福田英治 STUDY DIARY H30.7

7月2日(月)
昨日はニミッツパークでアメリカ🇺🇸独立記念日を祝うイベントが行われ、10分くらいの打ち上げ花火も上がりました🎇。今から各地で多くの花火大会が開催されますが、節度を持って楽しんで下さい。すでに訓示がされている高校もあるみたいですが、男女交際のあり方で、高校生らしくないペア―を佐世保川の堤防などをはじめとして様々な場所でよく見かけます。幸いにもうちの教室生は大丈夫みたいですが😊。キュンとする気持ちは十分に理解できますし、それが正常だと思います。しかし、学生時代は同性の友人を中心にたくさん楽しんでいた方が後々まで楽しい思い出になる可能性が高いですよー😊
 
 
 

台風が近づき、明日は市内の小中学校、一部の高校は休校だとのことです。塾の方は明日も普段通り行う予定ですが、暴風にみまわれ危険だと思ったら、自己判断で休んで下さい。その際は、補習、質問教室をフルに活用して欲しいと思います。
 
 
 
 

7月3日(火)
台風の進度が当初の予想より遅くなり、夕方はまだ暴風が吹いていたので、小学部、中学部は休講としました。代講日はライン@、掲示などで確認しておいて下さい。全国各地で記録的な大雨を記録しています。雨が上がった後に、地滑りなどの二次被害が発生しないことを祈ります。暴風でネジが緩んでいる看板などがあるかもしれません。皆さんも歩行などの際には気をつけて下さい。
 
 
 

先日、文科省が全国学力テストを基にした調査分析を公表しました。学力が上位となった子どもの家庭の特徴は次のようなことでした。[1.毎日朝食を食べさせている。2.本や新聞を読むよう勧めている。3.小さいころ絵本の読み聞かせをした。4.計画的に勉強するよう促している。5.PTA活動や保護者会などによく参加する。]なるほどと思うことばかりです。私の経験上、これ以外にも大切なのではないかということがいくつかあります。機会があれば、面談や保護者会の際に披露させて頂ければ幸いです。保護者の方々も、まずは上記のことをもう一度見直されてみてはいかがでしょうか。ただ、強制的ではなく、子どもたちが自主的にできるように仕向けることが結果は出やすいと思います。
 
 
 
 

7月4日(水)

台風一過のアメリカ🇺🇸独立記念日です。佐世保では台風の大きな被害もなかったようで何よりです。私はかねてより執筆していた「子どもの不安症へのメタ認知療法の可能性」という論文を本日提出しました。まだ、口頭試問が残っていますが、3年間の研究が一段落できたことに安堵の気持ちです。1776年7月4日にアメリカ独立宣言が公布された今日という日に提出できたことは、私にとっても大きな意味がある日だと思っています。新たな気持ちをもって、子どもたちの明るい未来づくりを、さらにバージョアップしていくつもりです!
 
 
 

政治家の資産公開がなされていますが、長崎県議でトップだったのは、高校の同級生でテニス部のパートナーです。そのお金を目先の選挙のためだけに使わず、彼の成長のために投資して欲しいと願っています。お金を持っているからではなく、能力を存分に発揮して、県知事になり、長崎県の繁栄のために尽力を注いでくれないかと期待しています。彼は商売人として人生を送っていたら、もっと稼いでいるはずです。その彼が世の中のために、政治家として頑張っているわけですので、政策を異にする部分は多少ありながらも、私の意見はきっちり述べさせてもらい、応援していきたいと思います。
 
 
 
 

7月5日(木)
今日は母の83歳の誕生日でした。お祝いのメッセージを送ったのは中学生以来かもしれません😅。昨年の誕生日は母も元気に生活していましたので、朝から出勤する際も「行って来るよ」の一言で、誕生日とは気づいていながらもそれ以外の言葉はかけませんでした。ところが、昨年末、玄関先の階段で転んでからは入院生活が続いています。昼間、見舞いに行くとリハビリの最中で病室にはいませんでした。教室に戻ってしなければならない仕事もあったので、リハビリが終わるまでは待てないと思い、一筆を走らせ、ベッドの上に誕生日メッセージを置いてきました。もっと元気なときに色々なところへ連れて行くなど親孝行すればよかったなと後悔しかありません。
 
 
 

人間って普通の幸せに気付きにくいですよねー。平常時にも常に感謝の気持ちを持ち続けられる人こそが、素晴らしい人だと思います。そして、自分の懐にしまうのではなく、言葉や行動で示すことは非常に重要なことだと思います。親子というのはついつい甘えの感情の方が先だってしまうものですが、親はいつまでも子を見守っているものです。しかし、子が親に言動で感謝を表すことは大切ですが、親は子に対して、言動で必要以上の手助けをしてはならないのかもしれません。手助けの行き過ぎが、文科省局長の行動を産んでしまったようでなりません。
 
 
 
 

7月6日(金)

台風一過と思いきや、大雨警報で避難勧告まで出る始末です。佐世保川の水位もかなり上がり、通塾の際の危険性を考慮して、本日は休講としました。昨年の九州北部豪雨みたいな被害が出ないことを、切に願います。面白がって水位が上昇している川などには近づかないようにして下さい。振替授業は後日行います。
 
 
 

東京医科大の入試不正には驚きました。医学科の不正が前代未聞だとは思っていませんが、文科省の局長クラスが関与したのは初めてではないでしょうか。医学科の裏口入学は以前は行われていました。私がこの業界に入った頃も、ブローカー的な仕事をしている人も実際にいました。ところが、このご時世には完全になくなったものだと信じていました。しかし、私学の研究助成金は鶴の一声で決まるのだと思うと、研究計画を何年もかけて真剣に取り組んでいる人達にとっては、なんかやるせないですよねー。あの話題の学園の大学もきっちりとこの助成金を受け取っていますから、なんとも七不思議です。今回の事件は別として、東京医科大は優秀な人材がいますので、研究にも真実味がありますが、加計学園のあの二校にそんな素晴らしい研究ができるだけの素養があるのでしょうか。その陰には誰がいるのでしょうね⁉
 
 
 
 

7月8日(日)

昨日はダイアリーをスマホに打ち込んで、ホームページに貼り付けようとしたら、間違って消去をクリックしてしまいました。リビジョンで回復できるか試みましたが、何の反応もありません。豪雨被害へのお見舞いと七夕について書きました。七夕はタイムリーでなくなりましたので、昨日の内容を反復するのはやめておきます。しかし、今回の豪雨では多くの方がお亡くなりになり、心よりご冥福をお祈りいたします。また、被害を受けた方々にお見舞い申し上げます。
 
 
 

今朝、新聞を見ると、亡き父の大親友だった方が亡くなられていました。病院療養中とはお聞きしていましたが。父と職場が一緒だったというのもあり、仕事の後は毎日のように父や数人の仲間で、アフター5を楽しんでいらっしゃいました。時には自宅へも遊びに見え、父も含め男4〜5人の食通仲間で料理を作っていたのが滑稽で、今でも目に焼き付いています。子供の私もだいぶお相伴にあずかり、可愛がってもらったものです。今日は教室当番が私一人なので、正午からの告別式には参列できませんでした。今週、ご自宅の方へお別れに伺いたいと思います。親世代のお別れが次から次にやってきて寂しい限りです。心よりご冥福をお祈りするとともに、今までのすべてに対し感謝致します。
 
 
 
 

7月11日(水)

今から、高3生にとっては、大学をある程度絞らなければならない時期になってきます。入試科目、センターの必要な点数、立地など考慮しなければならない事案がかなりあります。面談の時には、進路指導NETなどを利用しながらサポートしますが、それまでに複数の情報源を整理しておかなければなりません。来年度の各系統における最難関校は下記の通りと予想しました。最難関校が必ずしも最高の大学というわけではありませんが、自分が目指す系の最難関校くらいは知っていてもいいと思います。

私立大学
☆人文学系 早稲田大学
☆社会・国際学系 早稲田大学. 関西学院大学
☆法・政治学系 慶応義塾大学. 早稲田大学
☆経済・経営・商学系 慶応義塾大学.早稲田大学
☆理学系 慶応義塾大学. 早稲田大学
☆工学系 早稲田大学
☆農学系 北里大学. 明治大学
☆医歯薬系 慶応義塾大学
☆保健学系 早稲田大学
☆生活科学系 日本女子大学
☆芸術・スポーツ科学系 青山学院大学
☆総合・環境・情報・人間学系 慶応義塾大学

 

国公立大学(前期)
☆人文学系 東京大学
☆社会・国際学系 国際教養大学
☆法・政治学系 東京大学
☆経済・経営・商学系 東京大学
☆教育-教員養成課程 東京学芸大学
☆教育-総合科学課程 広島大学
☆理学系 京都大学
☆工学系 東京大学
☆農学系 東京大学
☆医歯薬系 東京大学
☆保健学系 京都大学
☆生活科学系 お茶の水女子大学
☆芸術・スポーツ科学系 筑波.お茶の水女子大学
☆総合・環境・情報・人間学系 京都大学

 
 
 
 

7月12日(木)

近頃、AO入試や推薦入試の話が高校3年生からちらほら出始めました。長崎県の公立高校の先生方はこの入試をあまり好きでなく、あまり知識がない人が多いようにも見受けられます。ところが、現実的に見れば、昨年度国立大はAO、推薦入試で16%、公立大は27.4%、私立大は51.4%が入学しているのです。この入試制度をうまく活用しない手はないと思います。

昨年度、九州管内の国立大だけでも、AO入試を実施した大学は下記の通りです。
九州大学 教育学部、理学部、医学部、歯学部、
芸術工学部、農学部、法学部、文学部、
共創学部
佐賀大学 教育学部、芸術地域デザイン学部
熊本大学 文学部、法学部、理学部、工学部
長崎大学 多文化社会学部、教育学部、経済学部、
工学部、水産学部、歯学部、薬学部
大分大学 経済学部、医学部、理工学部
宮崎大学 教育学部
鹿児島大学 理学部、水産学部
鹿屋体育大学 体育大学
琉球大学 工学部

 

全国的に見れば、まだまだ多くの大学、学部がAO入試を行っています。

 
 
 
 
7月13日(金)
サンデーモーニングにも時折出演されている大崎麻子さんから、「セクハラから考える、人権・経済問題としての女性活躍推進」というテーマで講演を聞きました。こういう話を聞くと、日本の現状には課題が多いということを改めて痛感します。何が最大のネックかというと、無償ケア労働(家事、育児、介護、看護)の女性による負担の軽減と再分配が円滑に行われる文化、環境が構築されていないことではないでしょうか。これは選挙やボランティアにおいても同じようなことが言えます。男性も女性も何事においても同じように負担し、同じように選択肢と機会が保障されていて、同じように意思決定に参画し、責任を果たす社会にならなければならないと思います。
 
 
 

そのためには女性のエンパワーメントも必要で、推進しなければなりません。女性のエンパワーメントとは、人生や日常生活におけるあらゆる選択肢を自分の意思で選び取って生きていくための力をつけること、男性と対等に意思決定に参加するために必要な力を身につけることだそうです。つまり、心と身体は健康で、知識、技能を身につける教育を受け、経済的な力(お金を稼ぐ、貯金する)を持ち、共有できる場、政治参画で意思決定に参画するということです。うちの女生徒達にもしっかりとしたエンパワーメントを獲得して欲しいと切に願います!
 
 
 
 

7月14日(土)

先週、全国各地であれだけの大雨を降らせたとは思えないくらいの猛暑です。明日は、バーベキューですが、当初は雨を心配していましたが、その心配はなさそうです。そのかわり、炎天下の暑さを気にしなければならない気配です。色々な場面で自己管理能力、自己完結力の必要性を謳われています。明日の気候は自分で調べ、自分の対処法を持って、バーベキューに参加して下さい! 一緒に楽しいひとときを過ごしましょう😊

 

そして、夏休みに見違える学力を身につけましょう!

 

 

 

 

<7月18日(水)

今年のバーベキューも、皆さんのご協力のおかげで無事盛大な内に終えることができました。心より感謝申し上げます。夏休みは今までに経験がないくらいの勉学に燃えて欲しいと思っています。グローバルな視点では、なぜ夏休みに⁇となるのかもしれませんが、残念ながら日本や韓国や中国では、この夏休みこそが大きな分岐点になることは否めません。韓国の友人宅は息子さんが今年大学受験ということで、一家全員が受験生という思いで夏を乗り切ると言っていました😅
 
 
 

私の周りの友人達は男女問わず、よくお腹が出ています。いかに加齢とともに新陳代謝が悪くなるのかというのがよくわかります。夏休みは勉学に燃えろと生徒達へ掛け声ばかりかけても説得力にもう一歩かけますので、私はこの夏休みで徹底的にお腹をウェストを5㎝小さくすることに燃えます。秋にはズボンを新調しなければならないかもしれませんが、覚悟することにします。夏こそ、何かに全力投球しなければ本当にもったいないと思います!
 
 

 
 

7月19日(木)
暑いですねー😵でも、まだ長崎はましな方かもしれません。山梨、埼玉、愛知などはこのレベルではなさそうです。明日は埼玉へ行くので、暑さ対策を講じなければなりません。私は、小中学校の夏休みの開始、終了などにおいても、もっと臨機応変に対応できないものかと思ってなりません。今年みたいに猛暑が激しい時は数日早く夏休みに入り、2学期の開始を少し早めるような対策も考えられるのではないでしょうか。民間では常に神対応が求められます。神対応できない人は使えない人とも見なされます。公機関にも、もっと神対応を求めたらダメなのでしょうか?
 
 
 

今回の大雨災害でも、マニュアル通りではなく、神対応した人がかなりの確率で助かっています。正常化バイアスはすごく怖い心理です。用心しすぎても不安症になる確率が高くなります。しかし、危機の場面では正常化バイアスを働かせず、用心しすぎてもいいのではないでしょうか。普段はポジティブにあまり細かなことを気にせず、緊急時は徹底した用心深さが必要なのではないかと感じます。
 
 
 
 

7月20日(金)
全国各地、異常な大雨のあとは異常な暑さです。熱中症で各地の小中高生が救急搬送されています。私はこの手のニュースを見るたびに運ばれた生徒が大事に至らなければいいけどと皆さんと同じように感じます。と同時にその生徒達は、オープンでいい学校に通っているとも思うのです。佐世保のある高校だったら、救急車はまず呼んでくれません。もし、病院に連れて行くにしても先生の自家用車でかなり時間が経過した後です。今までにも数十件そのような対応をしていました。救急車を使うとマスコミや教育委員会に知れるからです。PTA役員の方もしっかりと監視し、意見をするべきだといつも思っています。子どもを推薦してもらう忖度を期待して、何も言えない役員なら役員をしない方がいいのではないでしょうか。
 

 
 

どの学校にも発達障害などで苦しんでいる生徒も多くいます。そのような子どもたちとの関わりの中で隠蔽は悪化こそあれ何も改善しません。オープンにしながら、周りの協力を得ることこそ、発達障害の生徒達が色々な場面で能力を発揮できる環境になります。そのような中で、上記のような対応は好ましくありません。学校にそのような色をつけないためにも、いくら進学校でも、古株の先生をあまりおかず、定期的に移動させるべきです。公立の小中学校の教員と同じように、MAX6年で入れ替える方が伝統的な悪い部分は改善されるのではないかと思います。私がそのように感じる先生がある高校には残念ながら数名いらっしゃいます😅
 
 
 
 

7月22日(日)
昨日、論文の発表を終えて、大きな肩の荷がおりました。これで、東京へ出てくる機会もしばらくは減ると思います。改めて東京という街を見ると、本当に格差が大きい所だと感じます。居酒屋やうどん屋さんなどは佐世保よりも安い店もたくさんありますが、ちょっとお洒落な店はどこまでも高い店があります。しかし、ほとんどの店の営業が成立しているのです。自家用車を見ても、軽自動車がほとんど走っていません。車を持つか持たないの選択になっているのでしょう。こういうことは、いかに収入格差があるのかを表しているものだと思います。
 
 
 

地方都市では公共交通機関が十分に整備されていないために自家用車も必需品になっています。つまり、何が違うかというと公共の福祉が異なるのです。公の部分をうまく活用すれば、東京の方が地方都市よりお金がかからないのかもしれません。しかし、これだけ色々なものが間近にあると、欲望を抑えるのにも精神的な強さも必要です。都会と地方のどちらがいいということではなく、違いを正しく認知し、トータルな感覚で日本全体を見る視野は必要だと思います。
 
 
 

 

7月23日(月)

朝から都内の通勤ラッシュに飲み込まれながら、羽田空港へ向かいました。久々、通勤ラッシュを味わいましたが、この歳ではもうこのような生活はしたくないと思います。それでも友人達は日々このような生活を送っているのです。地元へ戻ると収入が激減するというのも一つの大きな理由でしょう。地方でも納得できるような賃金が出せるような企業が一社でも多く増えなければならないのでしょうねー!

 
 
 

羽田空港では、夏休みに入った幼小学生連れの家族で溢れかえって、カウンター前は冷房も効かないくらいです。私はラウンジでくつろいでいましたので、さほどでもありませんでしたが、皆さん汗ビショビショです。長崎便も普段の平日よりは多いものの、沖縄便や札幌便の混み具合と比べると雲泥の差です。観光地としての魅力をもっと開発しなければならないのでしょうねー。以前はカジノ推進派の私でしたが、依存症がどうのという問題ではなく、地方都市のカジノが街づくりの一役を本当に担えるのか、近頃、少し疑問を持っています。
 
 
 
 

7月25日(水)
「チャランポラン」とは、ペルシャ語で、用もなく、意味もなく、ふらふらと行動することを言います。日々、特に受験生に対しては、隙間時間の有効活用と訴えています。チャランポランとは正反対のことを、私は力説しているわけです。しかし、チャランポランの精神も実は大切なことだと思っています。夏休みをチャランポランだけで過ごすとのちに大変困ったことになります。でも、学生の皆さんがチャランポランできるのは長期休暇の時しかありません。夏休み中、2〜3日はチャランポランに過ごす事も、人間的な成長に繋がるかもしれません。
 
 
 

平穏な日常が続いていれば、幸福や不幸を意識することはあまりありません。いざ天災や身内や友人の死に直面すると、平穏無事であることの恩恵を改めて噛み締めることになります。非常時にはチャランポランできません。平穏無事の時こそ、時にはチャランポランを味わい、平穏無事のありがたみがなお身に沁みるのかもしれません。成功、発展、進歩だけが幸福の条件とみなされた時代は終わったと思います。バランスよく成長し、幸福度を上げていることを感じることこそが今後求められていく姿かもしれません。
 
 
 
 
7月26日(木)
東京大学が日本の制度決定におけるキーマンであることは周知の通りです。東京大学は、2020年度からの大学入学共通テストで、英語民間検定試験を導入するかしないかをまだ決定していません。国大協はガイドラインを示しました。多くの大学がこれに沿う形で検討を進めていますが、東大の判断は他大学へ影響することは間違いありません。現段階では語学力の国際標準規格CEFRに基づき民間試験のスコアを比較することに決定していたはずですが、東大はCEFRの信頼性についても十分に検証されている訳ではないと懸念を表明しています。
 
 

 

議論をすることは重要です。検証することも大切です。しかし、多くの人に影響を及ぼす内容を一度決めたら、とりあえずその方向で期間限定でも実施すべきではないでしょうか。そして、ある時期にしっかりと不備を検証し、いい方向へ改良していくべきではないかとも思います。いずれにしても、大学入試で真の英語力を試される制度が完成することを祈念します。

 

でも、7月26日は悲しい日付として記憶に残り過ぎています。
 
 

 
 

7月27日(金)
2022年度の新入生から順次実施される高校の次期学習指導要領の解説書が公表されました。私は、高校の教育と入試との間に溝が生じるように感じます。公立高校と私立高校の格差が広がるようにも思われます。教育という立場で見ると、学校の教育内容はよくなると思います。しかし、大学受験という側面から見ると、高校の授業だけでは足りなくなるのは必然です。そう考えるたときに、塾に行かなければという生徒は増えるでしょうから、塾経営としては嬉しい面もあります。しかし、うちのウリである学校の授業との連動性が薄くなり、入試に特化した授業ばかりを行わなければならない可能性が高くなります。もしかすると、そのような授業ばかりをすることは、スタッフの幸福度が下がるのではないかと複雑な心境です。
 
 

 

基本的に自らが主体となって学習することを、もっとも推奨しています。しかし、基礎力が定着していないと、自力だけで学習することがなかなか難しい場合もあります。ある一定のことが理解できた後は、自分でやった分だけ、どんどん力が付きます。しかし、学校での学習が探究学習中心になると、入試へ向けての基礎力をつけていない生徒が増えるかもしれません。私達ももっと効率的なやり方を構築しなければなりません。2022年度になっても今までと同じやり方の塾は、入試の結果が出ないと思われます。そのようにならないためにも、最先端の情報を得ながら、知恵を振り絞らなければなりません!
 
 
 
 
7月30日(月)
先週の土曜日は、友人の社長就任🏌️‍♂️コンペ&懇親会で遅くまで飲み続け、昨日は義母の一周忌と慌ただしい週末でした。すると、今朝目覚めると、二日酔いではないのに、頭が痛くてたまりません。熱中症なんでしょうかねー。いつものように気合いで乗り越えようと本日の授業もそのまま行いましたが、やはり芳しくありません。明日の午前中は、CT検査が入っているので、そのついでに他の部分も診てもらおうと思います。体力に自信があるからと、この夏の酷暑をなめてはならないかもしれません。皆さんも気をつけてお過ごし下さい。
 
 
 
 

高校生の多くが学習合宿へ行っているので、夜の自習室は夏休み中なのに閑散としています。クーラーの効きが悪いくらいに多くの生徒が自習している姿がやはり好ましいです。合宿では一生懸命に頑張っていることでしょうから、合宿終了後は今までよりもさらに高いモチベーションで、多くの人が自習室へ入り浸るのを期待しています。
 
 
 
 
 

7月31日(火)
1月に移転新築した県庁舎ですが、県民の間では綺麗なレストラン、庁舎としては豪華過ぎるなどさまざまな声が出ています。しかし、県職員へのアンケートでは、執務室が狭い、情報管理面への懸念、駐車場への不満などが出ています。同じ建物なのに、外部と内部の人の感じ方の違いです。目に見える建物でもこのような状況ですから、県民の求める行政と公務員が行う行政に隔たりがあっても当然ですねー。
 
 
 

公の施設などを建設する際に、評価グリッド法という手法で真のニーズを掴む方法があります。県職組からこのようなアンケート結果が出ている状況ですから、そのような手法を用いていないのか、実際に使用する人ではなく、形式上の建築ニーズを採択したのでしょう。公のお金を多大に使って建設するわけですから、設計の段階でもう少し慎重にできないかと思います。佐世保でも似たようなことがいくつもあります。議会のチェックが甘いのではないでしょうか。議員になる人は、地位を築くためだけでなく、県民、市民のために頑張って頂きたいと切に願います。