福田英治 STUDY DIARY 2月号

2月1日(月)
如月(きさらぎ)に入りました。銀行の銀行である日銀の黒田総裁が、銀行から預かるお金に手数料を課すマイナス金利政策を発表して数日が経過しました。私は経済の専門家ではないのではっきり断言出来ませんが、かなり危険性を含んでいるのではないでしょうか。確かにここ1週間で為替は円安に回復しました。しかし、今からどんな副作用が出てくるのかちょっと怖い感じです。

私立大学の入試が本格的に始まりました。私大の入試期間はサッカーのU23がリオ五輪予選て一戦一戦強くなったように、高校野球の甲子園や予選でもトーナメントが進むにつれてだんだん強くなるように、1日1日学力アップがありえます。入試は普段の学習よりも何倍もの集中力で取り組むので、このような現象が起こります。今日の昨日の入試で分からなかった部分をホテルでしっかり復習して下さい。明日の入試で生きるかもしれません❗️

しばらく自習室を独占状態にしていた高3生ですが、今週からまばらな状態になります。私立受験ツアーへ出かけて国立専願組だけしかが残っていないからです。高校1、2年生、中学生にはチャンスです!第5回考査や高校入試へ向けて、思う存分自習室を活用して下さい‼︎今月はすべての教室生が持てる力をすべて発揮する月にして欲しいと願っています(*^_^*)

 

2月2日(火)
アメリカの大統領選挙が面白そうですね。民主、共和両党の候補指名争いがアイオワ州党員集会で開幕しました。以前からメディア戦略が巧妙で大胆な発言をするトランプ氏が24%で、テッド・クルーズ上院議員に敗れました。一方、民主党は初の女性大統領を目指すヒラリー・クリントン前国務長官が接戦を勝利しました。

2019年度に全国の中学3年生全員を対象に始める英語テストについて、10分程度の1対1の面接テストで質問に即興で答えさせる案を文科省が検討しています。各学校の教員が面接と採点を担当することになりそうです。疑問だらけの改革ですが、塾はどんな制度にも対応出来なければなりません。当教室は、早速4月からネイティヴを使ってそういう練習の時間を組み込みます(^_^)

第5回考査がほぼ2週間前になってきました。今回の試験範囲は多いですよ‼︎普段、点数を取れている人も少し早目に試験対策に入った方がいいかもしれません。普段、点数が思うように取れない人は、最後の挽回策を講じるしかありません‼︎それは今すぐ試験勉強を始めることです‼️

 

2月3日(水)

昨夜NHKスペシャルの「ママたちが非常事態⁉︎最新科学で迫るニッポンの子育て」という番組を見て勉強になりました。というか、こういうことこそ高校の保健の時間などにしっかり教えるべきだと感じました。このスペースで内容をすべて書けませんが、ママが育児に苦しむ原因は人類の進化論にもつながるということでした。それをみんなが知ったら、もっと素晴らしい世界が出来るように感じました。

いつの頃からか九州にも進出してきた恵方巻ですが、皆さんお口にされたでしょうか(^_^)私は縁起を担ぐ方ではありませんが、東大を始め国立医学科に軒なみ合格した年に子供達と一緒に食べたことを思い出し、自宅で一人、今年の恵方である南南東を向き口に頬張りました。

私が今まで多くの生徒達を見てきた限りでは、テストの解答時間が足りなくなる人と勉強に取りかかるまでに時間がかかる人は非常に強い相関関係があります。日常生活の対策としては、寝る前か朝起きたときに1日で何をやるかはっきり決めるべきです。例えば、午前中は前日の復習、午後は苦手教科対策、夜は入浴前に暗記、入浴後に数学演習とかいうふうにやります。そして、そういう人こそ、時間があるときはいつも人がいる自習室へ来るべきです。

 

2月4日(木)
今日は24節気の一つ、立春です。春が始まるころとされ、徐々に暖かくなる時季でもあります。しかし、ここ1週間は、最高、最低気温ともに平年より低い日が続くと予想されています。風邪ひかないようにしっかり予防して下さい。

誰もが勉強において今は大切な時期です。受験生は言うまでもありませんが、各学年各教科特に大切なことを学んでいます。各学年で学んだことの集大成と言っても過言ではありません。学校を休むと一気についていけなくなったりします。ちょっとした質問で済むなら、どんどん質問をもって来て下さい‼︎学校の授業で2~3時間分ぽっかり空けてしまった人は個別指導を予約して下さい‼︎

問題を解いていて、途中で何をしていたかわからなくなったり、好きなこと以外は集中して何かをするのが苦手ですぐ他のことが気になったりする人は、勉強以外でも自分が好きなこと以外には興味がないという人が多いようです。そういう人は、集中力のスイッチを入れるために縄跳びやラジオ体操など勉強の合間に体を動かすことが効果的です。さらに、長期的に視野では色々なことにやらず嫌いではなく、興味を広げることで、どんなことも集中出来るように改善できます。

 

2月5日(金)
県がいよいよインフルエンザ流行注意報を発表しました。発表時期としては過去5年間で最も遅いですが、出ないまま今年の冬を乗り越えることはできませんでした。しかし、実は大流行が発生、継続する警報レベルに長崎市は到達していますし、県北でも発表寸前です。注意報を出す基準をはるかに超えてから出されたちょっと間延びした注意報みたいです\(^o^)/

解答欄を間違えたり、指示されたことと違う答え方をしてしまう人や予想外のことが起こると頭が真っ白になる人は、時間をかけてじっくりやるよりも、何でもさっさと済ませたいと思う人が多いみたいです。そういう人はあわてそうになったらゆっくり深呼吸を10回くらい続けてみて下さい(*^_^*)

私大入試で福岡、東京へ受験に行っていて、数日間滞在している人は、入試でわからなかった問題を色々な方法を使って、いつでも質問していいですよ(^_^) 同じような問題が次の大学で出た場合に続けて出来ないことにもなりかねません。佐世保の地から健闘を祈っています‼️こういうときこそスマホを使いこなしましょう(^_^)

 

2月6日(土)
アース・ウィンド&ファイアーの創設者でリーダーのモーリス・ホワイトさんが亡くなりました。私達が青年期にセプテンバーなどが大流行し、ディスコミュージックの大定番でした。先月はデヴィッド・ボウイさんが亡くなり、青春時代のスターが次から次へと他界されていくのは寂しい限りです。しかし、ディスコ三昧だった20代の頃がついこの前のように感じます。若いときは勉強もスポーツも遊びも全力で取り組んだ方がたくさんの思い出ができ、視野も広げやすいと思います。大学生の先輩方は充実した春休みを送って下さい(*^_^*)

周りの人が自分よりもできるように見えてしまったり、ドキドキしてお腹がいたくなったりする人は、失敗したときや、うまくいかなかったときのことばかり考えてしまう傾向にあるみたいです。そのような人はリラックスがキーワードだと思います。試験前日などはぬるめのお風呂にゆっくり入るのがいいかもしれません。

今の大学生は勉強も一生懸命しなければなりません。しかし、たくさんの自由時間もあります。やりたいことに色々チャレンジできます。楽しく、大きく成長しやすい大学生をどこの大学で送るかは重要な要素です。自分が行きたい大学がベストです。そんな大学へ行くためにどのような中高校生活を送ればいいのでしょうか(*^_^*)

 

2月7日(日)
熊本県教委は、県立高10校で4月から高校生向けオンライン学習サービス「受験サプリ」を導入することにしました。受験サプリは5教科の人気予備校講師の授業を24時間、月額980円でスマートフォンやPCで見ることができるシステム化です。私は素晴らしい改革だと思います。各塾特に衛星授業と称して運営している所は大反対みたいですが、学校の授業でわからなかった単元などをみたり、テスト前に復習したりと活用の仕方では、有効だと思っています。さらに、対面で生の指導もして欲しい人だけが塾や予備校に通えばいいのではないでしょうか⁉︎

長崎県も大学受験を念頭に置いている高校にはそのようなシステムを導入すべきだとおもいます。教育水準が高い県は、単なる見せかけ理論を述べるだけでなく、実践主義ですね。長崎県は国公立大学の人数だけを各高校に競わせている割には中身が・・・。価値があまりない模試を何千円もとって何回も受けさせるより、月々1000円足らずの金額をそちらに回した方が効果はてき面のはずです。

考査10日前の日曜日なのに自習室が少なかったように思います。高校生より中学生の方が頑張っているようにも見えました。考査へ向けての学習をすることは、今回の範囲の学力の定着に必ずつながります。そして、その定着度合いが受験勉強をどれだけ助けてくれるのかがまだまだピンときていない高校生が多いみたいです。

 

2月8日(月)
台湾南部で6日起きた地震で倒壊した高層集合住宅の手抜き工事はあまりにもひどいですね。倒壊した集合住宅には、コンクリートの中にサラダ油や塗料の空き缶が交じっていたり、鉄筋も強度が弱く組み方にも不備があったりしています。台湾企業にはシャープの完全支援をするような企業もある中で、この建物に携わったような企業もあり、技術、モラル格差が激しいように思えます。

脳を活性化するブレインフードについて、近頃はだいぶ信頼性の高いデータが出ています。脳は体全体の約20%のエネルギーを消費していると言われています。脳のエネルギー源はブドウ糖がほとんどですが、勉強に精を出すためには、ブドウ糖は脳に貯蔵できませんので、供給源であるご飯やパンや果物をきっちり三食取らなければなりません。代謝を良くするためにはビタミンやミネラルも必要です。青魚、ナッツ類、アボガドなどは記憶力や集中力を高めると言われています。

脳科学が日進月歩に解明されています。ただ、いくら解明されても、勉強せずに試験で点数を取れるような方法はありません。わかっているとは思いますが、学習の成果を効率的に発揮することを助けるサプリメントだと思って、脳科学理論に接してくださいね(^_^)

 

2月9日(火)
奨学金制度に関しては、奨学金借金地獄とかいう報道ばかりが目立ちます。しかし、私はこの報道のあり方に少し疑問を持っています。先日もテレビ局の番組制作者と議論しました。誰もが大学へ行かなければならないということはないのです。高卒でもしっかり手に職をつければ大卒以上に稼げます。本来は経済的理由で高校を卒業したら働かなければならない事情にも関わらず、奨学金を出してもらうことで学問を続けられるわけですから、感謝しなければならないのではないでしょうか⁉︎

では、なぜ奨学金が返せない状況に陥るのでしょうか。これは本人も奨学金を出してもらっているから大学へ行くことができるという自覚が足りず、一生懸命大学で勉強しないで、給与が安定するような企業へ就職出来ていない場合もあります。もう一つは、奨学金の返済を怠っている人の出身大学が偏っているということです。すなわち、そのような大学を卒業してもまともな企業に就職出来ないことの表れではないでしょうか?ということは大学にも責任があると思います。大学は就職予備校ではありません。しかし、借りた奨学金を返済出来るようにどういう勤労の仕方をしなければならないのかを教育しなければならないはずです。

奨学金機構の遠藤理事長は滞納者が多い大学を公表すると言っています。私はこの考え方に賛成です。それによって大学を淘汰しない限り、税金も投入されている奨学金を勉強しない大学生のために拠出し続けるのは無駄だと思います。奨学金をもらってあるいは借りて大学へ行くのならば、しっかり学習して、ある程度の会社へ就職出来そうな大学へ進んで、真面目に働き、全額返済の際には機構へお礼の手紙を書く、あるいは自分に余裕が出来たら学習支援の寄付をするくらいの気持ちが必要だと考えています。私もわずかではありますが、母校へ寄付を続けさせてもらっています。

 

2月10日(水)
今日は夕方から出張で長崎へ来ています。長崎の街はランタンフェスティバルにたくさんの人が訪れています。アミュプラザ長崎も約3割の大改装を春に行う予定だそうです。しかし、長崎へ来るたびに思いますが、佐世保はやっぱり長崎と空気が違います。どちらかというと佐世保は福岡の空気の方が馴染むように感じます。早く道州制導入の議論を進めて、無駄な県組織を解体した方がいいのではないかと想いにふけました。

先週から嬉しい知らせと悲しい知らせが交互に入って来ている状態が続いています。1日の内でハッピーな気分になったり、ブルーな気持ちになったりと感情の起伏が何回も起こり、精神状態が大丈夫かなと思います(^^;;本来、感情の起伏は少ない方だと自分では思っていて、どちらかというと演出的に叱ったり、爆笑したりしていることの方が多いですが、人と接する中での感情移入は普段から激しいのかもしれないですねー(^^;;

さあ、考査1週間前に成りました。部活もお休みです(^_^)明日は自習室も朝から晩まで開いていますよ。最大12時間の自習が可能です。学校の自習へ行ってお喋りばかりするくらいなら、教室へやってきた方がましです(^_^)学校の自習は成立していないという話しか聞きませんよ(^^;;

 

2月11日(木)
株式市場、為替相場が混乱しています。政府によれば、今まではアベノミクスで株価が上がって、円安になって景気が良くなったと説明していました。そして今回の株価暴落、円高は、世界経済特にアメリカ経済の衰退が原因だそうです。結果が良ければ政策のおかげ、結果が悪ければ人のせいというのが通用するのでしょうか?私は両方とも世界経済のバランスの中で起こったことだと考えています。国民は現政権をどちらかというと支持していますが、私は支持する理由をどうしても見つけることが出来ません。

小保方晴子氏が出版した『あの日』を読み始めました。当初から想像していた黒幕陰謀説も何らかあると思いますし、日本の科学的機構の権威主義も痛切に感じます。しかし、この人は科学者ではないと断言できます。科学的な理論に基づいての思考も作業も欠けているとしかいいようがありません。すなわち偏差値教育ではどうにか成果を出したけど、次のステップへ行くだけの力を備えていなかったのではないでしょうか⁉︎

小保方さんは高校受験の時に、模試では全国上位にいたにも関わらず、滑り止め以外は全滅だったそうです。人間には当然失敗もあります。しかし、その失敗に対し挫折感をもつだけや次は頑張るぞという精神的な高揚をするだけの人は、成長の度合いが低いと思います。冷静な分析をして、対策を練り、実行しセルフチェックしながら修正している人は、本当に失敗を糧にして生きている人と言えるのではないでしょうか⁉︎

 

2月12日(金)
104年前の今日、辛亥革命によって清朝皇帝の溥儀が退位し、17世紀初めに満州で建国された清朝は滅びました。革命勢力はまだ武力、財力に乏しく、孫文は共和制に賛同することを条件に清朝政府の総理大臣だった袁世凱に臨時大統領の地位を譲ったのです。

今日は私が尊敬して止まない政治家の生誕80歳の日でした。4年前にお亡くなりになっていなかったら、今の国政にどういう風に関わっていらっしゃっるかとついつい考えてしまいます。色々な人と接してきた中で、あそこまで私心を捨てて、政治信条のみで判断され続けた方はいらっしゃらないと思っています。昨日、生誕日には1日早かったですが、遺影の前で手を合わさせて頂きました。

国立二次試験まで2週間、公立高入試まで1ヶ月を切りました。最後まで全力で闘って下さい。余裕をかましたらダメです。隙を作れば、試験中に隙ができミスをしてしまいます。自分の力を最大限発揮する場だと思い、合否を考えるのではなく、晴れ舞台で最高のパフォーマンスを披露する準備をコンスタントに進め続けて下さい。

 

2月13日(土)
アメリカの研究チームが、アインシュタインの最後の宿題と言われていた重力波を初めて直接観測しました。マクロとミクロが混在したような話で私達の日常生活では全くもって関係がないことですが、科学者はこれの解明に躍起になっていたのです。私が所属する日本数学協会でも、このことに関連して数年前に著名な先生の講演を聞いたものです。このことで、地球誕生の解明に急速に近づくということですからビックリですね。

塾講師になって以来、合格者数の掲示、発表には大反対です。高校なども発表すべきではないと思っています。上位校に合格している生徒は複数の学校に合格しています。そのような信頼性が低い数字で社会を惑わしてはいけないと思うからです。しかし、卒業生達がどのような学校、学部へ進学しているのかは入学、入塾の判断材料として公表しなければならないのではないかと考えています。そして、今学んでいる生徒達の指針になるかもしれないと思います。

そこで、個人指導を中心としていたフクダスタディー時代の2001年から今日までの教え子の進学先を廊下の掲示板に掲示しました。すると、名前を掲示しているわけではありませんが、その進学先を見るだけで一人一人の顔が思い浮かび感慨に浸っています。数年後、今学んでいる生徒達の顔が、どこのどの学部の掲示を見ると思い浮かぶだろうかと想像するとワクワクして来ます。あの時、頑張っていたな~と思い返したいと期待しています(*^_^*)

 

2月14日(日)
以前保護者だった産婦人科の先生が新聞に載っていました。お宅に何回も行ったことがあるので、先生が紙面で「分娩の取りやめは、地域医療の崩壊ではなく、変化と理解して欲しい」とおっしゃっている意味がひしひしと伝わってきました。一人でやれる限界を自分で知ることは大切なことだと思います。安全のための連携の重要性を再度医療関係者は理解しなければならないと痛感しました。

医師ほどの重みはありませんが、私も一人の限界を感じたことがあります。朝から晩まで14年間ほとんど休みなしで、個人指導スタイルを維持し、出来る限りの要望に応えようと走り続けていました。しかし、3~4年前にこのままでは本来の要望に応え切れず、本末転倒になってしまうと感じたのです。収入だけを見れば、今とは比べものになりませんでした。しかし、収入はある程度あれば、仕事のクウォリティーを高めることの方が絶対に大切だと感じています。新聞を読んで、紙面の先生と話をしている気分になりました(*^_^*)

高校1.2年生もやっとエンジンがかかり始めたみたいですね。この学年末考査を乗り切り、進級する学年の意識へ変わって欲しいと願っています。高校2年生は、AO入試まで半年、推薦入試まで8ヶ月、センター試験まで11ヶ月です。先輩達に確認してみて下さい。口を揃えて、今頑張った方がいいとおっしゃいますよ(^_^)

 

2月15日(月)
東洋経済に大人の発達障害の記事が載っていました。以前も多くの人が疾患を持っていたのでしょうが、この疾患の診断がはっきりするようになって急増しています。しかし、記事を読めば読むほど発達障害をカミングアウトして、自分にあった生き方をする方が好ましいように思えます。診断はつかないけど明らかにグレーゾーンに属する人はどうするのかとの問題も確かにあります。大企業ではやっていきにくくなり、中小企業で理解してもらいながら、得意な部分の仕事を中心にやらせてもらっている方の例が載っていて非常に勉強になりました。

世の中の方が発達障害を斜めから見るのではなく、もう少し真正面から接する社会を作らなければならないと痛感します。私も現在発達障害のことも含めて学んでいる最中ですが、発達障害の方にはミスが多かったり、同時に二つのことが出来なかったりすることが多いですが、何か特に秀でていることを持っているケースも多いです。できるだけミスを和らげる環境をみんなで構築し、秀でている部分を活用するような組織を作り、社会もそれに準じていかなければならないのだと感じます。

寒いですね‼︎明日はもっと寒くなりそうです。体調管理には万全を期して下さい。寒いからといって部屋の暖房をガンガン入れる人がいますが、それはかえって風邪をひきやすくなります。廊下などとの温度差が激しいと体力を著しく消耗します。寒い日には部屋の暖房も少し控え、寒暖の差を小さくした方が身体には優しいですよ(^_^)

 

2月16日(火)
日銀のマイナス金利政策がスタートしました。銀行が日銀に預ける当座預金の一部にではありますが、お金を預ければ預けるだけ損をすることになります。銀行は日銀に預けたくなくなり、どんどん貸し出したいでしょうね。マイナス金利は市中金利をマイナスにすることはありませんが、幅広く金利を押し下げるので、住宅ローンや学資ローンを組まれる方には朗報ですね(*^_^*)グローバル経済では先行きは不透明ですが(^^;;

佐世保市営バスと西肥バスとの統合の可能性が出ているとの報道です。普段、私達はバスを利用する機会があまりありませんが、端から見ていると、時間帯ではお客さんがほとんど乗っていない無駄な運行もあるみたいですね。しかし、通学時間などには路線も減らさず、運行本数も適切に保って欲しいと思っています。

北中生は明日から、北高、西高生は明後日から待ちに待った第5回考査、学年末考査ですね。こんなに集中して頑張ったことはないと思えるくらいに頑張ってみてください。そうすることで何かが開けてくると思いますよ(^_^)

 

2月17日(水)
先日、高校生を持つ保護者からの入会のお問い合わせでフクダスタディーは費用が高いという噂だけど年間トータルでいくらかかるのか?と尋ねられました。他塾みたいな安く見せかけるような操作は一切していませんのでそのように見えるのか、それとも本当に高いのか調べてみました。経営的にみると、教室運営に支障がなく、利潤はできるだけシステムのグレードを上げることで還元する方針で、単なる利益追求型の設定はしていないつもりです。

はっきり言うのが一番いいと思いますので、下記の金額が1年間にかかるすべての費用です。標準コースの場合、高校1.2年生で312,000円、高校3年生で338,000円です。オプションで英語を追加した場合、140,000円加わります。これに消費税をお預かりしています。それ以外は一切かかりません。当然、年払いではなくほぼ均等割りの月払いです。ご家庭のご負担からすると決して安い金額ではありません。しかし、その金額に見合うこと以上の価値は十分に出せると確信して運営しています。

高校生の全国平均の学習塾費は318,000円です。衛星予備校系は当初50万円くらいで、その後色々な講座を進められ、受験学年の場合、最終的に年間80万円~200万円の間になっているようです。それもほとんどが半年前払い、年払いです。これが実情ですが、うちが衛星系より安いからという理由でフクダスタディーを選んでは欲しくありません。フクスタで一生懸命頑張ろうと決意した人に来て欲しいと思っています。頑張る人に、私達は最大限のサポートをします。

 

2月18日(木)
文科省が2020年からの学力評価テストのたたき台として問題のイメージ例を公表しました。公表された問題イメージ例は物理と世界史です。今回はマーク式の問題例の公表ですが、国語と数学では記述式も導入されることになっています。センター試験のマイナーチェンジ程度なら、実施要項の変更で済むはずと思っていただけにかなりの期待をしていたのですが。問題例は文科省のホームページに載っています。(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/033/shiryo/1367231.htm)

正直言って、こんな程度なら大学入試改革は上辺だけです。私が今までも普段から教室でやっているような問題です。すなわち、センター試験を少し難しくしているだけなのです。マーク式で一つ選べあるいは二つ選べというのが、全て選べに変わった程度です。センター試験よりも思考力や判断力を問えるところまでは達していません。

センター試験廃止ということで、どちらかというとワクワクに近い感覚で自分のテンションを上げていました。しかし、結局は正確な知識をどれだけ持っているかを重要視しているに過ぎません。今から問題例のコンペに近いようなセミナーなども多くあるはずですので、積極的に参加して私が考える新しい形式の問題例をどんどん提案すると決心しました。

 

2月19日(金)
国公立大2次試験の志願者が確定しました。当初の予想通り理系分野が0.1ポイント減少で、理工系4.3倍、農・水産系4.5倍、医・歯系5.4倍、薬・看護系5.5倍となりました。文系人気低迷が続いていましたが、歯止めがかかったのではないでしょうか。来年度も同じような状況になると予想しています。

大学の地区新年会へ参加しました。若手はもう少し~~しろと言われ続けて数十年が経ちましたが、いつの間にか真ん中よりも少し年配の部類に入ってしまいました。それでも70.80代の先輩からしたらいつまでも若手とは私達のことみたいです。体育会系ののりで、先輩達から色々な指示が出てもそんなに苦にはなりません。それよりも先輩の誰かが毎年参加されなくなってくるのが寂しい限りです。

高校3年生は2次試験まで1週間を切りました!高校1、2年生は考査真っ最中で自習室にも活気があります。中学生は考査終了で一息ですね。この土日、悔いがないような生活を送って下さい❗️

 

2月20日(土)
皆さんにはあまり興味がないかもしれませんが、私は凄く興味があるので書かせて頂きます。1年半前の調査で、全国の小学校の数は20,497、中学校の数は10,254、高校の数は5,535です。音楽教室の数は20,325、書道教室の数は10,222、外国語会話教室の数は10,422、そろばん教室の数は6,753です。それに対して塾の教室数は55,037あるのです‼︎この少子化の中、5年前から3,311(6.4%)増えています(^^;;

長崎県には553の塾があります。その中でうちの教室を選んでくれている人には心より感謝しています。それに応えるためには、やっぱり教室生をもっともっと鍛えあげなければならないと決意を新たにしているところです‼︎でも、この長崎県の塾の数も全国の約1/100ですね。色々な統計数字を見るときに、全国の数字が出されていたら、その数字の約1/100が長崎県に当てはまると思ってそんなに差異はありませんよ(*^_^*)

2月は気分的に早く過ぎますね。明日はもう21日ですよ‼︎すぐに3月ですねー。国公立の前期2次が終わったら、後期2次、公立高校入試です。健康管理を充分にして、最後の最後まで頑張りましょう。

 

2月21日(日)
文化庁は常用漢字でさまざまな字形が認められることを解説した指針案を出しました。指針案では、漢字を点画の長短や方向のほか、「つけるか、はなすか」「はらうか、とめるか」などをかなりゆるくする方向です。このグローバル社会の中で日本文化、日本語も普及させるためには私はいいことだと思います。書道家には怒られるかもしれませんが、アルファベットは以前からαとuの違いなどを善意的に見て、そうとも見えればそちらで見るとした基準の方が多く採用されています。

高校3年生で進学校が決まった人は、国語や数学や物理や化学や社会などの教科からしばらく離れてもいいのではないでしょうか。進学しないと決めている国公立には落ちてもいいと思います。もっと過激に言えば、私の奥底の気持ちは落ちるべきだと思っています。それは色々な議論があるので横に置くとしても、読書をすべきです。大学に入って学ぶ専門領域に関連がある書籍でもいいでしょう。興味があるけど受験勉強で読めなかった本を読むのもいいでしょう。今がチャンスです。この好機に次へ繋がる橋を渡らなければなりません。

参議院選挙が7月にあります。巷では色々な準備が進んでいます。私は高校生にも政治へ興味を持って新しく選挙権を得る人には必ず選挙へ行って欲しいと思っています。そして誰もが投票へ行けるように投票所を身近な高校などにも設置すべきだという主張しています。そして選挙まで半年を切ったわけですので、投票所が欲しい学校などは関係各機関に働きかけ、動き始めてもいいのではないでしょうか。しかし、私が知る限りでは、高校の先生方、特に佐世保の先生方にそういう動きを全く感じません。自分の移動のことや国公立合格者数にのみ敏感で、社会に対してはうとすぎます!!これでは地域社会の発展はまだまだ遠い道のりですね。

 

2月22日(月)
厚労省が若者層の献血率を調べた結果、10代が5.7%、20代は6.7%にとどまり、4年前に策定した数値目標を下回っていたとのことです。学校での集団献血が減り、献血に行くきっかけが少なくなっているのが要因の一つだそうです。現代の医療では血液はどうしても必要です。どのようにしたら、若者も私達中年も積極的に献血するようになるのでしょうか⁉︎

「ITエンジニアのための伝わる文章力ドリル」という本を斜め読みしました。私達が普段書いている文章とは少し異なりますが、これは加工できると思い、精読に入りました。特に北中対策の作文には使える部分が盛り沢山です(^_^)実はこのように色々な参考書籍を基にオリジナルバージョンをしあげているのです。1冊の本に従っても、残念ながら作文は完璧になりません。うちのオリジナルに従って、基本的な書き方をマスターした上で、作文をたくさん書けばバッチリです。

考査も明日で終了です。考査が終わったら何をしようと計画があるかもしれませんが、まずは復習だけはきちんとして下さい。テストが終わって点数だけを見るのでは、考査を有効に活用できません。なぜ間違ったのか、どういう知識が足りなかったのかをしっかり検証して下さい。

 

2月23日(火)
岐阜大学が卒業式や入学式で国歌斉唱しない方針を示したことに対し、馳文科相は「日本人として、特に国立大学としてちょっと恥ずかしい」と批判しました。この恥ずかしいという表現が適切なのでしょうか。文科大臣ならもっと別の表現で説明して欲しかったと思います。文科省関連の政治家人事はいつも残り者を穴埋めにあてがっている感が否めません。

ふと自分のPC環境に対し本当にこれでいいのかと思いました。自宅の書斎、フクダスタディーの自習室、応接室、タブレット、スマホと常にネットと触れている環境です。メールやラインの返信を1日約50件という感じです。機器に頼らない時間が、授業をしている時間と風呂に入っている時間と 寝ている時間だけなのです。ちょっと考え直さなければなりませんよね(^^;;

 
国公立大学前期の2次試験へ高校3年生が出発しました。今までの学習の成果を答案にしっかり示して欲しいと願うのみです。明後日の2次試験が終わっても、入試が終わったとは思わないで下さい。合格通知が届くまでは受験生です。26日から連続で受験勉強に励んで下さい‼︎

 

2月24日(水)
職員研修で那覇に来ています。7人で那覇市内の塾へ行き、沖縄の教育情勢を学びました。よく掃除が行き届いている塾で、生徒達もうちの教室と同じように静かに自習していました。1対2の個別指導形式ですが、このような形も悪くないなと思った次第ですが、うちの生徒に向いているのはやっぱりうちの個別の形のような気もします。

那覇空港に到着するとすぐに海上自衛隊のスクランブル飛行を目の当たりにしました。凄い騒音でただただ驚くばかりです。沖縄の方へ聞いてみると、米空軍嘉手納基地ではF22の飛来が夜間も含めて著しく増加しているとのことです。あの爆音の下では会話なんかできません。

米軍が近場にある学校への騒音被害を調べてみると、授業が中断する学校が37%、体育など屋外で指示の声が通らない学校が26%、授業に集中できないの学校が22.2%ということです。そういう意味では、同じ米軍があっても佐世保は恵まれています。しっかり授業に集中できますよね(*^_^*)

 

2月25日(木)
那覇市役所の前で右翼団体ぽい市民団体が街頭演説をやっていました。沖縄県庁、那覇市役所で調べ物をした後、興味を持って1時間半聞き入ってしまいました。翁長県政を痛烈に批判し、翁長知事は売国奴で中国の犬という主張です。沖縄県教職員もまた批判の的でした。少し偏った部分もありましたが、具体例をわかりやすく演説し、なるほどと頷かされることもたくさんあったものです。

近頃私が乗る飛行機はことごとくdelayです。もう連続7便です。今日も1時間以上遅れ、福岡空港へ到着したのが22時です。佐世保へ24時ということになるでしょうね。こういうときに佐世保の遠さに改めて感じてしまいます。もうちょっと近くなってくれないかとないものねだりです。

2次試験はどうだったでしょうか?みんなが力を出し切ってくれていることを願っています。しかし、前期がダメだった場合に進学する私立を決めてなくて、中期、後期の学校でも進学しようと思っている人は、明日からも自習室で待っていますよ(^_^)また個別指導が必要な人は遠慮なく申し出て下さい。

 

2月26日(金)
親和銀行と十八銀行の統合が発表されました。ふくぎんFGの強さを見せつけますね。地銀のレベルではダントツの組織になりつつあります。銀行系へ就職を考えている人にとっては、面白い選択肢になっていると思いますよ。待遇面ではメガバンクにまだ追いつかないでしょうが、地元重視の考えが強い人にとってはやりがいがある職場になるのではないでしょうか。

世の中、アバウトな仕事をする人が多いようにも思えます。ここ数日で色々なことに遭遇しました。自分も同じようなアバウトな仕事をしたり、発言をしているのではないかと自身を律するいい機会になっています。大都会にはそういう仕事をする人が少ないように思えるのは私の単なる勘違いでしょうか。

長崎大学2次試験の数学の問題を解いて見ました。やはり他の学部を含めた過去問を4~5年分を解いておくことは重要だと改めて痛感しました。歯学部、工学部で出題された問題は他学部の3年前の問題とほとんど同じです。いつも言っているように、志望校を決めたら赤本を恋人にすることは必須事項ですね。

 

2月27日(土)
10代の脳はまだまだ未完成です。白質が未発達なのです。ニューロン同士のつながりは20代後半に完成します。子供達の理解とは、生活知識の習得すなわち身体感覚に新たな知識や考え方が繋がっていくことなのです。もっと簡単に言えば、「ああ、なるほど~」と快感を伴うものが理解であると言っていいでしょう。大人とは多少異なります。だから大人感覚でうちの子は理解していないというのは早計です。

ある塾の先生がうちの継続申し込み制度を見てビックリしていました。通常、塾は継続をあやふやにし当たり前のように新年度の請求を起こします。私はその形態はおかしいと思っているので、本当に1年間続けますか?と再考を促す意味合いも含めて、継続申込みというスタイルを取っています。無理強いして教室に来てもらっても決して伸びません。4月からもフクダスタディーで頑張ろうと思っている人でまだ未提出の人は、早く継続申込みを提出して下さい(*^_^*)

高校3年生が国立2次試験の出来を報告に来ています。あの問題が出たとか従来通りという言葉を聞くとホッとします。今朝も早慶の合格報告で、一応の私立大の結果が出揃いました。一人で数校合格校を稼いでくれていますが、うちからの発表は進学先のみしか発表しません‼︎

 

2月28日(日)
東京マラソンの規模は凄いですね‼︎規模もさながら、箱根駅伝2年連続優勝が伊達でないことを青学の選手達が見せてくれました。青学の原監督はリオ五輪の代表選考には伸びしろを考慮しなければと将来性を買うべきという持論を展開しました。一方、日本陸連は五輪の選考について、伸びしろなどを考慮する考えはないことを明かしています。みなさんはどちらを支持しますか?私は五輪選考においては日本陸連の考えを支持するかもしれません。

今日は父の33回忌と祖父の49回忌の法要を営みました。また、父が情熱を注いでいた薔薇作りや俳句の話も久々に聞き、ボーリングで獲得した多くのトロフィーのことも思い出されました。過去の栄冠に拘る生き方があまり好きでない我が家は、トロフィーを2~3本だけ残して、以前大量に処分してしまったので、私の子供や姪達はボーリングのことを知らなかったみたいです。祖父は私が小学校の入学式の前日に亡くなり、色々な方向性を指南してくれたような気がします。信仰心が薄い私に今でも修証義のほとんどを何も見ずに唱えさせてくれるのですから。

三つ子の魂百までと言いますが、小学校低学年で何気なく覚えたことは、本当によく覚えています。普段は全く触れていないにも関わらず、僧侶のお経が唱え始められると、お経本を全く見ずに全てが言葉として出てきます。今、あの本を全て覚えようとしても多分できないでしょう。リズムとともに幼少期に覚えたことはリズムで全てが復元されるのです。その時にお経本の意味などわかっているはずはなかったのですから。

 

2月29日(月)
先週、文科省が英語教員を目指す全学生が習得すべき共通の教育内容を示す「コアカリキュラム」の試案を公表しました。医歯薬系学部では既にコアカリキュラムが導入されていますが、教職系では初の試みです。中高の教員養成では、英検準一級レベルの英語力を身に付けることを全体目標として掲げていますが、そのレベルまでなら目標ではなく必須要件にすべきなのではないでしょうか⁉︎

明日から三月というのに、今日は小雪が舞っていました。昨日は暖かく、寒暖の差が激しいので、体調管理には気をつけなければなりませんね。うるう年の2月は1日得をしたような気分ですが、こんなに寒ければ早く春が来ないかと待ち遠しいです。3月中に募集締め切りになりそうな学年は新小学6年生です。新小学6年生でフクダスタディーを検討していらっしゃる方をご存知でしたらご案内頂ければ幸いです。せっかくご希望頂いたにも関わらず、お断りするのが心苦しく思います。

早いもので、2016年の1/6が過ぎました。年頭の目標も1/6をクリアしたでしょうか?高校受験生と高校3年生の中期2次試験まであと1週間です。変化が激しいこの気候に呑み込まれず、風邪などひかず、本番で100%の力がある発揮できるように整えて下さい‼︎