていたのです。自宅から通学している友達に自宅の新聞からこの券だけを切り取ってきてもらい、毎月20枚くらいは集めていたと思います。有効期限が当月末で、何よりこの券が優れているのは他の物を頼まず餃子一皿だけを頼むことが許されていることです。餃子一皿を頂き、券を出すだけでお金を支払わずに店を出られるのです。券を新聞から切り取る姿を見られた自宅通学の友達が、うちの母が飯食いに来いって言ってるよと優しく声をかけてくれることも時折有りました。今では交流がない友達もいますが、あのお母さん達今どうしていらっしゃるのかとふと脳裏を蘇りました(^_^)今度上京して時間があったらアツアツの王将の餃子をたくさん買ってお邪魔しようかななんて思ってしまいました(*^_^*)

 

9月2日(水)
昨夜、大学教授の優秀な後輩達と酒を交わし、長々深夜まで学問の進むべき道と指導法について論じました。やっぱり同じような水準での会話は楽しいですねー。当然、後輩の方がはるかに優秀なんですが、社会全体論になると経験値の差でどうにか追いつき同レベルの会話は保てたのではないかと自惚れています(^^;;勉強しない人生って何が楽しいんだろうね?っていう部分では全くをもって一致で、毎日同じようなことして、同じようなテレビを見て、同じような人と食事したりお酒飲んで会話するだけでは、深みのある楽しさは味わえないだろうなという見解です。学ぶことで知見が毎日毎日深まるからこそ楽しさが増幅していくのではないかと思います。何でもいいので、人生をかけて追い求めましょう。中高生は今から継続すれば、きっと楽しい人生が何倍にもなるはずです(*^_^*)

 

9月3日(木)

教室の方は学校より2日遅れで本日新学期開講です。頭の中は明明後日の体育祭一色という人もいるみたいです。そういう人は体育祭終了後、完全なシフトをして勉強一色になってくれるものだと信じています。今月の教室目標は、「今は何に集中⁉️切り替え力のアップ‼️」です。体育祭の次は文化祭そして対外模試、定期考査と9月は慌ただしく過ぎていきます。学校行事の準備期間も学習とのメリハリをつけることは言うまでもありませんが、行事終了後にいつまでも余韻に溺れず、次やるべきことに切り替えなければなりません。それが出来る人と出来ない人では大きな差が出ます。社会人になってもそうです。学生時代に切り替えが出来ない悪いクセをつけるのではなく、いつも切り替えられる能力を身につければ、将来自分の力を120%発揮出来るようになります❗️

 

9月4日(金)

近頃は中学、高校受験の入試説明会、研修会には他のスタッフへ参加してもらい、私はご無沙汰しておりました。しかしパートナーみたいにさせて頂いている長崎日大の説明会へ久々に出向き、長崎日大の躍進ぶりを肌身で感じました。中学受検では、万が一佐世保北中が残念な結果に終わった場合は、他の私立よりやはり長崎日大中に進学した方がいいのではと言うのが私の本音です。中高6年間の多感な時期に人間性も学力も同時に育てあげてくれ、大学進学でも色々な選択肢を確実に提供してくれる学校だと感じます。金立や時津の中学を勧める気にはやっぱりなれません。当然、うちの教室は佐世保北中に全員が合格してくれることを目指しています。ただ、入学検査では万が一ということもあります。小学生の保護者の方は今後行われる長崎日大の学校説明会にも足を運ばれたらいかがでしょうか。日程等は教室へお問い合わせ頂ければご案内致します。
9月5日(土)
明日の天気が不安ですね。どうせなら晴れて思いっきり体育祭を楽しみたいですねー(*^_^*)私は出張中で応援に行けませんが、想い出に残る悔いのない体育祭にして下さい。国公立大すべての学校の入試要項が出揃いました。いよいよ東大も推薦入試を導入します。AO、推薦入試実施校も過去最多の数になりました。自分が行きたい学校にそのような入試があれば超早急に対応して下さい。優秀な公立進学校には、医学部以外の推薦をあまり勧めない傾向があります。教科の学習をせず、AO、推薦だけを考えるのは私も問題があると思いますが、AO、推薦入試はチャンスを広げ、志望理由書などを真剣に書き上げ、プラスになることもたくさんあります。そして同時に私大、2次試験を見据えながら、センター試験対策へ力を入れて欲しいと思います。

 

9月6日(日)
昨日から博多、小倉を新幹線移動しながら、地元の人とどっぷり交流しました。するとその中で佐世保に住んでいるということはやっぱり不便なんだと感じました。単なる商店が多いとかの理由でなく、福岡に住んでいる人は地元以外の人との交流頻度が佐世保で地元以外の人と交流するより遥かに多いと思います。これは交通の利便性と学校、企業の多さが影響しているのでしょう。SNSがここまで発展しているので、最低限の交流には何の影響もありません。ただface to faceで交流することも大きく意味があると思います。しかし、現実は佐世保に住んでいるわけで、私に課題を与えられたのだと思います。これをボヤくだけでなく、彼らにはないメリットをもっと活かすこととデメリットをどのように軽減させるかということです。何日間か頭をフル回転させます(*^_^*)

9月7日(月)
数学の授業で何の抵抗もなく、次元という言葉を使っています。しかし、本来は数学の根幹を成すぐらい大切で深い概念です。でもイメージがわかない人は移動する方向の数と考えてもいいかもしれません。数直線とか図形の円や線分は1次元です。平面全体になると2次元、私達が住んでいる空間は3次元です。特殊相対性理論によれば時間と空間は密接に関係して4次元として捉えてあります。数学の座標を習った人は、座標軸の数、すなわち点を表すのに何個の座標を使うかと考えてもいいかと思います。そうすると、n次元空間という不思議に思われるものもなんとなくわからないでしょうか?そうなんです!空間の点を表すのにn個の座標が必要になる空間をn次元空間といいます。大学入試の学習ではあまり追究せず、この程度の理解でも十分にいけると思います(^^;;

9月8日(火)
世の中には色々な数字があふれています。数字という定量的な表現を使えば、物事を客観的に伝えることができるので、定性的な話に比べて誤解なく伝わりやすいです。しかし、広告、政府発表見解、マスコミなどを中心に数字が人をミスリードしてしまうケースが多いのも事実です。発表する側が嘘をついているわけではなく、数字力に弱い人が勝手に勘違いしているのです。たとえば、割合で母数(もとにする量[分母])を曖昧にして%をあげていることもあるでしょう。割合はもとにする量と比べる量の2つがあって初めて表現できる概念なのです。他には平均値にも隠された操作があります。データがばらついていて、あるいは数値が大きい方と小さい方に偏っていて平均値に相当するデータはほとんどないという場合もあります。平均値をみる場合は最頻値や中間値も考慮しないとその数字を提示した人から思うままに操作されることになります。他にもいくつかありますが、すべて中学校の数学までを深く理解出来ていたら判断できます。そういう意味でも解き方だけでなく、数値の意味合いまで理解できるような学習に臨んで下さい(*^_^*)

 

9月9日(水)
今日の参院本会議で公認心理師という国家資格を設ける法律が可決、成立しました。受験資格は大学で心理学などを修めたうえで、卒業後、大学院で必要な課程を修了した人や一定期間の実務経験を積んだ人に与えられることになりました。日本には心理系の国家資格がなく10年位前から議論されはじめましたが、精神科医系団体から反対を受け難航していました。昨年、同団体からの賛成を取り付け今国会成立となったのです。臨床心理士は民間資格にも関わらず、大学院修士課程へ行くか医師免許を取得するかという学歴制限が厳しいのが現状です。しかし標準的な年収は300万円位と割に合わない資格の一つとされていました。メンタルケア先進国のアメリカでは資格取得に9年間かかりますが、その地位は堅固としたものです。本日成立した法律で、心理学を専攻した人に受験資格が与えられ、きっちり勉強した人には免許が与えられるというかなりの改善ではないでしょうか。私が心理学を学び始めたのには当然この法律が制定されるという前提であったのは言うまでもありません(*^_^*)

 

9月10日(木)
保護者の方から考える力はどうしたらつくのでしょうかという質問をされました。よくある質問なのですが、まずは考えることが楽しいという成功体験をたくさん積むことが大切です。特に小学校低学年まではこれあるのみです。次にある一定の知識、類型化された問題を正しい手順に従って解く学力を身につける必要があります。その次に来る行動こそ、考える力がつくかマニュアル人間になるかの分岐点ではないかと思います。考える力は時間がいくらかかっても最後まで考え抜く根気強さ、本質を見抜く力です。マニュアル力は単純作業的に問題を素早く解く熟練力です。だから、ある一定の基礎知識が身についたらしばらくは時間を気にせず、解答も見ず、考え抜く期間を設けるべきだと思います。単元毎に、一定の知識を身につけ、熟考する期間をしばらく設け、熟練期間を設けるという学習パターンがいいのではないでしょうか。そういう学習を繰り返していると、自ら課題を見つけて、独自の解決法を編み出す創造力も養われるのではないかと考えます。当教室はそういう学習をさせているつもりです。(*^_^*)

 

9月11日(金)
今回の大雨は浜松市の大洪水から始まって、関東、東北地方に甚大な被害が出ていますね。ご関係の方が被害に遭われていらっしゃいましたら、心よりお見舞い申し上げます。河川も昔に比べてかなり整備されているはずですが、これだけ堤防が決壊しているのですから恐ろしくなります。私が幼少の頃、佐世保大水害があり我が家も被害を受け大変でしたが、今回はそんな比ではありません。こういう天災は毎年起こるわけではありません。何十年に一度あるいは何百年に一度の惨事です。急勾配の鬼怒川は昭和初期にはたびたび氾濫していたそうです。それを経験された方は高齢になられ、住民の記憶も風化していた可能性もあります。しかし、行政は危険性を認識していたはずです。住民に周知し、改修計画中であれその対策を講じていなければならなかったのではないでしょうか。これを佐世保市も長崎県も他山の石とし、さらなる対策を講じて欲しいと願って止みません。防災無線を注意喚起程度のことで日頃から使っている佐世保市は、いざ大災害という時にみんながまたかと思うのが一番怖く、まずは使用基準を見直すべきだと思います。

 

 

9月12日(土)
各学校で文化祭が華やかに開催されています。毎年この文化祭が文化の秋の開幕みたいに感じます。近年の佐世保ではYOSAKOIが秋の中心になっているようですが。私自身は、秋は華やかなイベントよりもこじんまりとした趣のある催し物へ行ってみたい気分です。そこに自然の美しさ、美味しい食べ物、温泉、じんわりくるような金管楽器とピアノが奏でるジャズがあれば最高ですね。美味しい食べ物の中でも、夏の間ご無沙汰しがちな魚の煮付けなど持ってこいのように思います。私が好きな魚の煮付けは、醤油、みりん、砂糖、酒をすべて同じ分量で味付けした物です。魚の種類によって若干は変わりますが、金目鯛みたいな濃厚な魚はこれがベストだと思っています。と色々妄想していますが、まずは第3回定期、推薦入試を終えるまでの10月末のお休みまでお預けみたいです。

 

9月13日(日)
日々高校三年生と具体的な進路を検討しています。何を学びたいかより場所へのこだわりが強いのが現状です。でもそれを全面的には否定出来ないように思います。。例えとして適当かどうかはわかりませんが、日本で一番焼き肉店や精肉店が多い街は長野県飯田市です。満洲開拓時に満洲に渡った日本人の出身地は長野県が一番多く、中でも飯田市周辺のエリアはダントツなのです。中国で羊肉を焼いて食べるジンギスカンに触れそれを日本に持ち帰り広まったとも言われています。それまでは飯田では肉を煮て食べる文化しかなく、ジンギスカンをきっかけに肉を焼いて食べる文化が広まったみたいです。どの街へ行くかで今後の人生の出会いや経験も変わり、大きな影響を与えることは間違いありません。似たような思考をした人が同じ街、同じ大学へ集います。とはいえ、自分が大学へ行く目的を持っていないのは問題です。色々な要素に対し、バランスを持った考え方で最終的には自分で決断して下さい(*^_^*)

 

9月14日(月)
自民党の教育再生実行本部が、優れた教員を得るためとして、小中高の教員を「国家免許化」するとの提言をまとめました。近年の学校を取り巻く環境は複雑化していて、ペーパーテストに強い人ばかりを集めるより、現場で起きるさまざまな課題に臨機応変な対処ができる人材がますます求められるという専門家の反対意見があります。さらに国家に都合の良い教師を増やそうとしていて、文科省が免許を授与すると異論があっても物言わぬ教師が増えるという反対意見もあります。しかし、現制度は粗製乱雑といっていいほど簡単に免許が取れ、もっと勉強しなければ取れないような資格にしなければ生徒達のためにならないという賛成意見もあります。私は両者の意見どちらにも納得します。だから現場に近い各地方自治体の長、教育委員会⁇、校長経験者、大学の教職指導者などの見解を全国的にもっと集約して結論を出すべきではないかと考えます。

 

9月15日(火)
世の中には本当に色々な本が出回っています。しかし、how to本だけは読めば読むだけ考える力がどんどん削ぎ落ちるのを感じます。今の子供達は私達の時代よりも予測困難な時代を生き抜かなければなりません。どんな回り道も糧に出来る力こそ、これからの世の中を生きて行くには必要ではないでしょうか。それを親が行動で示さなければならないと思います。個人指導の家庭教師として私がお宅を直接伺うことは近頃ありませんが、今までに200軒くらいのご家庭を訪問しました。すぐに答えを求め、すぐにわからないと言って解説を求めるお子様のお宅には、必ずhow to本と言われるマニュアル本が何冊もあるのです。お子様の考える力とマニュアル本の相関関係がビックリするほど高く、何かの時のためにデータ化しようかと思ったくらいです。「1週間で10㎏ダイエット法」とか「絶対に儲かるFX」とか「頭が良い子の育て方」みたいな本は資源ゴミに出すと、思うように痩せ、お金も増え、お子様の成績も上がるかもしれません(*^_^*)

 

9月16日(水)
私達の年代は英単語を書いて覚えるということを重視しがちです。しかし、高校3年生にとってはその方法は誤りです。手で書くとものすごく時間がかかります。英単語だけにそんな時間を割いていたのでは、総合成績には結果が出ません。まして、センター試験を始めとしてほとんどの入試で単語を書く必要がないのです。目で覚える習慣を身につけるのが最速化の第一歩です。1単語を1秒でパラパラめくりを繰り返して覚えるのが効率的です。短い時間で何度も何度も繰り返すのです。そして時折、耳で聞き、声に出すと記憶が定着しやすいように思えます。実際に上記の方法をやってみると分かりますが、書いて覚えるより見て覚える方が断然頭が疲れます。しかし、書いた時と比べて、同じ数の単語を5分の1くらいの時間で覚えています。高校2年生もそろそろ見て覚える方法へ転換してもいいかと思います。単語が出来るようになったらイディオムです。イディオムが出来るようになったら文へチャレンジして下さい。

 

9月17日(木)
安保関連法案が参院特別委員会で可決しました。今回は国民が、賛成、反対、中立と、ものの見事に三等分されているように思えます。賛成派は中国による海洋進出の活発化で日本を取り巻く環境を安定すべきだという方々が多いのではないでしょうか。反対派は戦争法案であるというのが一番の極論で、憲法に抵触するような法律を作ることは許せないということでしょう。中立派は日本の防衛環境も変えなければならないし、アメリカとは密な関係を築いていなければならないけど、この法律は憲法違反の可能性が高いから、憲法改正をしてから法律を作るべきだというのが大半のように思います。現実的にみるとこの法律はここまできたら通過してしまいます。それよりも、ここまで意見が分かれている法案に対して、成立を求める意見書を長崎県議会は全国に先駆けて7月に可決しました。この事実を4年後の統一地方選まで忘れたらダメなのではないでしょうか。私は少なくとも県民の意見を全く聞かずにこの意見書に賛成した議員には投票する気になれません。

9月18日(金)
政治とは思えないようなやり方で国政が進んでいます。そういう事が注目される中、国際経済もじわりじわりと変化しています。アベノミクスの狙いの1つである日本人投資家の海外投資が停滞する可能性が出てきました。ドル調達に関わる上乗せ金利が欧州債務危機以来の水準まで上昇しているのです。円需要が低迷し、ドル需要が旺盛で海外勢の間で円資金のニーズが低下しています。さらに中国では経済開放の文書を深夜に発表するという異例のことも行いました。日本がその場をとりあえず乗り越えていく中で、世界は徐々に変化しています。細かな変化まで追うことはなかなか出来ませんが、世界情勢を見極めながら進んでいかなければなりません。AO、推薦入試を受験する人、小論文が入試に課せられる人は新聞の行間も論理的に考えられるようになって下さい。また、そういう入試を受けなくても人生の方向性を決めていく際には国際情勢も影響します。自分には関係ないではなく、皆さんが社会全体を見る力をつけて欲しいと思っています。

9月19日(土)
深夜の参議院TV中継で本日は寝不足でした。昔は徹夜しても平気でしたが、残念ながら歳なのでしょうね。身体が‥‥‥(^^;;しかし、同じ日本人でここまで考え方が違うのだろうかと思うと同時に、同じ政党の人がよくここまで一枚岩になれるものだと何か不思議な思いだけが残った深夜の出来事でした。教室では色々なカウンセリングが日々続いています。そこで思うことは、うちの教室に通っている生徒は本当に恵まれていると痛感します。親御さんが毎月の安くない月謝を払い続けてくれる上に、子供のことを本当に心配してくれています。私はその親御さんの気持ちも含め、頑張る人は偉い人、頑張り抜いた人は幸福な人と信じて、中途半端な妥協案は提示せず厳しくもありたいと思っています。一度や二度の失敗が人間を決めるのではありません。失敗をどう学ぶかが人間を決めるのではないでしょうか。勇気を出して現在の自分の力、自分の人間力を真正面から見つめ、これからの伸びしろを楽しめるようになりましょう‼️

9月20日(日)
13年ぶりのアメフェス!盛り上がっているんだろうかと気がかりながらも教室にいました。しかし、中高生はシーフェスには気を取られますが、アメフェスって⁇という感じで全く関心がありません。うちの教室生が勉学に熱心でそうなのかもしれませんが(^^;;10年一昔と言いますが、若者文化は特にそうですよね。高校3年生でさえ最後のアメフェスのとき4~5歳ですから、行ったことがあったとしても微かな記憶だけでビッグイベントとして感じていないのでしょう。今の色々な出来事も言い伝えられたり、定着しない限り10年後の高校生は何それ⁇と言うのです。インターネットの文化がここまで進み、過去の事もすぐに検索出来るような気もしますが、意外に今のこととこれからの予定における自分に直接関連があることしか見ていないのかもしれません。10年後の社会が想像し難く、大きな変化が起こっていることは間違いないように思えます。

9月21日(月)
敬老の日の今日、各地で敬老の催しが行われていました。今回お祝いされている方々は高度経済成長の日本を率いた功労者だと思います。衷心より感謝致します。80歳以上も1000万人台に上り、65歳以上が全人口の4分の1という超高齢化社会ともなっています。長崎県だけを見てみると、65歳以上がほぼ3割にもなっています。次の世代の責任も義務も重大です。私達世代もあと10年で高齢者の仲間入りです。私達もまだ頑張らなければなりませんが、今の若者はもっと頑張らなければなりません。中高生は将来力を発揮出来るようにするためには、今基礎力を構築しなければなりません。自分が生きていく力を身につけることは最大の目的ですが、次には家族、地域、国とどんどん大きいものを背負わなければなりません。そのための第1段階として明日、明後日の過ごし方は自明の理でしょう(*^_^*)

 

9月22日(火)
7分の1の割合でしか起こらないシルバーウィークも明日までです。定期考査へ向けての学習は順調に進んでいるでしょうか。私は相変わらず貧乏暇無しの生活を送っています。安倍首相は在職1000日を迎え「毎日、毎日、全力を尽くしてきた。あっという間の千日だった」とコメントしています。やりたいことを実現するには長くやらなければならないとさらなる長期政権を目指しています。私的にはもうこれ以上続けるのは勘弁してよという気持ちで、バランス感覚に優れているリーダーが出てこないか待ち望んでいます。しかし、首相が今まで全力を尽くしてきたのは本当でしょうね。これだけ国民に理解されない法律を、同じ仲間にはきっちり浸透させ支援してもらっているわけです。全力を尽くすと周りの人たちが自然とエンロールされるいい例ではないでしょうか。君達も一生懸命頑張っていれば必ず周りの人は応援してくれるはずです。少なくとも私は誰よりも本気で頑張っている人には最大のバックアップをすることを約束します(*^_^*)

 

9月23日(水)
国内の大学は太平洋戦争に協力した反省から、長らく軍事研究からは距離を置いていました。今回、防衛省が軍事技術への応用が可能な基礎研究費を支給する初の公募に少なくとも16大学が応募しています。東京大などの旧帝大が応募していないのが何よりの救いですが、地方の国立大は比較的多く応募しています。やはり予算が少ない大学は背に腹を変えられないのでしょうか。何事にもある一定の経済的余裕がないとダメだと教えてくれているように思えます。しかし、私は軍学共同研究が歯止めなくなり広がり、学問の自由が脅かされる懸念を感じざるを得ません。2019年問題を契機に国公立大を含め大学としての機能を十分に果たしていない3分の1くらいの大学を閉鎖すればいいのではないかとも思います。そうすると国家予算もある一定のラインで配分され、大学の入学者レベルも向上し、国力も増すように思えてなりません。でも、日本はどんな方向にも転換出来る方策をどんどん掴んで、恐怖さえ感じ得ません。

 

9月24日(木)
高校3年生にとっては、いよいよ明日から高校生活最後の定期考査ですね。きっちり結果を残して下さい。高校とは受験勉強だけをするところではないので、最後まですべての教科を勉強して高校卒業の教養を身につけなければならないという正論もあります。しかし、あまりにも真面目に取り組むと1年という期間を余分に過ごすことにもなりかねません。少子化に合わせて浪人は流行らなくなっています。この定期考査が終わったら、効率がいい受験勉強に専念していいのではないでしょうか。自分の受験に必要なものは学校でも全力を尽くす。でも受験に必要がないものはほとんど手をつけない。国語がセンターでしか必要ないなら完全に学習法が変わるように、どういう入試によるかで学習法は大きく変わります。残り4ヶ月は徹底的な効率化を求めましょう(^_^)高校2年生以下はまだまだそういう考えは捨てて、全部をやっていた方が結局は効率がいいということになります。

 

9月25日(金)
秋が少しずつ近づいているように思えます。4月と10月は企業も新しいことを始めようとします。TV局なども積極的に番組改編を行います。新聞を見ても各企業の新たな取り組みが次から次へ取り上げられる時期になってきました。スポーツ、文化の秋でもありますが、勉学の秋でもあります。勉学の仕方も文化です。何かに行き詰っている人は新しい勉強の文化を創造したらどうでしょうか。自分なりのやり方がぴたっとくる場合も多々あります。読書の秋でもあります。部活や宿題に追われて本を読む時間がないという人もいます。私はそうは思いません。どんなに忙しくてもビジネスマンを始め、ある一定の層は必ず読書を楽しんでいます。すべての本が有益だとまでは言いませんが、知らない知識を得ながら疑似体験ぽいものを空想出来るという意味でも、読書の魅力は限りなくあります。私の将来の夢は塾の最前線から一歩離れた時に、多くの本を抱え、飛鳥で世界一周することです。出来たらどんなに幸せだろうかと考えただけでワクワクしていまいます(*^_^*)
9月26日(土)
長崎県立大学が何か躍進しようとしているのを感じます。出身者には本当に申し訳ございませんが、旧国際経済大はお世辞にもアカデミックな学校とは言えませんでした。以前経営していた個別指導の塾で国経大の学生を講師としてかなりの人数採用していましたが、その学力の低さには辟易するものさえありました。それ以来、学生講師を採用することにかなり慎重になっているのは事実です。ところが、東京大学出身で慶応大学でも教鞭を取られていた太田先生が学長になられ、県立大学のポジションと使命を正確に把握され、それにそった改編をなさっているようにも感じます。実戦力とたくましく進むぞという気概を感じる組織改編で、これだけ実践的なカリキュラムが実行出来れば学生は全国から集まって来ると思います。教員も中央から招集され、人脈の広さが滲み出ています。将来、長崎県や佐世保市などの地元で働きたい人にとってはかなり有利な大学になりそうです。と同時に、将来どういう方向に進むか、大学の特色を見極めながら大学を選ぶ時代の幕開けさえ感じます。今までの偏差値で大学を選ぶ時代は終焉です‼︎

 

9月27日(日)
今日は中秋の名月で、まだ夏の名残りをまだ感じる時期です。ところがインフルエンザの集団感染がもう出始めたそうです。東京や千葉、長野、愛媛などでは学級、学年閉鎖の学校も出ています。まだ、長崎県での集団感染はないみたいですが、いつ流行るかわかりません。この時期だからと油断せず、手洗い、うがいなどの予防と早めの医療機関の受診をして下さい。今は、タミフルやリレンザなどの抗ウイルス薬が進んでいますので、おかしいと思ったらすぐに病院へ行けばたいてい1日~2日で症状は治まります。ただ元気になったからと言って、ドクターストップがかかっている期間は教室の方も休んで下さいね(^^;;勉強したいと、はやる気持ちは十分に理解出来ますが、他の人へ迷惑をかける可能性がある行為は避けなければなりません。さあ、明日から三日間、第3回考査で今までの勉強の成果を遠慮せずに存分発揮して下さい❗️明日の試験が終わったら明後日の教科を、明後日の試験が終わったら明明後日の教科に全力を傾けましょう(*^_^*)

 

9月28日(月)
東京オリンピックの開催都市追加提案で、野球、ソフトボール、空手、ローラースポーツ、スポーツクライミング、サーフィンがIOCに提案されることになりました。秘かに特訓し、ボーリングで出場を狙っていた私としてはちょっと残念です(笑)今日も3週間ぶりにボーリングクラブへ午前中行ったのですが、なかなかの調子でしたので、理事会の発表を心待ちにしていました(^_^)しかし、これからも運動不足を少しでも克服出来て、健康維持のために、週一のボーリングを楽しもうと思っています。そのニュースとほぼ同時に発表された福山雅治さんの結婚は凄い反響ですね〜(^_^)長崎にビッグな経済効果をもたらし、長崎の活性化に貢献しているスターを心より祝福し、末永い幸せを願いたいと思います。しかし、女性ファンの中には落胆し、まだ受け入れられないとかいう人もいるみたいでビックリです。うちの教室の生徒の中にも先日の稲佐山ライブに行った人がいるみたいですが、落胆して、明日、明後日の試験にやる気が無くなったとか言い出さないで下さいね(^^;;

 

9月29日(火)
今日は静岡出張の予定でしたが、先方も別日が都合良さそうで、さらに教室でも明日の考査教科である物理の個別指導を求める子達がいたので、取りやめて教室にいました。すると、質問が多いこと、多いこと。授業中にもう少し質問してよって感じです。試験直前にしか勉強出来ないのは少し寂しい気もします。普段から勉強の楽しさをもうちょっと感じて欲しいとも思います。明日で考査も終了します。明後日からの質問は歓迎しますよ。ただ、自習中に一人で何問も質問する場合は個別指導を予約して下さい。突然の一人の質問に1時間近く使っていたのでは、他の予定が狂い、他の人の質問も受けられません。一回の質問は多くても2問までにして下さい。問題演習の授業中はいくらでも質問を受けます(^_^)ニュートンが力学を進めるために作り出した数学のツールである微分積分ですが、今回の考査で高2、高3はニュートンづくしでしたね。今の時代にニュートンがいたら、今の数学、物理ももっともっと進んでいたでしょう。ニュートンが存在していなかったら、こんな勉強しなくて良かったのにと嘆く高校生もいましたが、これだけ色々な文明的な生活が出来るのは、ニュートンが物理の基礎理論を作り上げてくれたからではないでしょうか(*^_^*)