福田英治 STUDY DIARY 10月号

10月1日(木)
くまモンに別れを告げて、新幹線、みどりの中で来年1月までのスケジュールを調整しました。カレンダーで見ると、各大学の推薦入試も年末も北中検査もセンター試験もあっという間ですね。小6は1月分の授業をすべて北中検査前に振り替えます。そうすることで、冬期講座の時間数を少しでも軽減でき料金もお安くすることが出来るかと思います。九州大学が再来年から4学期制を導入することにしました。数カ月単位の留学を可能にし、グローバル化に対応出来る人材育成が大きな狙いです。今日の夕方は天候判断を誤りました。あの爆発的な暴風が夜まで続くのではないかと思ってしまったのです。それに大雨が絡むとお迎えが大変で、夕方の生徒の出足が遅かったので欠席も多いのではと判断しました。ところが、さすがにフクダスタディーの生徒です。あの暴風雨の中、びしょびしょに濡れながらもほぼ100%の出席で、更には大雨警報も解除されました。そういう状況でしたので、せっかく来た生徒達に申し訳なく、ご迷惑をおかけするとは重々承知の上、一斉連絡の後、さらなる変更を致しました。私の判断ミスで、二転三転しご迷惑をおかけし本当にすみませんでした。心よりお詫び申し上げます。

 

10月2日(金)
昨日は連絡事項を再度変更し申し訳ございませんでした。東日本は大変みたいですが、佐世保は昨日と打って変わっての秋晴れで爽やかな気持ちでしたね。イギリス教育専門誌が発表した世界大学ランキングで東大が昨年の23位から43位に大きく順位を落とし、アジアの中でもシンガポール国立大や北京大にも抜かれました。京大も昨年の59位から88位に転落しました。東京工業大、大阪大、東北大は昨年200位に入っていましたが、今回は上位200位に入れず、200位以内は東大、京大の二校だけとなってしまいました。中国、シンガポールも同様の二校ずつです。韓国は四校入っています。全体の1位は米カリフォルニア工科大で五年連続となります。世界の上位20校中18校を米英の大学が占めています。ランキング に何の意味があるのかとおっしゃる方もいらっしゃいますが、研究、就職などなど意外と広い範囲で影響あります。私は君達の中からも世界のトップクラスの学校で研究する人が現れないかと願っています(*^_^*)

 

10月4日(日)
昨夜のラグビーワールドカップのサモア戦は余りの感動に鳥肌が立ってしまいました。個の力を集団の知で倒すことが出来るということ、練習は奇跡にも近いようなことさえ引き起こすのだということを改めて学ばせてもらいました。そしてこの勝利が自分達の栄誉のためだけでなく、日本のラグビー界に及ぼす意義を選手達が肌身を持って感じていることではないでしょうか。人間は自分のためだけのことより、人のため社会のためになるようなことに火事場の馬鹿力を発揮出来るものだと思います。選手達は本気で今後のラグビー人気を考えているのです。2019年の日本開催のワールドカップ、開催国でありながら、今の日本のラグビー人気では盛り上がるわけがありません。競技場などのインフラも大事かもしれませんが、その競技への関心が高くなければスポーツイベントの価値を発揮することは出来ません。ラグビーは面白いですよ(*^_^*)みなさん、一度競技場へ足を運んでみてはいかがですか⁉️^ – ^

 

10月5日(月)
昨日、今日は本当に忙しい日でした。睡眠時間3時間くらいで午前中ボーリングへ行き、昼休み時間に銀行関連などの雑務を終わらせ、昼から面談、個別指導、業者、来訪者対応、電話対応としていると昼ご飯も食べずに、夕方の授業、夜の授業を迎えてしまいました。明日までが今日に近い状態で、電話対応等がおろそかになるかもしれませんが、お許し頂ければ幸いです。勝手ばかりで申し訳ございません。明後日以降は平常の形に戻ると思います。平常は2時から5時までは電話、面談も大丈夫ですので、何かありましたらお気軽にご連絡下さい。私はこの忙しさが実は好きなのかもしれません。家でボーと過ごす事がなかなか出来ません。そういう日をあまり経験していないから、その良さがわかっていないのかもしれません。しかし、どちらかというと家にいるより友達と交流している方が好きです。貧乏性なのかもしれません。でもあと数年はこのままだと思いますので、ご承知置きの上、あしらって頂ければ幸いです(*^_^*)

 

10月6日(火)
県立大地域創造学部開設記念講演会へ行って来ました。講師の増田寛也元総務大臣、前岩手県知事が地方創生と大学の果たす役割について最新データを基にわかりやすく説明して下さいました。長崎県からの転出が多い時期というのは、ここ60年間で他の地方県と同様に高度成長期やバブル経済期およびリーマンショックの三度大きな波を経験しています。以前は東京圏、大阪圏、名古屋圏への転出が多かったみたいですが、近年は東京圏一極集中です。将来推計における増減では、長崎県は自然増減より社会増減の影響度の方がやや大きいということです。ということは産業の活性化しかないはずで、それができる人を政治家として私達は選ばなければならないのでしょうね。30代後半の夫婦が平均年収500万を得られる街作りが出来た時に地方創生が叶う時だという話もありました。佐世保市はまだまだでしょう。みんなでそういう雇用をたくさん作り出さなければならないとヒシと感じました。私も微々たる力ですけど精一杯頑張りたいと思います。

 

10月7日(水)
文科省が日本型教育を海外へ輸出すると打ち出しています。日本型教育とは、掃除、給食、部活、運動会などを含んだ学校教育のあり方です。本当にこんなことを真顔で言っているのと初めて聞いた時にはビックリしました。しかし、よくよく考えてみると日本人の文化、平和思想、発想、行動形態をどんどん広げていくことは、安保法案で可決された目には目をの思考よりも、よっぽど安全保障政策になるのではないかとも思います。日本人の思想を諸外国と共有することで、しっかりした絆を作ることも可能になるかもしれません。教育というのは世界を変えてしまうほどの力を持っているはずです。綺麗に掃除をすることで、自分の気持ちもすっきりし、他の人も心地よい気分にすることが出来ます。給食でみんなが同じ物を食べることで何となくみんなが同化出来ます。部活で得る人間関係、和の中にも素晴らしいものがあります。文科省が発表している規律正しさや高水準の学力だけでなく、先まで考えた政策であればいいアイデアではないでしょうか⁉︎お役人さんにその真意を聞きたくてたまりません(^_^)

 

10月8日(木)
ノーベル賞の発表が連日続いています。物理学賞の梶田隆章先生、生理学医学賞の大村先生と2日続いた時には化学賞、文学賞も日本人からと期待しましたが、そこまでは届きませんでした。しかし、2008年以降の勢いは凄いと思います。私が高校受験の時、社会の受験勉強でノーベル賞受賞者の名前を覚えたものです。当時、湯川秀樹、朝永振一郎、江崎玲於奈の物理学賞の3名と川端康成の文学賞、佐藤栄作の平和賞で5名が受賞したと暗記しました。それ以来80年代に2名、90年代に1名、2000年代に8名、10年代になって今回を含め8名が受賞され、日本人受賞者は24名になりました。日本人の活躍は素晴らしいですね‼︎受賞者を輩出した大学へ進学すれば、本物を味わえるかもしれません。さらには、君達にもノーベル賞の可能性があるかもしれません。研究畑に進みたいと思っている人は考慮する価値があると思いますよ(*^_^*)私が生きているうちにうちの卒業生がノーベル賞を取ってくれたら、どこまでも祝福に行きますよ(^_^)

 

10月9日(金)
やる気を出すにはどうしたらよいかとかいうご相談もよく受けます。私はモチベーションをあげやすくする方法をいくつかご紹介することもあります。しかし、また同じような波がやって来て、いつの間にかやる気がなくなってしまうということがよくあります。それよりもどちらかというとルーティンを作り上げることの方が大切だと思っています。成績が上がらずとも上がるまで繰り返しの波を作るのです。毎日、あるいは曜日ごとにスケジュールを固定化し、何をやるということまで決めてしまいます。やる事を詳細に詰めていればいるほど効果は出ます。そしてルーティンからと外れたときは修正します。その時に、あまり過去を反省し過ぎず、前と同じ流れを繰り返せばいいのです。社会で成功している人はやる気に左右されず、同じことを繰り返しているように思えます。やる気をもつことは素晴らしいことです。しかし、やる気スイッチを探していて、数年経過したのでは元も子もありません。まずは自分の型を作り上げましょう(*^_^*)
10月10日(土)
今日が体育の日という日付感覚がまだ抜けきれません。20数年前、結婚式を挙げるのはこの日しかないと主張したのを覚えています。そこまでの人生で体育だけが面白いものと思っていたのでしょう。(^^;;しかし、仲人さんの「その日は日が悪い」という一言で別の日に変更することになりました。それ以来、科学的根拠がないものは一切嫌いになってしまいました。慣習(迷信)などによる成果の影響を研究している先生がいらっしゃいます。例えば受験の出願に際して、受験番号1桁の生徒の合格率とか大安吉日に出願した人の合格率とかお守りの所有個数による合格率とかです。学術論文としては統計的観測がまだ足りないようですが、途中経過を聞いたところでは、上記のようなことにこだわる人の合格率の方がすべて低いそうです。受験とは自分の力を計る場なのです。仮説ではありますが、他の要素に自分自身の闘いを転嫁する時点で、自分に負けているのではないでしょうか。科学がすべてではありませんが、余計なことを考えずに自分の力を最大限蓄え、それを最大限発揮することを考えた方がいいように思います(*^_^*)

 

10月11日(日)
今日の長崎新聞の紙面を見て違和感を抱きました。「デジタル読解力平均以上 日本の15歳、OECD調査」とありました。国際社会の中で平均以上で見出しになるのでしょうか⁇平均とはほぼ真ん中で、どちらかというと競争社会では落ちこぼれの方に近いと思うのですが。多分、どこかの通信社の配信記事でしょう。今、大学生のパソコン技術は確かに向上しています。しかし、高校生に関してはもう少し活用し、今までよりも効率的な学習を出来るようにした方が教育水準は上がると思っています。以前の学習よりも情報量も増え、情報のスピードも求められる世界になっています。パソコンは勉学以外のことにも使え、使い方次第では勉強から遠ざかってします。しかし、すべてを性悪説で考えると発展を阻害してしまいます。分別ある行動のもとで、上手に使いこなせば必ず効果は上がります。私は国際社会の平均で納得せず、大学受験までには色々な機能を使えるようになっていて欲しいと思います。シンガポールや韓国の高校生は真の意味で使いこなしています。グローバル社会では彼らと同じ土俵で仕事をすることになります(^_^)

 

10月12日(月)
楽しいゴルフと先輩の社長就任祝賀会で久々のリフレッシュをしました。気さくなメンバーとゴルフするのは楽しいです。でも自分なりにスカッとした当たりがないと内面からの満足度は低いですね。練習していないとボールが右へ右へとストレスが溜まっていきます(^^;;勉強でも同じですよね。自分が学習したところがテストで問われ、その応用がスムーズに解答できたときの快感は何とも言えません。自分の考えをまとめるときもまた同じようにまとまったときの快感を伴います。そのために必要なことは、文章を書く習慣を身につけることです。文を書くことで、自分の考えがいかにあやふやなのか気づきます。その中で用いる慣用句や熟語を使うときに、今の自分の考えはどの言葉に近いのかしっかり考えます。そうするうちに自分の考えはだいぶまとまっていきます。考えていないから文章を書けないのではなく、文章を書かないから考えがまとまらないのです。

 

10月13日(火)
長崎日大高校の特別授業に参加させてもらいました。慶応大学の井庭崇准教授によるプレゼンテーションのワークショップを中心とした授業です。今の時代にプレゼンテーションの重要性は言うまでもありません。高校生にわかりやすく、実習を通して指導をなさいましたが、私にとっても学ぶことがたくさんありました。先生は時代感覚をC-C-Cと捉えていらっしゃいました。Consumption(消費社会)の時代はほぼ終わり、今の時代はComunication(狭義の情報社会)であり、今後はCreation(創造社会)が到来するということでした。創造社会のlearningでは「つくる」、presentation では「創造の誘発」、collaborationでは「育成」がキーワードということです。今回はプレゼンテーションが中心話題でしたので、現在の伝達型プレゼンから今後は聴衆者が創造力を働かせるような誘発剤になることが求められるということです。先生の研究はパターンランゲージというものを中心に他方向へ展開なさっていますが、NHKのEテレに出演なさったりとあらゆる方面へパターンランゲージを普及されています。これが私にとって学ばなければならない一つのカテゴリーになったことには間違いありません(*^_^*)

 

10月14日(水)
実践的なものづくりの技術をベースに、数学を通じて世の中に貢献したい若手人材を育てたいという佐世保高専が、九大IMIと協定を結びました。こういう協定を結ぶことで、佐世保高専の学力水準は向上すると思います。やはり独立行政法人と言えども国立の高校ならでは成せる業ですね。それに対し、県教委も市教委も一度解散し、役所から完全に独立した新しい組織を作り、人事も刷新し、業務内容も一から見直すべきではないでしょうか。今回は市教委が定例教育委員会の議事録作成を16回分怠っていたということです。その言い訳は、他の業務が多忙で優先順位が下がっていたとのことです。それで教育長も次長も口頭厳重注意だけですね。誰もがこれではと思ってもしょうがないのではないでしょうか。もしかしたら定例会の内容にあまり意味がない可能性もありますが。教育現場がいくら頑張っても、リーダーがだらしなければその効果は出てきません。学校や私達がもっと頑張って、優秀な人材を輩出しなければならないのでしょうね。

 

10月15日(木)
北中検査まであと3ヶ月を切りました。これから週に1回の平常授業と冬期講座で最終の作文指導に入ります。今まではとにかくたくさん書かせました。文を書くことに慣れて欲しかったのです。そして今までに書いてもらった文章もたくさん預かっています。実はここからが作文の点数を上げる仕上げなのです。最後の指導法にはかなりの自信を持っています。自画自賛ではありますが、今の合格率に大きな影響を及ぼしいることには間違いないと思っています。今まで預かっていた文をもとに、今からどんどん修正してもらいます。私が添削しても子供達の作文力はあまりつきません。一つ一つの秘訣を伝達しながら、自分で書いた文章を校正させます。この時期にならないとなかなかやれない指導なので、早い時期にはもどかしさもあるのですが、来週から本格的に突入します。企業秘密もあるのですべてをさらけ出しわけにはいきませんが、まずは一文一義を徹底します。そうすることによって、書きたい事柄が整理され、ねじれた文になりません。さらに後から修正しやすく、読み手にわかりやすいのです。

 

10月16日(金)
高木復興相が約30年前に下着泥棒をしたということで、記者から質問責めにあっています。大臣になる人は青年期も含めて常に聖人君主でなければならないのでしょうか。女性の方からしたら、そんな人は許せないし、大臣になる資格がないと言うことになるのでしょうか。このニュースを聞いたときにちょっと考えてしまいました。もし、高木復興相が現場主義で斬れる人で過去のことを払拭するくらいに実績を積み重ねていたら、日本としては潰さずに活躍してもらった方がプラスでしょう。しかし、私も大嫌いなコソコソした悪だったら大臣などなるべきでないと思っています。ただ、30年前の出来事を重箱の隅をつつくように今持ち出す必要が有るかは疑問です。残念ながら、当教室の資産価値がないような数冊の古本も誰かが本棚から持って行ったままです。正直に名乗り出て謝りに来るか、少なくとも本棚に戻して欲しかったのですが、それも叶いませんでした。青年期の悪さは誰にでもあるし、とやかく言うつもりもありません。その後にきちんと名乗り出て謝罪する勇気もないようなら悪さをすべきでないし、こうなったら該当者は潔く教室を去るべきだと思います。自分でけじめをつけ切れるようにならなければ、社会人になったときにもっと大きな問題を引き起こす可能性が高くなります。

 

10月17日(土)
昨日からYOSAKOI佐世保祭りが開催されています。佐世保でよさこいが始まってもう18年になりますね。よくよく考えたら、今の高3生が生まれた頃に始まったのです。今日は13会場で踊り子さんはノンストップで演舞を披露していました。名切公園、松浦公園からの音が教室には響き渡り、いつもとはちょっと違う1日でした。高3生のほとんどは学校での模試終了後、自習室に来ていましたので、やっと本格的なスタートガ切れたのだろうとホッとしています。明日18日は18回目の、今回参加した180チームの中から選ばれた18チームのファイナルステージです。明日のラッキー数字は18なのかもしれません。18尽くしです。明日、高1、高2生は新人戦が多いみたいですね。秋は本当に行事が目白押しです。その中でも、しっかり自分がなすべきことはやって下さい。よさこいを見に行くのも構いません。新人戦に全力投入することもいいことです。しかし、模試前で学校の課題もたくさんでています。今こそ両立を求められている時期かもしれません‼️勉強の文化を作って下さい(*^_^*)

 

10月19日(月)
人間の幸福度の違いは何から発生してくるのでしょう。価値観が異なる私達一人一人ですが、共通して言えることは生きていることを実感し、自分の能力を発揮でき、他者のために行動しているかどうかということではないでしょうか。3人のレンガ職人という話があります。Aさんはひたすら言われた通りに真面目にレンガを積み上げています。Bさんは完成する教会をイメージしながらレンガを積み上げています。Cさんは教会を使う人々を幸せにしたいと思いながら夢をもってレンガを積み上げています。誰が一番幸福度が高いかは一目瞭然です。Aさんはjob(待遇、金銭、ネームバリュー)、Bさんはcarrier(専門性、より高い地位)、Cさんはcalling(夢中、天職)を行っているのだと考えます。私は学習も同じではないかと思います。将来の自分は現在の自分の延長線上にいます。今、どんな考えで勉強に取り組んでいるかは、今の効率もさることながら将来の思考に影響を及ぼします。幸福度が高い人は、本来の寿命よりも10年延びるという研究結果も出ていますよ(*^_^*)

 

10月20日(火)
地震保険の支払い用紙が届いていたので、ちょっと詳細を見てみたした。今まであまり知らなかったのですが、保険料が地域によって3倍も違うのですね!車の保険が年齢によって大きく変わるのは今までの経験から感じていたのですが、確率論は社会の中で活用されていますね。それにしても、千葉、愛知、三重、和歌山、東京、神奈川、静岡の保険料は高いです(^^;;地震動予測地図がそこまで信憑性が高いかどうかは疑問ですが。不思議なことに大学入試では地震確率が高い地域にある大学の方が難しく、受験生に人気がある傾向にあります。高校1年生の次回の定期考査は確率が試験範囲に入ります。授業では、確率が社会の中でどのように活用され、どのような計算をやっているのかも、時間的余裕ががあれば突っ込みたいと思います。単なる計算よりもその意義まで理解してくれれば他の学習にも活用できます。しかし、テストで点数を取ることには燃えてくれるのですが、そういう部分には残念ながら消極的になる人が今までの経緯では多いです(^^;;今回こそは(*^_^*)

 

10月21日(水)
国立大学の内26校が文科省の方針通り人文系学部を見直しました。茨城大など9校が教員養成系学部で教員免許を卒業要件にしない、いわゆるゼロ免課程の廃止を打ち出しました。この制度には長所も短所もあげられると思います。長所として、まず教員養成系大学出身の先生は、大学時代の友達がみんな教員で、さらに働き始めてからも教員ばかりとしか付き合わず視野が狭いと批判されることもあります。それが大学時代に教員にならない友達も作ることで少しは視野が広がる可能性があります。しかし、その部分に関しては別の改革法があるように感じます。次に教員養成系または教育学部は同じ大学の他学部よりも入りやすい傾向にあります。だから、教員の学力レベルが低いと批判されています。教員免許が必須でなければ、色々な受験生が集い難易度は上がり、ペーパーの学力レベルは上がるかもしれません。逆に短所としては、本当に教員になりたいと思い続けている受験生の入学を阻害するかもしれません。偏差値で大学を見た時に数値が高ければ避けてしまい、他の学部を選択するかもしれません。入試制度、大学の中身の改革が進んでいます。偏差値より中身を重視して、今までよりも早い時期から大学を見定めなければならないことは言うまでもないみたいです(^_^)

 

10月22日(木)
今年の1~9月期に三菱鉛筆が過去最高益の90億円を越したということです。これは円安の追い風もあるでしょうが、海外での筆記具もクオリティが求められていることも一因でしょう。また、円安で押しかけてきた外国人観光客がお土産品として購入しているのです。確かに、私もボールペンは三菱鉛筆の「ジェットストリーム」しか使いません。私の手に馴染んでいて、滑りが適度なのです。受験生はそろそろ筆記具を固定して下さい。普段シャープペンシルを使っていて、試験当日だけ鉛筆を使うのは好ましくありません。馴染みがあるものを試験本番で用いることが好ましいのは言うまでもありません。試験当日に馴れないものを使ったり、目新しいことをすると緊張の度合いを高めます。自分の手にフィットしたものを作って下さい。試験当日に使おうと思う筆記用具、消しゴムをそろそろ普段から使い始めて欲しいと思います。そういう部分はせこらない方がいいでしょう。100均の文具だけはやめておいた方が無難です。最高の状態で最高のパフォーマンスを試験会場で発揮するための準備開始です(^_^)

 

10月23日(金)

二次試験に和文英訳が出題される大学を受験しようとする人は、手帳を英語で書くことをお勧めします。例えばその日に行った場所を、went to a cafe with Akikoやwent shopping in Gobangaiなどです。さらに買ったものをbought a purse for 1,000yenとか偶然に会った人をran into Yuji at ABC Martなども付け加えます。そのほかには、あげたものをgive 人 もの.もらったものをgot もの from 人.食べたもの 、飲んだものhad ~.作ったものmade~.し忘れたことforget to turn off the lightやなくしたものlost the pen cap、見つけたものfound my USB under the tableなども書きます。必要性のあること、したいこと、意思に反していたこことも次のように書き加えます。need to study English hard. need to eat right. need to clean my room by tomorrow. want to run away. want to break up Kouji. ended up eating too much. ended up being unable to say what I wanted to say.その他にも気持ちや感想も書くとさらにベターです。これをやり続けるだけで和文英訳の感覚はかなりアップします(*^_^*)

 

10月24日(土)
昨日は東京六大学OB合同懇親会でした。佐世保のこの行事は毎年盛り上がります。六大学が順番に幹事校を務め各大学の趣向を凝らしたパーティです。佐世保の政治経済界を動かしているような人がたくさんいます。人脈を作り、懇親を深めるには非常に素晴らしい会だと思っています。うちの保護者の方ともお会いし、そういう会でお話するとまた違ったお付き合いもでき、嬉しく思います。東京六大学に進学する人で、佐世保に帰って来る人は是非私達の仲間入りをして下さい。また、他の地区に行っても同じような組織があります。そういう会に積極的に参加した方が、君達の人生を豊かにすることは間違いありません。佐世保では明治大学出身者が一番多いのではないでしょうか。このような行事にも多くの方が参加されます。東大出身者は佐世保に30数名いらっしゃいますが、これまた結束が固く出席率も高いです。早稲田大出身者は200名近くいるのですが、出席が2割にも満たず、世話役としてはまだまだ検討の余地があります。法政も立教も慶應もしっかりOBの絆が出来ています。六大学出身者は長い人生を楽しむことが出来ますよ(*^_^*)文系の人には特にオススメです‼️

 

10月25日(日)
世の中、訳が分からないことが次から次に起こっていますね。プロ野球選手が野球賭博に関与したり、大きなマンションの基礎を手抜きしたり、維新が総会屋みたいな手口で本家争いをしたり、中学校の先生が校内で隠れてタバコを吸ってボヤを起こしたりと何がなんだかわかりません。こういう時は浮世離れする方がいいのかもしれません。来週は教室も長期で休ませて頂きます。一部の学年を除き、10月29日から11月3日までお休みです。1日は高3物理と文系数学の授業は実施します。それに伴い、自習室は高3限定で15時30分〜18時まで開室します。3日は全学年対象に自習室を12時30分〜21時まで開室します。また、高2、高3の授業は行います。詳しくは下敷きで確認して下さい。親御さんが電話あるいはメールで授業の日程確認をされる場合がありますが、それは子供たちのためになりません。自分達でしっかり確認するような姿勢を作って頂きますようお願い致します。私も海外出張等のため、このdiaryを明日より1週間お休みさせて頂きます。スタッフ一同、今回リフレッシュ休暇を頂き、これから受験終了まで全力で突き進む意を強くしています。勝手なお願いではございますが、ご理解頂きますよう宜しくお願い申し上げます。