福田英治 STUDY DIARY 6月号

6月2日(火)
高総体が終わったらすぐに高3生は本物の受験生になります。推薦入試やAO入試の際にはレポートが必要な場合があります。レポートでは主張をし、それを論証しなければなりません。主張というと難しく感じるかもしれませんが、「重要、正しい、好ましい」などの相対的な形容詞系、「べき、できる、かも」などの助動詞系、「思う、感じる、考える」などの主観的な動詞系が入った文は主張です。そして論証には、データを用い、データと主張をつなぐワラント(論拠)を入れます。日常生活でも日本人と欧米人では主張の順番が違い、日本人の場合は状況説明だけで主張まで届かず空気を読めよって事が多いです。教室でも「プリントが足りません」「だから?」「あと2枚下さい」まで展開すれば主張が出て来ますが、欧米型だと「プリントを2枚下さい」「なぜ?」「プリントが足りないからです」というふうに始めに主張します。日常会話には日本の文化がありますからそれでもオッケーなのですが、レポートは欧米型の方がいいように思います。とにかくAOを受験する人は、早めに言って来て下さい。他の塾では指導出来ないようなレポートの書き方を徹底的にサポートします(*^_^*)

 

 

6月3日(水)
ホタルが飛び交う季節になってきました。曇って湿度が高い日に多くのホタルが光を放ちます。佐世保にも世知原や柚木など数ヶ所でたくさんのホタルを見られますが、私は小城市の祇園川上流にある荒谷ダムの石体橋付近で見られるゲンジボタルの乱舞が大好きです。ほぼ毎年この時期には1日だけ夕方で仕事を終えて、観賞に浸る日があります(*^_^*)しかし、ホタルをめぐってのトラブルはかなり多く、解決すべき課題も多くなってきています。他地域のゲンジボタル、カワニナを放流して遺伝子汚染を引き起こしているケースもあるみたいです。文化的にもホタルは人気がありますよね。苦学とかはかなさや魂を表すことが多いのですが、何か心を奮い立たせるものもあり、死と生の近さの象徴でもないでしょうか。一瞬一瞬が過ぎ去っていく現実を見つめ直し、その時その時にベストを尽くす想いを再確認出来るホタル観賞を今年もしたく、今スケジュール帳と天気予報を眺めています(^^;

 

6月4日(木)

いよいよ明日は高総体開会式ですね。私が高校3年生の時に佐世保で開会式でしたので、あれから3の倍数の年数が経過したのですね。高総体ではスポーツマンシップにのっとり正々堂々と闘って下さい。決して勝つためなら何をやってもいいと言う発想で闘って欲しくありません。もちろん全力で闘わなければなりません。観客の中にたまに見かけるのですが、対戦相手をめちゃくちゃけなしたり汚いヤジを飛ばす人がいます。そういう人は日常生活でも人の悪口ばかり言っています。スポーツが人間性を汚してしまえば本末転倒です。一生懸命部活をやってきたのだから、このことを財産にして下さい。試合に出ることが出来ず、悔しい思いをしている人は、そのことを僻みでなく今後のバネにして下さい。スポーツで挽回する必要はありません。他の分野で表舞台に立てるよう秘めた闘魂を持ち続けて欲しいと思います*\(^o^)/*

 

 

6月5日(金)
朝から博多で九州全域の塾の先生が100人ほど集った大学入試改革セミナーに参加しました。青写真が少しずつ具体化して来ています。diaryに書けるような量ではないですが、以前から言っている通り、今の中学1年生からセンター試験が廃止され、高2で基礎テスト、高3で学力評価テストを受けることになります。基礎テストは小6、中3で行われている学力テストAの延長戦です。学力評価テストの方はCBT方式の合教科型で、英語は外部検定の導入が濃厚です。CBT方式とはパソコンにキーボードで入力して、その解答に応じて次の問題が提示されるやり方です。択一式の同一問題ではなく個別の記述問題なりそうです。それによってランク付けされ、各大学が要求するランクがあれば各大学の個別試験を受験出来ます。来週出させて頂きます7月の請求書の小中学生分の中には入試改革の大まかな流れを書いた小冊子を同封致しますのでご覧になって下さい。そのような入試を見据えた時に今の中1以下の学習法は基本的に当教室のやり方で合致していると思っています。修正箇所が必要だとなるような文科省決定がなされた場合は軌道修正するつもりです。

 

6月6日(土)
昨日とはうって変わって、高総体日和の1日でしたね(^_^)私は明日の学会に向けて、大村を少し散策し長崎空港から東京へやってきました。高総体で頑張っている教室生を応援に行きたかったのですが、教室を休みにしている時にしか普段出来ない業務や学会に参加することが出来ないので陰ながら声援を送っています。明日は久々に東大で学会があるのですが、今回は立ち寄りたい塾や学校もあるので、どこへもアクセスがいい日本橋に泊まっています。日本橋三越でウインドショッピングしていると、日本全国を旅した気分になれます。各地の伝統工芸品と呼ばれる物が展示販売されているだけでなく材料や工法についても詳しく説明してくれます。夜は息子の就活状況を聞きながら食事を一緒にしました。私のコネがないわけではありませんが、自力で道を切り開いて欲しいと思っています。こんなところで手助けしたら成長出来ません。男は黙ってドライを飲むだけです(*^_^*)

 

 

6月7日(日)
今日は数学協会の総会、講演会の後、夏以降本格的に取り組む小論文添削事業の添削内容を新聞記者の友達とミーティングしました。大学受験生の小論文添削を行っている長崎の塾から生徒小論文を提供してもらって色々なパターンで研究しています。うちの教室の場合は、プロの添削を受けた後に直にフィードバックが出来るので問題がないのですが、他塾、高校から小論文添削を委託された場合にどこまでの指導を書き込むかが紛糾です(^^;;他の塾や学校の小論文に沢山触れることは、うちの教室に凄いメリットがあることは明らかなのですが、それを承知の上私達に添削を依頼してもらうからには他校の生徒達でさえ本番入試までに向上してもらわなければならないので、その方策を検討しています。

 

6月9日(火)
高総体も終わりましたね(^_^)3年生は今後の高校生活が大きく変化します。部活を生涯のいいメモリーにするためにも、完全な切り替えを期待しています。今回優勝してインターハイに行く人以外は、ベスト4であれ、ベスト8であれ、1回戦敗退であれ、チームメートだけのメモリーです。他の部活の人はあまり覚えてくれていません。今すぐに受験勉強をスタートさせれば、今の志望校を全員維持できます。しかし、これがあと1か月押せば、第二志望校が限界になるかもしれません。夢も目標も決して逃げません。逃げるなら自分なのです。自分の力は自分にしか出せないのです。今からの時期は1、2年生の頃勉強しなかったことを悔やんで恥ずかしいと思う人も出て来ます。しかし、そう思うのは実は今の自分が過去より成長した証です。成長したんだったら、成長した行動パターンを期待しています(*^_^*)

 

 

6月10日(水)
衆院憲法審査会で憲法学者3人全員が安全保障関連法案を違憲と指摘し、世の中の流れに少し変化が生じました。与党、政府は憲法学者に対する批判を始めました。よく実社会でも学者の言うことは机上の理論で役に立たないと言う人がいます。しかし、それは間違いだと思います。世の中の進歩にはすべて学問的背景があって、実社会のリーダーがそれをベースにデコレーションして社会発展をしているものだと私は認識しています。学者の基礎理論は専門家だけあって、素人発想とは雲泥の差があります。今回も大半の憲法学者が違憲と言っているわけですから、合憲の見解を政府が示すのには違和感があってたまりません。集団的自衛権の必要性を主張するなら、改憲してから初めて出来ることだと感じます。憲法は国家の最高法規です。憲法の範囲内でしか法律は作れないのではないでしょうか。憲法改正を国民的議論し、その結論によって次のステップを踏む姿勢が重要だと思う「時の記念日」です(^_^)

 

6月11日(木)
完全なオフの日が数ヶ月なく、少し疲れが出たみたいです。来週からはテスト対策も本格化するので、今日は夜の授業だけに合わせて教室へ来ました。歳を取ると体力が落ちますね。本当に無理がきかなくなって来ました。日頃から体力アップのために何かをやらなければならないと痛感しています。ここ数年、1年の中で数回体調不調をきたす事が発生しています。私は普段一滴もアルコールを飲まないのですが、会合や出張や友達と集まった時にはついつい深酒してしまいます。5月から6月前半はそういう機会も多く、体力の限界に近づいたのかもしれません。私の体力が充実していなければ色々な悪影響を及ぼすことを実感していますし、他のスタッフにしわ寄せも出ます。もう一度体力充実の方策を原点から見直そうと感じています(^^;;

 

6月12日(金)
大学の通信教育で人間科学部に所属している関係で、宗教、哲学、社会学、医学などの各方面から人間とは何かということを学んでいます。あるがままの自分とあるべき自分のギャップをもがき続けることも人間としてのテーマかもしれません。数学とか化学といった自然科学系科目も大学の授業で履修しています。履修した理由は、長年やっている自分の指導法で修正すべきことはないかを確認するためです。95パーセントくらいは既知の内容ですが、90分の講義の中で5パーセントくらいは新たな発見があります。25年間やっている私でさえそうなのですから、どんなに優秀な中高生でさえも学校の授業の中で補足するような情報が必ず存在するはずです。殆どが既知の内容の中で、未知の情報が授業で出てきた際にはかなり深く効率的に頭に残ります。知っていることだからと言って授業に集中しないと、深い知識を得るせっかくのチャンスを逃して大きな損をしていることになりますよ(^^;;

 

 

6月13日(土)
長崎市のMICE報道を見ていると、何か色々なベクトルがあってバラバラ感どっさりですね。MICE、県庁舎跡地、新市庁舎、県と市の連携と国の縦割り行政よりも問題山積みです。よその街をどうこう言うのもおかしいかもしれませんが、余りにも酷いのではないでしょうか。これは一度立ち止まって県、市、住民の共通解を見い出すべきだと思います。こういう時こそ大阪都構想みたいな住民投票を活用したらいいのにと感じざるをえません。大学の先輩が校長をしている千葉の開智中高では、仲間と協力して、適性な手続きによって相手を説得し、より良い社会を作るリーダーを育てたいと言う事で色々な取り組みがなされています。やはり中高生の頃からそういうコミュニケーションやネゴシエーション育成の教育を実践しなければならないのですね。そういう学習をしっかりして地域のために頑張ろうという若者に早くバトンタッチして欲しいと思う人が多いように感じます。

 

 

6月14日(日)
本日の長崎新聞の「水や空」を読んで、全く同感でした。来年から18歳に達した高校生は有権者になります。うちの教室生だけかもしれませんが、今の彼らの知識のままで投票へ行ってもAKB総選挙となんら変わりありません。やはりある一定の知識を持って、投票へ行って欲しいと思います。しかし、テストに関係ないことを学ぼうとする姿勢に欠けている世代にとって、政治に興味を持てというのはかなり難しいように感じます。では、政治を中立的に教えるということもまた至難の技です。私自身も右にすごく傾いている人の意見も、左に傾いている人の意見も聞いて、中庸な考えを構築しているつもりですけど、他人と異なる考え方になり、他の方から見れば偏っているということになります。すなわち自分の考えが中立的な立場であるとは言い切れません。となれば誰も指導出来ず、知識がないままファン投票をしてまたどうでもいい政治家を作るのでしょうか。

 

6月15日(月)
大学の授業、レポートを溜めすぎてとうとう徹夜してしまいました。今朝のボーリング教室へ行くパワーもなく、2週連続の欠席で同じクラブの人から心配して頂いて恐縮する次第です。もう少し時間管理をうまくしなければと反省仕切りです。生徒達に計画的な学習を、スタッフにも全てのスケジュール管理をしながら最低3ヶ月先まで見越した業務をと言いながら、私自身がわかっていた期日に対してレポートを延ばし延ばしにした結果です。今夜も授業終了後の今からレポートをあと一つ書いて、ある本を1冊読まなければなりません。明日の昼間には来客もありますし、本を読んでのコメントを各方面から要求されています。自業自得と認識して今晩もう一踏ん張りです(^^;;木曜日から来週一杯は第2回考査と高校3年生の第1次志望校決定に集中します。でも、人の話しをよく聴く人と自分よがりであまり聞かない人の成績の差はみるみるうちに広がっていますね。特に高校1年生でその傾向が顕著です。

 

6月16日(火)
作文、レポート、小論文で知っている漢字をやたらめったら使いたがる人がいます。それに対して新聞などをいつも読んでいる人は漢字とひらがなの使い分けが上手です。熟語などはいくら漢字を使っても構いません。しかし、下記のような接続詞や副詞は、ひらがなで書きます。「例えば(たとえば)」「但し(ただし)」「並びに(ならびに)」「及び(および)」「又は(または)」「全く(まったく)」「更に(さらに)」「既に(すでに)」などです。数学でよく使う「~~の時(とき)」も同様にひらがなで記します。雑誌や新聞の記事では体言止めの表現がよく見られますが、作文、レポート、小論文では使わないのが一般的です。文学作品などでは余韻を残す効果を狙ってよく使いますが、体言止めは文としては不完全なので上記の場合の文には好ましくありません。

 

6月17日(水)
パソコンを使いこなすのは難しいですね。私も色々な使い方を練習しているつもりですが、たくさんの失敗だらけです。毎日書いているdiaryも1ヶ月近い量がホームページの表紙にあるとその下にある大事な情報が見れないと指摘を受けました。そこで1週間分だけを表紙に、それ以前の分を別のボックスに移すことにしました。すると何日分かが透明人間みたいにさっと消えてしまいました(^^;;まずいことを書いたから意図的に消去したわけではありません(^^;;しかし、今の大学生は使いこなせないと進級、卒業出来ないのでかなりスキルアップしています。Word、Excel、PowerPointに関してはかなりのレベルで操作出来なければなりません。その他にも、色々な種類のメール、オンライン上でのファイル管理、SNSも使える必要があります。企業も大卒はパソコンが使いこなせるものだと信じて採用するのです。大学入試でも活用されるとなると、いつから使いこなしていた方がいいのでしょうね⁇

 

6月18日(木)
中国人のマナーの悪さは有名です。しかし、佐世保市内に来ている中国の観光客を見る限り、少しずつ学習して日本人的にみると徐々に良くなっているようです。では、日本人のマナーが本当に素晴らしいのでしょうか?店員と客の関係などを見ると、決していいとは思いません。西欧では客も店員もお互いが挨拶するのが普通のことです。日本でも金銭が絡まない日常生活では一人だけではなくお互いに挨拶するのが当たり前ですよね。しかし、レストランやコンビニやファーストフードなどでお金を払う立場になると、客はいきなり立場を上位に持って来て、挨拶もせずにオーダーと会計だけをしているケースがほとんどです。小学生の頃よくやった挨拶運動を形だけで終わらせず、人間対人間の触れ合いの時はいつも挨拶しましょうよ(*^_^*)「いらっしゃいませ」に返す挨拶は何となくぎこちなく感じますが、こんにちはと返すだけでもグローバル水準に近づくように思います(*^_^*)

 

 

6月19日(金)
前回の県一斉、実力テストの結果が出揃いました。教室生の学年順位の最高は、高1がなんとトップ、高2が6位、高3が11位です。最高順位に比例するように全体も最高順位に応じています。高3生は既に理科にも力を入れているのに、3教科型のテストでちょっと苦しい部分もありますが、3教科でも得点出来ればもっと強くなります。高3生は明日、明後日がマーク模試なので、県一斉の挽回を期しています。中高全学年、来週から始まる第2回考査でもしっかり結果を出して下さい。履修範囲を完璧になるくらい学習して下さい。私達もそれを成し遂げられるように出来る限りのサポートをしますので、しっくり来ないところが発生したら、質問に持って来て下さい。この土日が勝負です。中総体、高総体の余韻に浸っている人はいないと思いますが、まだ切り替えが出来ていない人は、週末頑張る事で変身して下さい。

 

6月20日(土)
高校3年生は大学選びを一生懸命やっています(*^_^*)生徒達が一番気にしているのが、地域、場所です。親御さん達も若干こだわり過ぎているように感じることもあります。親御さん達が学生時代より日本中どこへ行くにも近くなっています。九州内とかいう範囲をたまに聞きますが、宮崎などよりも広島などの方が近いようにも感じます。そこから1時間新幹線に乗れば関西です。関東でも長崎空港から2時間以内に行くことが出来ます。さらに今の業界関係地図も想像出来ないくらいに変化します。だから、自分が極めたいことを本当に学べる大学を選ぶべきだと思っています。次に経済的な問題ではないでしょうか。私は基本的に通学圏外に出してあげようと思っていらっしゃるご家庭でしたら、医学部、歯学部以外は私立でも学費はどうにかなると思っています。4年間はあっというまで、調達方法は色々あります。個々のご事情は様々だと思いますが、高いハードルが意外にクリアー出来る側面も持ち合わせているかもしれません。

 

6月21日(日)
面白い仕事につきたいと生徒達が言うことがあります。私の認識では面白い仕事があるわけではないと思います。面白いと思えるか、面白くなるように工夫して初めて面白くなるものです。まして、面白さとか楽しさというものは自分で見出してこそ価値があるのではないでしょうか。心の物差しは一人一人違います。ある人にとっては面白い仕事でも、ある人にとってはつまらない仕事にもなります。一つはっきりと言えることは、仕事をただサバイバル(生存)だけのためにしていると面白い仕事にはならないということです。さらに、地位や財産を守ろうとする維持、物質的利得だけに目が向いている娯楽(お金)、与えられた責任を喜べず、こなすだけの役割の段階で仕事をすると面白さは追求出来ないでしょう。自分が仕事から学び、自分の存在を社会へ与え、貢献出来る時に面白い、楽しい仕事になるのではないでしょうか(*^_^*)

 

6月22日(月)
2週間お休みして3週間ぶりに健康ボーリング教室へ行ったら、スコアーがやっぱり出ません。継続は力なりを実感しました。70代でも毎週休まずにみえている方はどんどん上手になられています。7月は毎週月曜日午前中1回も休まずに行こうと決心しています。1週間でこの日しか運動していないので、少なくともこれくらいは継続しなければならないと思っています。今度の考査は全体的に準備不足を感じます。高校生の場合、まずあと3日は木曜日、金曜日に行われる科目を徹底的に復習、演習して下さい。金曜日の午後から土曜日、日曜日にかけて来週の科目を頑張って欲しいと思います。中学生の場合は明後日からスタートなので、翌日の科目を当日のテスト終了時から悔いがないように頑張って下さい*\(^o^)/*西高生はあと1週間あります。北高生と同じペースで頑張ればきっといい点数が取れますよ(^_^)

 

6月23日(火)
今春小学校を卒業した子供達が将来就きたい職業のランドセル会社のアンケートで、男の子は相変わらずスポーツ選手が1位でした。2位に研究者が入っているのは少し驚きました。3位には医師、それ以下はゲームクリエーター、エンジニア、教員、建築家、会社員と続いています。女の子の1位は教員、2位は医師、3位がケーキ屋さんです。これも1位に教員が来るとは私には驚きですが、小学校の先生にとっては嬉しい限りでしょうね。小学校の先生が子供達に信頼されている証しではないでしょうか。男の子も女の子も上位に医師が入っていますが、これは親の影響をかなり感じますね(^_^)女の子の以下に続くものを見てみると、女の子の方が男の子よりも幅広い分野に興味を持っているように感じます。多くの人が憧れた職業につけるように、必要な努力を継続し頑張ってくれればいいと思います(*^_^*)中学生になると視野をもっと広げ、高校生では現実と相談しながら考えたらいいのではないでしょうか(*^_^*)

 

6月24日(水)
夏期講座の申し込みを順次頂いています。高校生は学校の補習などで時間が制限されるので、講座を組んでいません。パソコンなども活用し、わからない問題の質問もどんどん持って来て下さい。質問事項が多い場合や一単元全てがわからないとかの場合は、個別指導を予約して下さい。十分な時間を確保するのは難しいかもしれませんが、その教科のその単元をどのように学習していくべきかポイントをついて具体的な問題を通して説明します。今回の模試で6年生は全体的に芳しくない結果でした。十分な成果を出せずに申し訳ございません。夏期講座のカリキュラム、指導体制など全てを見直し、6年生が2学期始めにきっちりと結果を出せるようにします。料金等は打ち出している金額のままで実施しますが、時間数は若干増えるかもしれません。教科間の隔たりがない考え方を育成するため、1時間で一つの事を完結せず、夏休み全てが連動するように組み立てるつもりです。出来る限り欠席なく望んで欲しいと思っています。他塾とかけもちされている方は中途半端になる可能性が高く、他塾でも構いませんので、一塾に絞られた方がいいと思います。中学受検で複数の塾は必要ないと思いますし、かえって弊害が多いと感じます。

 

6月25日(木)
ビルゲイツが「20年後のあなたがどうなっているかは、現在の教育システムの活用法にかかっている。」と言っています。欧米では景気が悪くなるにつれて、大学の授業料がどんどん高くなっています。さらに物凄いスピードで変化する現代は、「大学卒業」の免許で定年まで働くことはほぼ不可能で、働きながら学んでいかなければ、自分の価値を保っていくのが難しい時代になります。そのためには早い時期に勉強の方法論を身につけて、自分の時間をある程度コミットする覚悟の必要性を体感し、なぜその勉強をするのかを明確にしていなければなりません。そうしないと継続することは出来ません。また、方法論を身につけておくと新しいシステムにも対応出来るようになると思います。今は明日、来週の考査の対応で精一杯だと思いますが、この一瞬一瞬の学習から導き出せる何かもきっと将来の学習に繋がるものだと確信しています。

 

6月26日(金)
高校生は考査前半戦終了で、残り半分になりました。週末はやるしかないですね(*^_^*)今回は私も自分自身の中間試験の勉強も同時に進めています。自分が試験勉強することで、いつの間にか定番化していることでも不具合に気付き、修正指導が出来るように感じます。試験勉強は起きてすぐの1時間、家に帰っての2時間みっちりやることにしています。教室に出てからは現在進行中の講義を2時間聴講しています。ただ一つ残念なのは、以前より明らかに記憶力が落ちています。若い頃はインプットすることがさほど苦ではなく、複数の事をまとめてアウトプットすることがうまく出来ませんでした。しかし今はその反対です。一度入ったことを色々な情報と一緒に引き出す事はできますが、なかなか一度も中に入ってくれません。そう考えると若い内にたくさんの事をインプットしておいた方が、後々の人生においても有利なのかもしれません(*^_^*)

 

6月27日(土)
各地で株主総会が開催されていますが、上場企業の業績アップがこぞって見込まれています。そして何よりも経営の透明性の向上が求められています。業績の悪化した企業には株主から追及の声も上がり、経営トップの説明責任が一段と厳しく問われているみたいです。税収もかなり増加するみたいですね。これが地方経済へも恩恵が回ってくればいいと期待しています。佐世保も何か景気が良くなる予感はします。九州じゃらんのアンケートでは、満足度が高い観光地でハウステンボスが三年連続1位に選ばれています。また、CIQ機能を備えた国際ターミナルビルが供用を始めたことでクルーズ船の入港も増えそうです。さらに官民の関係者が「誘致するまでが仕事じゃない。いかに地元での消費につなげ、経済効果を生み出すかが重要だ。」と発言しています。こういう姿勢こそが明るい佐世保が近づいている証なのではないでしょうか⁉️*\(^o^)/*

 

6月28日(日)
大学のかわいい後輩が売れそうにもない本を出版しました。「カンボジア•ベトナム•ラオス 長距離バスでめぐる世界遺産の旅」(江濱丈裕 )という書籍です。Amazonでしょうがないかと思って買ったのですが、読み進むうちに世界遺産の周辺までを色々な角度から眺めていて現地感満載です。私も三ヶ国とも行ったことがありますが、私が見たもの、感じたものの何十倍、何百倍です。これを読みながらカンボジアやベトナムやラオスの世界遺跡を旅したら、中途半端なガイド本を見るよりも楽しく興味深い旅が出来るのではないかと思います。海外旅行に関しては、ツアーで行くのが一番面白くないと私は感じています。あまり質が良くない免税店やお土産屋へ行って、ツアー専用のガイド本に載っているようなありきたりの飲食店へ連れて行かれます。ガイド本というより旅行記を片手に訪問すると楽しさは何十倍も増します。もし、この辺りへ旅行しようと思っている方がいらっしゃったら、是非手にして頂けたら幸いです(*^_^*)

 

6月29日(月)
今日は佐世保大空襲から70年です。正確には昨日の23時50分頃、梅雨の最中で雨が降っていて「今日は来ないだろう」と油断している隙に不意の深夜空襲だったと聞いています。佐世保市の全戸数の35%に当たる約12000戸が被害にあい、現在の佐世保北高周辺は市役所、八幡神社を始め大被災を受けています。今朝、新聞を見ると伯父が新安保法案にひと言という欄で取材を受けていて、「二度と戦争はあってはならない」「自己防衛策を整備すべきではないか」「時代に合った法整備が必要なのかもしれない」「人々を苦しめる戦争を前提とせず、国民の命を守る方法を探ってほしい」などと発言していました。平和を求める姿勢は全く同感なのですが、現憲法下での方法論については私とちょっと違う考え方でもあります。今度、お盆にでもじっくり議論出来ればと思います。やっぱりみんなで口に出して議論することは重要なことです。命が無くなることは本当に哀しく、命の有難さをしっかり噛みしめた1日でもありました。

 

 

6月30日(火)
北中高は第2回考査も終了しました。7月は模試以外の学校の試験はありませんよね(^_^)今からお盆までは、じっくり実力養成が出来る唯一の時期です。成績上位者は学校でやった問題よりも少し難しい問題に積極的にチャレンジして下さい。平均点に近い点数の人は、何かが深く理解出来ていない可能性があります。そこがどこなのかを突き止め、しっかり学習して欲しいと思います。今学期遅れを感じた人は、遅れを取り戻すチャンスです。必ず挽回して下さい。やろうと思い行動すれば必ず出来ます。三高受験組はこの夏が勝負の時です。難易度に関係なく、高校受験で合格した時が最高の歓喜を得られる瞬間です。その気持ちを味わって見て下さい。小学生は教室での学習に集中して、残りの時間は夏にしか出来ないことを沢山体験して下さい(*^_^*)西高生は明後日から中間試験ですね(^_^)とりあえずあと1週間の頑張りに期待しています*\(^o^)/*