福田英治 STUDY DIARY 9月号

9月2日(金)
高校3年生理系クラスを除いては、火曜日から本日まで4日間休みました。北中生、高校生は、体育祭、文化祭準備が捗ったでしょうか(^_^)私は横浜出張を取りやめ、福岡に半日だけ出張し、あとは病院か事務所のどちらかにいるという日々でした。

 

 
「私達の受験が終わるまでは先生生きていて」「だから、先生早く病院に行ってよ」と咳き込む度に、一年前くらいから高校生に言われ続けていました(^^;;。昔から病院が嫌いで、腰が重かったのですが、今回はヤバイぞと感じたのでしょう。先輩から勧められた病院へ足が向いていました。

 

 
一つの診療所を受診したはずなのですが、次から次へと精密検査を進めなければならなく、多くの先生、看護師、薬剤師さんにお世話になりました。正確には今後もお世話になり続けなければなりません。今後も教室現場で授業をし続けていくためには、ドクターの指示に従わなければならないみたいです。与えられたミッションは禁酒、禁煙、カロリー制限、運動、塩分制限といったところです。

 

 

 

 

9月3日(土)
台風12号の影響で、体育祭が延期になりました。明日は大丈夫なような気もするのですが。うちの教室は、朝10時から夕方まで自習室を開放します。学校へは行けない日になったはずですから、フクダスタディーSASEBO自習室へ集結して下さい(*^_^*)

 

 
明日、小学生の模試は時間を繰り上げて実施します。解説授業も予定していましたが、台風の速度が上がったときのことを考えて、解説授業は延期します。明日は、模試だけを10時から11時45分まで実施しますので、注意して下さい。

 

 
今月はこのように天災の影響で、学校の予定や教室の授業、自習室開放の時間帯変更が頻繁に起こるかもしれません。ホームページ、安心でんしょばとのメールをこまめにチェックしてもらえれば助かります。

 

 

 

9月4日(日)
明日は市内の小中学校すべてが休校です。しかし、台風の暴風域は無くなり、あまり広くない強風域のみになりました。午後には台風も通過すると思われます。ということは何を言いたいのでしょう(*^_^*)

 

 
明日の自習室は12時に開室します。台風情報を見て、安全を確認したら、自習室へ向かって下さい。高校生は学校があるので、夕方にしか来室しません。昼間は小中学生だけで独占できますよ(*^_^*)

 

 
9月になりましたので、小学6年生の自習時間制限も解除します。最後の追い込みです。集中力が続く限り、何時間でも自習室で頑張って下さい。4ヶ月間、授業がない日も6年生と毎日教室で会えることを楽しみにしています。

 

 

 

 

9月6日(火)
朝から長崎日大中高の入試説明会へ行き、午後から佐世保北の体育祭へスタッフ一同で出向きました。教室の姿とは違う皆さんの元気ハツラツな様子を見ることができて、非常に嬉しく思えました(*^_^*)

 

 
西高、南高へは行く時間がなくて残念でしたが、きっと元気なパフォーマンスをしてくれたのだろうと想像できます。通信制高校の二人も北高へ一緒に見に行ったのですが、凄く羨ましがっていました。

 

 
暑い中で熱中症になりそうな体育祭だったかもしれませんが、いつまでも忘れられない素晴らしいメモリーになったことは間違いありません。次は今週末の文化祭です。準備に時間を有するのはわかります。しかし、明日は12時から自習室も開いています。時間のやりくりをうまくして、自習室も大いに活用して下さい。

 

 

 

 

9月7日(水)
今日掲載された長崎新聞JAM9月号の問題作成を先月末にしていると、高畑勲監督の映画『おもひでぼろぼろ』を思い出しました。算数が不得意でも、「分数のわり算」で素直に「ひっくり返してかけ算」する子は、人生がうまくゆくという話です。

 

 
北中対策の算数系問題や高校数学で、どちらかというと理論を重視した指導をしています。今回のJAMも理論的な解説をしています。しかし、理論でわからなくても、まずは直感的な数値を入れて解答できる力も必要ではないかと思ったのです。

 

 
私が尊敬する数学者小平邦彦(フィールズ賞受賞者)も次のようなことを言っています。計算練習によって「分数のわり算」の意味がわかったというのは、「ひっくり返してかけ算」の理由が説明できるようになることでなく、「分数のわり算」が自由に応用できるようになったということであると。

 

 

 

 

9月8日(木)
午前中に買い物へ行くことはあまりないのですが、今日は出社前にたまたま近所のスーパーへ行きました。買い物ついでに、銀行関連も終わらせようと2台のATMの前で並ぶとなんと25分の待ちではありませんか⁉️

 

 
おばちゃんのあの図々しさはどこから出てくるのでしょう!大人になりきれない私は、ATM操作をしている人に聞こえるようにブツブツ言ってしまうのですが、全く動じていません。振込を含めて通帳何冊分も処理するのだったら、銀行に行ってくれよ〜という気持ちでした。

 

 
こういう人に育てられるお子さんは不幸だろうと思います。こういう親を見ていると、子供はTPOがわからずに、色々な場面でそういう行動が当たり前となってしまいそうです。すると、周りから空気が読めないと仲間ハズレにされる確率も高くなるのではないでしょうか(^^;;あるいは、米カンザス州で妻と一緒にいるより刑務所に入った方がましと犯罪を起こした人がいたように、ご主人がそう思ったりするかもしれませんね(^^;;

 

 

 

 

9月9日(金)
松浦公園でおくんちの蛇踊りの練習が始まりました。秋を感じますね〜。各高校は文化祭、佐世保市内はYOSAKOIと賑やかなムード満載です。同時に文化の秋でもあり、学習の秋でもあります(^_^)秋の夜長に何をして過ごしましょうか⁉️

 

 
毎年、この時期になると高校2年生の学習姿勢が良くありません。今年の高2はそんなことないはずだと期待していましたが、例外ではないみたいです。今、やるべきことに集中すれば、どれだけ受験への成功確率が高くなるかを知ることがそんなに難しいのでしょうかね〜⁇

 

 
一番いけないのは、授業中に会話をしだす生徒がいることです。他人に迷惑をかける行為は絶対に良くないことです。私としては、授業へ集中する意志がなく、誰かと話したいなら休んでくれという思いです。私からもう来ないでくれと誰もが強制されないことを願っています‼️

 

 

 

 

9月10日(土)
広田小と広田中、金比良小と光海中が来年度から小中一貫型教育を行うことにしていますが、私は中途半端な取り組みになりそうで不安を感じています。一貫校なら校長も一人で一貫した組織形態が必要だと思いますが、小中学校それぞれに校長や教職員組織を置くということで、いかにも公務員的な発想としか思えません。

 

 
市立の小学校間で大きな差異が発生し、県立中進学への有利不利がないように配慮して欲しいと願っています。今までの6•3制に敢えてメスを入れるのですから、何も変化しなければ制度改革の必要性がありません。しかし、自分が選んだわけではないのに、義務教育を最初に受ける場所が、校区という行政都合だけで決められ、受ける教育の内容を変えられてしまうのです。

 

 
教育委員会が何の役にも立たず、教育長も教育のど素人であることは、すでに明らかなことですが、市議会までも何のチェックも果たせなくなってしまったら、私達はどうすればいいのでしょう⁇システムを作り、チェックする側に優秀な人材を民間から送り出すしかないのでしょうかね(*^_^*)

 

 

 

 

9月11日(日)
テレビ番組のくだらなさが日増しに大きくなっているようで、ここ数年はテレビを見る時間がかなり減っていました。テレビを見ることよりもっとやらなければならないことがあることに気付いただけかもしれませんが。

 

 
と言いながら、日曜日の夜だけは、「半沢直樹」が放映された頃から、実は見ることが多少あります。今夜まで3ヶ月間放送された寺尾聰主演「仰げば尊し」というドラマには感動しっぱなしでした(^^;;そして、ドラマの一部がどこか現実世界にリンクするように感じることもあるんです。

 

 
音楽がストーリーの中に絡むだけで、その音楽に関連する経験までが甦り、琴線に触れてしまいます。アメージンググレイスなんか出だしのリズムだけでうるうると来る自分がいます。中高生もフェスタなどで使った曲を今後聞いた時に今までとは違うかもしれませんよ(*^_^*)

 

 

 

 

9月13日(火)
医学博士の加藤俊徳さんが書いた記事を読みました。すると、汚部屋の住人はIT機器依存によって、脳が違っているらしいです。片付けられない人かそうでないかが、脳の画像だけで判断がつくというからビックリです。スマホが大好きで、口ぐせがめんどくさいで、外出しては人によくぶつかる人は、右脳の視覚系脳番地が衰えている可能性が高いそうですよ。

 

 
いちばん危険なのが、いわゆる「いい奥さん」と結婚している男性だそうです。身の回りのことを何でもやってもらえるので、脳が衰えるそうです。子供も同じです。お母様は家事を少しさぼるぐらいが、ご主人もお子様も自分が得意とする脳番地以外を働かせなくてはならなくなり、脳が活性化でき、家の中も片付くと一石二鳥です(*^_^*)

 

 
さらに加藤先生がすすめるのが、ネットやテレビで天気予報をチェックする前に、自分でその日の天気を予測することだそうです。太陽の光、雲の状態、湿度、温度を肌で感じとり、色々なことを判断することが右脳の格好のトレーニングということです。ただ、何でもすぐに調べるだけがいいわけではありません。まずは自分の感覚も磨きましょう。

 

 

 

 

9月14日(水)
体育祭、文化祭も終わり、夏の終焉を感じます。同時に秋雨前線とともに台風が九州に近づいていますね-_-b。週末の三連休は天気が読めません。台風等の影響で教室等のスケジュールを変更するときは、安心でんしょばととホームページで連絡致しますので、気をつけて頂ければ幸いです。

 

 
しかし、秋を感じられれば勉強が捗りますよね(*^_^*)秋は勉学には最適な季節です。この時期を無駄にしてはいけません。昼と夜の時間が殆ど同じなので、身体のバランスが取りやすいのかもしれません。

 

 
推薦入試を考えている高3生は、今、必死に獲得に入っています。それはそれで頑張って欲しいのですが、本来は高1、高2のときの姿勢が推薦入試に繋がるはずなのです。東京のW大やM大などの指定校推薦をもらいたい人は、2年半の地道な努力で、勝ち取って欲しいと思います。

 

 

 

 

9月15日(木)
友人が書いている記事を読んで、コンプライアンスを改めて考えさせられました。コンプライアンスとは、日本語でいうと法令順守です。しかし、私達がいつも使っているコンプライアンスは社内ルールのことです。

 

 
たった一人の起こした社内ルール違反が、数万人規模の会社を簡単にも揺るがすのです。教室でも同じです。たった一人、授業の雰囲気を崩す人がいればすぐに教室内に連鎖します。どんな組織であれ、コンプライアンス意識の徹底は大切なことだと改めて考えさせられました。

 

 

 

 

学校であれ塾であれ、団体ごとに必ず決め事があります。それを守らないというのがコンプライアンス違反です。私は、社会で人に迷惑をかけなければ少々のことは許されると思っています。しかし、人に迷惑をかける行為は絶対に避けなければならないという考えを強固に持っています。

 

 

 

 

9月16日(金)
長野県東京事務所所長の「銀座NAGANOから見えてきた地域活性化のヒント」という講演を90分間拝聴しました。全く根拠はありませんが、近い将来、この人は長野県知事になるだろうと私の独断での閃きです。こんなに切れる県庁職員がいれば、その県は大きなアドバンテージを持つことになるはずです(*^_^*)

 

 

 

公務員体質の問題点を十分に把握した上で、それを乗り越えるためには何をしなければならないかがわかっていて行動されているのです。長崎県のアンテナショップなどもそうですが、ほとんどの地方公共団体は民間の業者に丸投げして、売り上げを重視しています。それでは本当のファンは生まれないということでした。

 

 

 

銀座NAGANOは、まず公務員自らが考えることからスタートしています。そして考え方の順番が的確で、ハローワークなどを使わず、人材にこだわって自ら適任者を探しているのです。私の先入観にある公務員と全く違い、私の方がよっぽど公務員的な発想をしていると凄く衝撃を受けました(^^;;)

 

 

 

 

9月17日(土)
私にとっては懐かしいアメリカンフェスティバルが開催されていました。うちの教室生はあまり関心がなさそうで、多くの生徒が昼から自習室で頑張っていました。今は行事過多です。しっかりシカトする行事をもつことも重要なことだと思います。

 

 
ビデオで講義を単なる見るだけの授業は、今まで散々否定し続けてきました。しかし、対面授業だけで全ての教科をクリアするのもなかなか難しいのが現実です。うちの生徒達を見ていると、うちで実施している教科の成績は全体的にかなり伸びています。しかし、他の教科で得点できず、総合点で上位に食い込めず、苦しんでいる生徒もいます。

 

 
これをどのように改善したらいいか半年間くらい悩んでいます。他のビデオ予備校的なやり方ではなく、ビデオも一部に取り入れる効率的な方法もあるのではないかとも考えています。当然、高校2年生後半、高校3年生に限っての話ですが。総合成績が必ず上がる方法を絶対に構築する意気込みで、日々検討しています(*^_^*)

 

 

 

 

9月19日(月)
私達の世代では、敬老の日というとどうしても9月15日という日付が頭の中に過ぎります。今日は政治家の方々が、敬老会の掛け持ちで忙しそうでした(^^;;お年寄りの方々にとっては、日頃応援しているあの先生がみえたよと嬉しいのでしょうね〜(*^_^*)

 

 
民進党の代表選も途中から争点が何であるのかわからなくなりましたが、当初の下馬評通り蓮舫さんが当選しました。私にとっては、小学校と大学の後輩の奥さんなので、ちょっと身近に感じ、頑張っていい政党を構築してくれればいいなと期待しています。

 

 
台風の影響か、秋雨前線の影響か、連日天気がぐずついていますね〜。明日は佐北高野球部が佐世保球場で今夏甲子園出場した長崎商業高と対戦する予定でしたので、スケジュールを調整して楽しみにしていましたが、残念ながら明後日に延期です。明後日の調整は厳しいみたいです。・°°・(>_<)・°°・。

 

 

 

 

9月20日(火)
鹿屋に住む従兄が、台風で電柱が巻き込み、木々は倒れ、信号が停電しているというからビックリです。台風16号は長崎県にあまり影響を与えませんでしたが、大隅半島では暴れ回ったみたいです。被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げますm(._.)m

 

 
花まる学習会の高濱先生が、勉強で大事なのは「見える力」と「詰める力(やり切る力)」だとおっしゃっています。見える力とは、話の要点や図形の補助線など、ぼんやりしていたら見えないものが「見える」力です。詰める力とは、与えられた課題に向き合い、集中して最後まで「やり切る」力です。

 

 
見える力や詰める力の育成に一番障害になるのが、先回りで口を挟むことです。子供の学習に寄り添う母親の干渉しすぎは危険な要素です。過程をどのように考えていくかが見える力を付けている時なのです。さらに過程で口出しされると自分で解いた達成感が薄く、詰める力もつきません。要注意ですよ(^^;;

 

 
9月21日(水)
春の甲子園、選抜高校野球の出場をかけた九州地区高校野球長崎県大会が開催されています。本日、佐世保北高が登場しました(^_^)今日、見に行くのは厳しいだろうと思っていましたが、早朝出勤をし残務を仕上げ、お昼の時間を確保しました。プレーについては一言、二言評論家になりたいですが、控えておきます(^^;;

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9月22日(木)
友人からオペラのCDを勧められたので、ついでにイタリア語を少しだけ摘んでみると、面白いことに柿の複数形はイタリア語でもカーキなんです。単数形はカーコと言うこともあるそうです。イタリア語では名詞の語尾を変化させて単数形か複数形を示します。

 

 

 

 

他にやらなければならないことがあると、現実逃避し全然関係がないことに手を出したりします。実は書かなければならない論文があり、気分転換の音楽鑑賞のつもりが、イタリア語の学習になってしまったのです。

 

 
北中生、高校生は考査まで1週間です(*^_^*)私を反面教師にして下さい。あのイタリア語を勉強した時間を返してくれ〜〜と真剣に思っています。テスト勉強をしなければならないと思って、机の整理をしなくていいですよ〜❗️1週間は試験勉強をしっかり頑張ってください‼️再来週、整理整頓しましょう(*^_^*)

 

 

 

 

9月23日(金)
PISAとTIMSSが昨年度実施されました。PISAとは、OECDが実施している国際的な学力調査です。日本は高校1年生が受験しています。TIMSSはIEAが実施しています。日本では、小学校4年生と中学2年生が対象となっています。

 

 
もうすぐ結果が公表されると思いますが、以前よりもいい結果が出てくるように予想しています(*^_^*)前回は、PISAの方は数学的リテラシーが韓国に次いで2位で、読解力、科学的リテラシーは1位でした。TIMSSは数学5位、理科4位でした。

 

 
3、4年前より少しだけ学習する量が増えているので学力が向上しているように思えます。全国の中学3年生の7割以上の生徒が1日2時間以上勉強しているというデータも出ています。フクダスタディーの生徒はもちろん全国平均より遥かに多く学習していますよね(*^_^*)

 

 

 

 

9月24日(土)
世間ではシルバーウィークとでもいうのでしょうか。この気候がいい時季だけあって、多くの方が忙しいように思われます。特に色々な役職がついている方、お世話係になっている方にとっては時間刻みの多忙さがあるようにみえます。

 

 
昨日も一昨日も多くの審議会や式典が執り行われていました。五番街では観光名誉大使のセレモニーが行われたみたいで、今日の新聞にはTAKAHIROさんと市長となんと私の大学の先輩が大きな写真で掲載されていました。私もあの位置で写真を撮って欲しいなとちょっと羨ましく思っていますが(^^;;

 

 
私はこのシルバーウィーク期間中の多くの会合等をすべて欠席で対応しています。考査まで1週間ありませんので、いつでも質問を受けられる体制にしています。今日も多くの人が自習に来ていました。私は明日もずうっといますので、皆さんの来室をお待ちしていますよ(*^_^*)

 

 

 

 

9月25日(日)
奨学金の在り方に賛否両論ありますが、私は今の日本の教育時勢からすると、もっと奨学金制度を充実すべきだとも思います。しかし、同時にあまり社会に貢献できていないような無駄な大学は国公立大も含めてどんどん減らすべきだと思っています。

 

 

 

 

社会に貢献できていない大学とは、端的に言えば就職が悪いところです。社会で活躍できるような教育ができていない証しではないでしょうか⁉️そこで、各大学も奨学金制度にはかなり力を入れてきています。優秀な人材を確保するためなのです。

 

 

 

早稲田大学も奨学金改革をどんどん進めています。佐世保北高などへ出している指定校推薦で受験する生徒へは特に優遇しています。指定校推薦入試は単に合格しやすいだけでなく、基準内の受験生は、「都の西北奨学金」の全員採用を約束されています。該当者は入学手続き時に半期授業料を納入する必要がなくなるのです。今年度入試から改革されましたので、希望者はあと数日内に担任の先生の所へ行く価値はありますよ(*^_^*)

 

 

 

9月26日(月)
普段、大相撲には全く興味がなく、優勝力士が誰なのかも知らないような状況です。ところが今場所はちょっと違いました。以前、わんぱく相撲に関わっていた時期があったのですが、その当時の思い出が蘇りました。小学生だった彼らも30歳になっています。当時30代だった私とほとんど変わらないと思うだけでも何か不思議なのです。

 

 

 

第13回全国大会での5年生の部優勝者は、今回の秋場所で全勝優勝した大関豪栄道だったのです。翌年の第14回全国大会の時は、私が長崎県チームの監督でした。その時に、6年生の部で、うちのCチーム(県大会3位)の村田君が前年優勝の澤井豪太郎君(豪栄道)と2回戦で戦ったのです。当時から体格も立派で腕力もある澤井君でしたので、本音では半分諦めていた相撲でしたが、何と金星を挙げてくれました。

 

 

 

今回の大相撲を通して、あの時の感動を思い出させてもらいました。その時は、村田君には豪栄道関に勝った集中力を持続させてあげれず、残念ながら4回戦で本来なら勝てる相手に敗退しました。
南高は明日から考査が始まりますが、君達には4日間の継続した集中力を期待しています(*^_^*)

 

 

 

9月27日(火)
スポーツ科学とかそんな大げさなものではありませんが、近頃、ゴルフでパンチ力が落ちたと感じていました。上手い先輩にアドバイスをもらうと以前よりも肩が入っていないからだとの一言です。真っ直ぐボールを飛ばすことだけが頭にあり、ボールから目を離さない打ち方をしていました。

 

 
球技ではボールをよく見ることも大事ですが、また同時にボールだけを凝視することは危険だということを忘れていました。ゴルフも同じです。バックスイングの間はボールから目が離れてもいいのです。バックスイングのクラブの動きに合わせて、首を回せば、肩もこんなに回るのかということを実感しました。

 

 
一つ開眼した気分になっています。これによってまたマイナス面が発生するかもしれません。しかし、長所と長所を結合するためには、上昇部分の試行錯誤をしなければならないと思います。勉強も似ていると思います。自分にとって最高の学習法を見つけ出すためには、私達のアドバイスを受けて、試行錯誤しなければなりません。すべてを人に頼っていては、想定内のレベルアップしかできません。

 

 

 

9月28日(水)
佐世保北中、高は、いよいよ明日から待ちに待った第3回考査です(*^_^*)高1の数学の試験範囲にデータ分析が入っています。この範囲の指導をしていて、与えられた数値を出すことはできるようになっているのですが、日常使っていることに結びついていない人がたくさんいます。

 

 
文系、理系問わず、大学へ進学する人は、現代の学問に統計学を欠かすことができません。偏差値などは毎回のテストや大学選びでいつも目にしています。分散、標準偏差、相関係数をもっと身近なものにして下さい。身近なものになっていないから、自分の学力を冷静に見つめられず、順位と平均点だけで判断し、とんでもない間違いをおかすのです。

 

 
分散とは平均点からの差の2乗の平均です。それの平方根が標準偏差です。すなわち平均からのバラつき具合をみる数値に過ぎないのです。標準偏差を10に調整したものが偏差値です。偏差値40~60の間に全体の68.3%、偏差値30~70の間に95.5%に値する人がいることになります。すなわち偏差値70を越せば、上位2.25%に位置している価値があることになるのです(^_^)

 

 

 

9月29日(木)
ここ数日、自習室がほぼ満員です。例年よりも自習室をよく活用できていると思います。自学の時間が増えれば、必ず成績はあがります。自習室の席が空いていないかもしれないから、自習室へ行くことを止めておこうなどとは発想しないで下さいね(^_^)

 

 
自習室が満室になったら、即座に他の部屋を自習室として開放します。頑張る人をとことん応援し続けることが当教室のモットーです。モットーに反するようなことは致しません。ですから、明日も明後日も一人でも多くの人が自習に来てくれることを望んでいます(*^_^*)

 

 
自立学習は素晴らしいことです。しかし、今後、この忙しい時代を乗り切るためには、さらに効率的な自立学習も構築しなければならないと日々考え続けています。文科省もアクティブラーニングを取り入れようとしています。来季に向けて、今までのうちの教室のいい部分に磨きがかかるような仕組みを必ず構築します‼️

 

 

9月30日(金)
全国学力テストの結果が公表されました。全体的にはだいぶ学力を取り戻しつつあるようにも感じられます。2007年に43年ぶりに実施されて以来、弱点部分を補強されながら進んでいるようには思います。

 

 
しかし、まだまだ補強しなければならない部分もあるように思えます。数学の証明問題は典型的な例ではないでしょうか。あとは、先日のdiaryにも記しましたが、データ分析が体感できていないと思えるような解答率でした。

 

 
こういう部分には、生徒の問題もありますが、指導レベルにも大きな影響を受けていると思います。教員研修を十分に行うことも当然重要ですが、教育学部の難易度がもう少し上がってくれないかと期待しています。生徒達が学校の先生にもっと魅力を感じ、優秀な生徒が教員になりたいという空気が漂えばベストです(*^_^*)