福田英治 STUDY DIARY 7月号

7月1日(水)
今日はうるう秒です。いつもより1秒多くあります。これは地球の自転速度が一定でないために数年に1度調整されているものです。それに対し、成立してからおかしいと指摘を受けながら20年以上も見直されていないのに、新聞の紙面を大きく使っているのが政治家の資産公開ですね。国会は議員の申告をそのまま公表しているだけで、報告内容を証明する資料の提出も必要なく、虚偽記載をしても罰則はありません。また、議員本人の所得、資産が対象で普通預金や当座預金などは含まれず、さらには家族には何も及ばないと世にも不思議な資産公開なのです。今、全国学習塾協会がトリプルS制度を普及させようとしています。安心な塾を告知するために塾の資産公開をするというものです。うちは無借金経営がモットーですので公開することに何の問題もないのですが、それで安心かそうでないかを判断することにちょっと違和感を持ち躊躇しています。審査を受けるためにエネルギーと経費を裂く必要があるかもしばらく検討してみたいと思っています。

7月2日(木)
将来就きたい職業はと聞くと、公務員と答える小中学生がいます。私はこれに納得出来ません。公務員というのが職業分類になるのでしょうか?佐世保市のために働きたいから市役所職員になりたいとか県庁職員とか消防士とか警察官とか教員などと具体的な仕事を描くのなら理解出来ます。小中学生のうちに何でもいいから公務員になるという発想はリクルートとしてもおかしいような気がします。大学生が就活に詰まって公務員系全般の狙いと言うのならまだ妥協出来ないでもありません。世の中が不景気感を出し過ぎなんでしょうね。私が就活の頃はバブル期で、国家公務員上級を狙って勉学に精力を傾けている人以外で、私の周りには一人も公務員志向などいなかったものです。当然、公務員を目指す人も必要です。しかし、安定した生活が出来るからとかの理由だけでなく、そこでどんなことをしたいという想いを描いて具体的な職業を目指して欲しいと思います。

7月3日(金)
ギリシャの事実上デフォルトから世界経済の動向が気になりますが、私はギリシャのバルファキス財務相の発言に思わず笑ってしまいました。国内にはユーロに代わる紙幣を印刷する輪転機がなく、通貨を発券する能力がないとのことです。ユーロを導入する直前の2000年に将来のユーロ圏脱退の可能性を排除するため当時の通貨ドラクマの輪転機をすべて処分する必要があって、輪転機は当時破壊し今は持っていないと述べています。紙幣を印刷しさえすればお金が出来るみたいな発想は、北朝鮮が外国のニセ札を必死に作って経済を持ち堪えようとしている姿勢とダブります。機械技術が進歩して、今後一般人もニセ紙幣をたやすく製造出来るようになる可能性は高いと思います。財務相の発想を鑑みて、流通紙幣で世の中の経済システムを維持することは、もはや不可能になるのかもしれないと感じてしまいました。

7月4日(土)
以前聞いたことがあったイタリア風スイカの食べ方を実践してみました(^_^)なんと本当に美味しい❗️スイカは嫌いというほどではないのですが、敢えて好んで食べたいとはあまり思ったことがありません。そんな私がこれならと思ってしまいました(*^_^*)どういう食べ方かというとただレモン汁をたっぷりかけて食べるだけです(^^;;塩をかけるより、甘さが引き立ち本来のスイカにはない酸味が加わるだけで、スイカに新鮮さが蘇る感覚です。スイカって水っぽくどこかフレッシュ感が足りないように感じていたのですが、私の中での欠点を補ってくれました。食べ物ってちょっとした工夫で変化を与えると大きく変身しますよね。嫌いな食べ物がある人は損をします。まずは工夫して食材自体の苦手は無くしてみたらどうでしょうか。そしてその中でこんな食べ方をすればと考えていくと食生活をもっと楽しめるように思えます。

7月6日(月)
なでしこは残念でしたね。あの立ち上がりの先制で完全に崩されてしまいました。私は受験とダブるものを感じました。高2の新人戦が終わった頃から受験を意識した学習を始め、実力テストや模試で結果が出れば、その勢いで1年間の受験勉強がスムーズに行きます。しかし、高総体が終わって受験勉強を始め、高総体後の模試で結果が出なければ焦るだけ焦って気がついたら後半戦に入っているというケースが多々あります。そういう場合も、1分1秒でも早く反撃を開始した方が当然チャンスはやってきます。もしそういう状況にある人は焦らず今やるべきことを完全に熟して下さい。学校行事に精一杯取り組むことも大切だと思います。しかし、今追いつかなければならない状況にある人は、体育祭の関わり方にはちょっと考えるものがあるのではないでしょうか。最悪の場合、志望校大幅ダウンあるいは浪人という道のりが目の前にあるかもしれませんよ。

 

7月7日(火)
豪雨の七夕で織女星のベカにも彦星のアルタイルにも遭遇出来ませんでした。しかしフクダスタディーでは七夕にあやかり、タクシー会社とうちの教室のコラボとして本日より7月31日までタクシー代最大1500円分を負担いたします。手順は簡単です。教室を退室する前にスタッフへタクシーで帰りたいと言ってもらえればオッケーです。あとは指定のタクシーで目的地まで行って料金を払わずに降りてもらって大丈夫です。1500円までは無料ですが、それを超過した分は後日請求させて頂きます。街中のどのタクシーでも大丈夫だというわけではございませんので、ご注意下さい。保護者の皆様にも使ってもらって構いません。この制度を使いたいと思われる方は設定の方法をお知らせしますので、昼間に教室の方へお越し下さい。今月限定で1回につき最大1500円が免除されます。一人何回でも使用してもらって構いません。お迎えが厳しい日などに積極的にご利用頂ければ有難い限りです。

 

7月8日(水)
今春入社の新入社員アンケートで仕事とプライベートのどちらを優先するかの問いに、とうとうプライベート派が上回りました。いつかはこうなるだろうと思っていましたが、調査開始以来初めての結果だそうです。どちらがいいとは言えませんが、現実問題で考えたらプライベート派は大手企業に就職しなければ厳しいのではないでしょうか?ただ必要な残業は致し方ないとする残業容認派が77%と新入社員の方々も残業は覚悟しているのだとちょっと意外な感じです。しかし、仕事が終わった後会社の人と過ごすが20%と以前のリゲイン世代は完全に終了したのでしょうね。若手の頃は先輩達とアフター5を過ごすことで多くのことを吸収するチャンスでもあると思うのですが。高度経済成長時代の働き方も問題ですが、あまりにも偏ったプライベート重視も困った問題ですよね。ここでもキーワードはバランスではないかと感じます(*^_^*)
7月9日(木)
旧教育過程では、整数に関する単元は高校数学の学習指導要領にはありませんでした。だから一般の地方大の入試ではほとんど出題されませんでした。しかし、整数の性質は小中学校で学んでいるから高校生は整数のことを知っているはずという理由で難関大では何の抵抗もなく、大学入試に出題されていました。その状況は大きく変わりました。新指導要領では、整数に関する単元が新設されたのです。今年の入試からは大学の難易度に関わらず、どの大学で出題されても不思議ではありません。過去問演習を行って、整数問題が出題されていないから、整数問題は出題されないと早合点してはいけません。忘れた人は数Aの復習をしっかりやって下さい!今、高1の内進生が一生懸命取り組んでいます。

 

7月10日(金)
暑いですね‼️とうとう猛暑日がやってきました。熱中症により救急搬送される方も出ているみたいです。屋外では帽子や日傘で直射日光を避け、小まめな水分補給を心掛けなければなりません。県内でも工事現場の大工さんが熱中症で亡くなっています。皆さんも気をつけて下さい。夏の全国高校野球長崎大会も甲子園を懸け今日開幕しました。創成館、海星、佐世保実、長崎商業の4シード校のどこかに決まるのか、それとも急激に力を付け、運も味方に出来るチームが現れるのか楽しみです。高校球児達は小さい頃から熱心に野球に取り組んできた人達が非常に多いと思います。精一杯力を出し切って欲しいと願います。マスコミが野球は大々的に取り上げますが、実は受験も同じです。高校野球の派手さはありませんが、大学受験での成功は一生何らかの形で成功する確率を高めてくれます。一瞬の注目度の代わりに長いアドバンテージを貰えるのです。ただ羨ましがるのではなく、気持ち良く応援して自分の突き進む方向へ日々精進して下さい。

 

7月11日(土)
workは「働く」って訳だけが頭に残っている人が多いようですが、「やらなきゃいけない事をきちんとやる」ってイメージの方がいいのではないでしょうか。私は非常に好きな単語です。いくつか例文を紹介します。1.My daughter works for a travel agency.(私の娘は旅行代理店に勤めています。)2.Todd worked hard to pass the examination.(Toddはその試験に合格するために一生懸命勉強した。)3.We’re working on the new project.(私達は新しいプロジェクトに取り組んでいます。)4.My PC doesn’t work very well.(私のパソコンはあまりよく動かない。)5.Is the new system working well?(新しいシステムはうまく機能しているかい?)私が言いたいイメージは伝わったでしょうか。

 

7月12日(日)
サン・テグジュペリが約70年前に[人間の土地]で、「愛とは互いに見つめ合うことではない。ふたりが同じ方向を見つめることである」と言っています。中高校生の男女交際は無駄な時間とさえ感じることもある私ですが、そのような状況にある人は無駄と言わせないためにも前向きな方向をお互いが同じように見つめ、さらに刺激し合って成功する方向へ進まなければならないと思います。お互いを見つめ合っていても進歩しません。この言葉は組織においても社会においても当てはまることではないでしょうか。互いが同じ方向を見つめ進み始めたグループは、見る見るうちに向上していきます。学校でもフクダスタディーでもただ隣の人の点数を意識するのではなく、大学受験そして社会のリーダーを目指し互いに切磋琢磨し、同じベクトルを何倍にも延ばしましょう❗️見つめ合ったベクトルの合力はゼロですよ。自然数倍の同じベクトルを作り上げて下さい(^_^)
7月13日(月)
今日も忙しい1日でした。世の中では色々な議論がなされていますが、私は敢えてコメントを差し控えようと思います。1年前に予想だにしないような不幸な事件が皆さんの身近なところでおき、本当に辛かったと思います。被害者、およびご家族はいまだに無念で遺憾でならないと心より哀悼の意を表します。しかし、これからは佐世保で少しでも明るい話題が出るようにみんなで進んで行かなければなりません。高3生は第1志望校に合格して、佐世保北高の実績を確実に積み重ねて下さい。高2生以下は学校行事にも一生懸命取り組み、日々の学習を着実に進めて下さい(^_^)中3生は富士山への修学旅行へ出発しました。明日、登頂出来ることを期待しています*\(^o^)/*

 

7月14日(火)
日米協会の総会、講演会、懇親会に参加しました。佐世保って全国でも稀に見る米軍を受け入れている街ですよね。米国領事館のマーガレット・マックロード外交官が日本と米国の関係が良好に進展している経緯を時系列に沿って講演されました。米国と上手くやっていく必要性は痛感します。しかし戦後70年経って、国としてもう少し対等な立場になれないものかと寂しい想いもあります。そのためには色々な意味で日本人がもっと優秀にならなければならないのかと思います。今から世の中を動かす若者がグローバル化社会で仲良く、しかし主張はしっかり行うという新しい空気を作らなければならないでしょう。そのための土壌作りのほんのわずかな一粒でも、私達大人が友好関係をしっかり築いておかなければならないと感じた次第です(*^_^*)

 

7月15日(水)
佐世保西も佐世保北も当教室がサポート校をしている慶風高校も夏の甲子園地方大会初戦で敗退しました。ちょっと寂しいですが、勝ち残ったチームが素晴らしい夏の風物詩を演出をしてくれることを期待しています。県中総体に参加する教室生は数名います。悔いがないように挑んで欲しいと思います。昨年はインターハイに出場した教室生もいましたが、今年は残念ながら誰もいません。ということは高校生みんなが頑張ることはあれしかありません‼️そうです(*^_^*)何度も言っていますが、この夏にしっかりと実力育成をして下さい!2学期に周りの人が驚くくらい変身してみたらどうでしょう(^_^)きっと残りの高校生活の価値観までも変えると思います。頑張る人はとことんサポートしますよ(*^_^*)
7月16日(木)
台風11号が四国に上陸しそうな気配です。佐世保ではあまり影響がないだろうと思っていましたが、強風警報も出て教室から帰宅される際に危険性が高いと判断し、本日の授業は21時で終了し、教室も21時半に閉めることに致しました。本日の授業に関係している学年の保護者の皆様には安心でんしょばとでご連絡致しましたが、登録がまだの方には連絡が行き届いていません。今後も緊急連絡にはこのシステムを活用するつもりでございますので、登録がお済みでない保護者の方にはお手数をおかけしますが、登録の方をお願い申し上げます。誠に勝手でございますが、ご事情ご拝察の上にご理解頂きたく重ね重ねお願い申し上げます。本日の休講分は夏休み中に振替致します。強風の際、突飛物が当たったりすると大変危険ですので、出来るだけ外出などを控えられ、皆様に被害が及ばないことを心より願っています。

 

7月17日(金)
公立高校進学希望調査が発表されましたが、佐世保三高では相変わらず西高人気ですね(*^_^*)北高志望者は競争率が低いから大丈夫とかの考えは捨てて下さいよ❗️内進生がいる北高は、入学後の競争は一番激しいですよー。また、15年度国公立医学部入試では、超難関校が今まで東大1校でしたが、京都大、大阪大も加わり3校になりました。難関校が千葉大、東京医科歯科大、京都府立医大の3校です。どのくらい難しいかと言えば、佐世保市の高校生の中で文理合わせて断トツの1番ではなければならないくらいです。次に続く学校は九大なども含めて21校です。このクラスでも佐世保市全体の10位くらいには入っていないと厳しいと思います。15年度国公立医学部全体のセンター試験ボーダー得点率の平均は前期で86.6%(779/900)、後期で89.6%(806/900)でした。この数字の分析は自分で考えてみて下さい(^_^)

 

7月19日(日)
いよいよ夏期講座開始です。教室の方は準備万端です(*^_^*)あとは君達のヤル気と集中力です。この40日間で大きく変身出来ます。しかし、高校3年生は少し現実味を帯びた計画を立てた方がいいと思います。夏休みのヤル気は評価しますが、偏差値を20上げて達成出来るような計画を立ててもダメです。現状からプラスアルファを実践出来るような目標、計画を作って下さい。高校2年生はオープンキャンパスなどへ積極的に参加し、大学を現実的に考え始めて下さい。中学生はどうせやる宿題なら、中身の濃い宿題をやって下さい。単なる消化型では力が付きません‼︎各教科ごとに先生の指示をしっかり聞いて、単元と単元、宿題と宿題、教科と教科の行間を埋めて下さい。色々な事が連動することにより、知識が堅固なものになるのは間違いありません。

7月20日(月)
せっかくの海の日が曇天でしたね。こういう天候は波が高く風が強いので、海難事故に繋がらなければいいのにと思って街中を歩き、昼間は会議に出ていました。教室に戻ると欠席が多いこと。安心でんしょばとと連動させてPCで出席管理を行っていますので、こういう日は来年度休講日にしたいと思っています。PCの分析能力も高まっています。データを集め、それを処理し分析する力は今後更に求められるのでしょうね。大学でも統計学を必修とする所が増えています。理系文系関係ありません。基本的にPCが処理しますが、論理性を持って考える習慣がないと、自分が何をやっているかわからなくなります。単なる公式暗記ではなく、意味を考えることの重要性がわかります。やはり、普段から論理性をしっかりと身につけましょう(*^_^*)

7月21日(火)
小学5年生の夏期講座は一般生数名が入り本来の平常授業なら定員オーバーの状況になりました。講座には定員を設けていませんが、今日と明日の2日間の授業態度、小テストの状況をもとに3日目よりクラス分けをすることにしました。北中受検で、ある一定の評価を得てるものだと嬉しく思います。今後も慢心することなく、思考力の育成を中心とした生徒指導、更には結果を追い求め精進していきたいと思います。大学受験の高校生に関しては、一定期間見させて頂かないと適性や志望に応じた指導がなかなか出来ないため、高校3年生の入会はお断りしています。ところが、高校3年生のお問い合わせが相変わらず後を絶ちません。非常にありがたいことでございますので、どうしても数学、物理を学びたいという方には提携塾をご紹介させて頂きます。英語に関しては提携塾の方も満員のためお引き受け出来ませんのでご了承願います。

7月22日(水)
朝から長崎新聞を見てビックリしました(*^_^*)あのアメフェスが復活するのですね❗️青年会議所も以前に比べると元気がなくなっているとかいう人もいますが、十分元気があるではないですか。私も以前は青年会議所のメンバーでしたので、夏期講座の最中に時間を工面するのに悩んだものでした。アメフェス担当の室長をやった時なんか、半年間くらいアメフェスの準備ばかりやっていたものです。今の中高生はアメフェスを知らないと思いますから、是非楽しんで下さいと言いたいところです。しかし、立場が変われば人が変わるではないですが、北、西高は模試でなおかつ北中高は考査一週間前を切っています。今後も継続されればアメフェスを楽しむチャンスはいつか出てくるはずです。それを期待して今回は勉学に励んでおきましょう(*^_^*)

7月23日(木)

「中年の星」として油井亀美也さんが宇宙へ飛び立ち宇宙ステーションへ到着しました。長野県の田舎村で育った油井さんが星空に魅せられ、少年時代は毎晩のように望遠鏡をのぞいていたそうです。家計を心配し、自ら学費のかからない防衛大に進学したそうで頭が上がりません。宇宙は陽子や中性子など目に見える物質は全体の約5%に過ぎないと言われています。その5~6倍は暗黒物質「質量は持つが電磁相互作用をせず、かつ色電荷を持たない、光学的には観測できない(目に見えない)」と呼ばれる天文学的現象を説明するために考え出されたものです。まだまだ不明のものですが、今回の宇宙への打ち上げが解明へのヒントを掴んで来るかもしれません。世の中はこんなに挑戦的なのに、私達が応援する学校はいつまで隠蔽体質なのでしょうか。事故があったらすぐに発表するなんて当たり前のはずですが。応援し続ける学校だからこそ厳しい目でも見ます。バレなければ隠し続けるような姿勢を誰が指示しているのでしょうか。マスコミが取材に行ってしょうがないから発表するでは情けないと思います。もっとオープンな学校になって欲しいと願って止みません。

7月24日(金)
以前ある調査で、学生時代の成績以上に過大評価を受け社会的地位が高い職業は何かというのがありました。大卒部門では小中学校の先生です。一般的な学校の先生は中高時代の成績は平均点くらいで、大学でも勉学、研究にあまり時間を割いていない人が多いみたいです。採用試験も公務員系や一流企業ほど厳しくありません。長崎大学教育学部でも北高生の4分の3くらいの順位で合格出来ます。しかし、社会からの信用や期待は莫大にあります。それに十分応えるようにしなければならないのは自明の理でしょう。そのためには、社会人になってからの努力は必然です。もちろん、教科指導だけではなく、社会性、人格性すべてにおいてです。にも関わらず、昨夜のダイアリーでも少し触れましたが、今朝の西日本新聞での北高のコメントにはあまりにも寂しいものを感じました。顧問はそれなりに処分されるべきです。自分達の保身の行動しか取られていません。入院するような怪我人が出たら救急車を呼ぶのは当たり前です。今日は警察などの実況見分も行われているはずです。皆さんの力でもっとオープンな学校にしましょう‼️そうすると指定校入試なども公表され、多くの人に多くの利点が発生するように思われます(*^_^*)

7月27日(月)
台風12号の影響もほとんど受けずに一安心です。高校時代から仲が良かった友人が昨日肺癌で他界しました。脳神経外科医として優秀で本当に優しい奴でした。発病してから2ヶ月半です。友人の死は何か自分の一部を無くした気分です。人の死を通して、1日1日を無駄にしてはいけないと改めて感じます。一生懸命学びながら仕事をし、友と家族と大いに語り、楽しみ続けなければならないと思います。昨夜もお通夜の後、友の大切さ、有り難みを感じつつ他の同級生と昔話に盛り上がりました。今日の告別式ではどこにこんな涙があるのかと思うくらい涙が止まりません。私達世代は仕事に追われ、一緒に酒を飲み交わしたいと思った時には永遠に飲めなくなるということもあります。忙しいからという理由だけで、食事の誘いを断ったり、懇親会を欠席するのは出来るだけ避けようと感じた2日間でした。遅刻してでも調整出来るだけ参加することも大事だと改めて感じます。

7月28日(火)
暑い日々が続きますね〜。安保法案が参院で審議入りしました。これを機に大学生を中心とする若者が政治へ関心を持ち始めたことは非常にいいことだと思います。安保法案が現憲法下で合憲なのか、憲法改正をして始めて作ることが出来る違憲の状態なのかが争点です。法案自体には 賛成している人もかなりいます。しかし、今のやり方には反対を世論が示しています。こういう状況ではどうすることが民主主義を成長させるのでしょうか⁉︎今、中学生も高校生も学校の宿題に追われています。私もレポートに追われているはずなのですが、夏休みに入って色々なことに振り回され、さっぱりです。1学期頑張ってきた大学の科目も最後の詰めで落としそう気配です。みなさんは学校の宿題を、私はレポートを乗り越えたら、夏休みだからこそできる、今の政治についてのレポートを真剣に一緒に書いてみましょうか?きっといつか役に立つと思います(*^_^*)

 

7月29日(水)
朝からミンミンゼミの鳴き声で目覚める時期です。あの鳴き声は一日の暑さを予知しているようで何とも言い難いものがあります。世間では夏の人事移動が行われています。私達と同年代の人が色々な所で責任あるポジションに就いています。30代、40代の頃には雲の上のように感じていた地位へ同級生や後輩が赴任するのを見ると、色々なことが身近に感じます。と同時にどのようなパターンでどうなるんだと社会の仕組みがだいぶ理解出来るようにもなりました。どのようなポジションに就こうと驕ることなく精進して欲しいと友人達へエールを送ると同時に自分への戒めを感じている所です。私達には地位も何もありませんが、社会の中での役割は肝に銘じ、発言すべきは発言し、一人一人の生徒達の未来予想図を確かなものにするサポートに全力を傾けようと思います(^_^)
7月30日(木)
大好きなスポーツジャーナリスト《藤島大》先輩が大好きな後輩の出版社「鉄筆」から「人類のためだ。ラグビーエッセー選集」という本を本日出版しました。佐世保にいると、発売日に書店で書籍を買うことが出来ません。Amazonではどうだろうと思い、数日前に予約しましたが結局今日は届きませんでした(^^;;明日から東京なので、飛行機の中で読もうと思っていましたが出来ません。東京でもう一冊買って帰りの飛行機の中で読むという手もありますが、Amazonで買った分がムダになってしまいます。しかし、これは太っ腹に2冊買えとの先輩からの指令だと受け止めます。興味を持って頂いた方1名にプレゼントしようかと思っています。このdiaryを読んで欲しい人がいらっしゃっいましたら、ホームページのお問い合わせのバナーをクリックして、お名前、本文に書籍希望とご記入下さい。先着1名すなわち一番早かった方に進呈させて頂きます。(*^_^*)

 

7月31日(金)
東京へ着くとどうしても何もかもが、せわしくなってしまいます。そういう街なのでしょうね❗️佐世保から長崎空港までは便利で早くて安いのでジャンボタクシーを利用することが非常に多いです。ところが今日は最悪でした。車の中でサンドイッチや唐揚げを食べ出す親子がいて、臭いが充満❗️これは反則ですよね。電車ならまだわかりますが一般の車の中で飲食するとは育ちがわかります。そういう習慣をもたらしている元凶に塾などもあるのではないかと思いました。お母さん達から送迎してもらう途中でコンビニに寄って車内で食べてからの通塾が日常化している人がいるのかもしれません。こういう行動の繰り返しが、人目も憚らず他人への迷惑など顧みず狭い密閉空間でも飲食するようになる行動を生むのかもしれません。もしフクダスタディーで該当する人がいたら、休憩室で飲食をして教室へ入るように習慣付けしましょう。今日のタクシーの親子は中学3年生くらいの男の子とお母さんでした。当然うちの生徒ではありません。お母さんがパックまで開けてあげる手取り足取りの気配でしたので、通塾などでも同じような状態ではないかと推察します(*^_^*)