福田英治のひとり言

2020/09/22

朝晩は少し肌寒いくらいで、心地よい気候になってきました。シルバーウィークの前週、一年ぶりに上京しました。一年も上京しないのは初めてです。コロナ禍で感染拡大地域と感染者数が比較的少ない佐世保では生活様式にどのような違いがあるのかと興味津々でしたが、ほとんど変わらないように感じました。結局、日本全国、街並みも生活様式もほとんど変わらず、画一的になっているようにも思えます。コンビニエンスストアーがありとあらゆるところに点在し、高速道路のインター周辺には大型のチェーン店、ホテルなどがあり、どこのインターかもわからなくなるくらいになっています。

ステレオタイプ

ただ上京する前と帰佐してからの違いと言えば、上京した人にはしばらく近づかないという地方の住民感情です。今月いっぱいは立ち入り禁止と言われる場所が多そうです。教室でも、スタッフ、生徒とのソーシャルディスタンスは最大限にとることにしています。教室での個別指導も離れたところから指導するようにしています。東京ではみんなが普通の生活なのに、地方では東京の人や上京した人に対して必要以上に敬遠する感情はまた不思議に思える部分でもあります。日本人は物事をステレオタイプにみることが強い性質なのでしょうね。

幕張メッセ

今回の上京の主な目的は幕張メッセで行われた教育展に行くことでした。セミナーを受けても展示ブースを見学しても、教育におけるITやリモートという役割が急速に比重を占めるようになったと実感しました。それに伴い、ハード、ソフトともに進化しています。都市部と地方の格差を縮めるためには、地方こそが最新の機器を、ソフトを導入しなければならないはずなのに、現実は都市部ほど補助金なども多く活用し、さらに新しい取り組みを行っています。経産省が出してくれるEdTech導入補助金に対しても、長崎県も佐世保市も見向きもしていません。小中高生一人一台端末環境を県は今回の補正予算で計上しましたが、それはGIGAスクールやEdTechを通じて有益に活用されるのではないでしょうか。箱モノだけでは何の役にも立ちません。未来の教室で進める学びの個別最適化や未来社会の創り手を育むための学びのSTEAM化から、少し遅れを取っているように思います。

頑張れ!長崎県教育委員会

地方の人口減少対策に行政で取り組まれていますが、そのようなことを少しでも食い止めるためには、地方公共団体も様々なチャンスに積極的に取り組み、表面的なことだけでなく、教育という人間の成長に欠かせないものを地方の子どもたちへも与えるべきだと思います。

そこで得たものが大きければ大きいほど、Uターン率も高くなり企業も発展していくのではないでしょうか。どこに住んでいるかで教育の質にも大きな差がうまれているのが現状です。斬新なアイディアも必要です。教育委員会などはさまざまな経験をなさった方などを幅広く登用すべきです。残念ながら、私が住む県や市では指示待ちの人が多く教育に携わっているように感じてなりません。