福田英治 STUDY DIARY H30.5

5月4日(金)
朝から複数の新聞を見ても、ゴールデンウィーク中は本当に面白くありません。というか自社取材をしていないことがあからさまに出ていて、記事の充足感がありません。記者やデスクも休みを取っている人が多く、致し方ないのかもしれません。ただでさえ、地方紙の場合、普段から共同、時事、APなどの通信社頼みの記事が多い中、さらに拍車をかけています。連休中は通信社自体の配信も少ないのでしょうねー。

 

慣習に縛られた企業運営のあり方から脱皮できない企業は、淘汰されていくのだろうなと感じざるを得ません。新聞社やテレビ局も今のままでは、いつの日にか無くなってしまうのではないでしょうか。他の業種でも当然同じことが言えると思います。

 

では、私達が関わっている塾業界はどうなのかと考えることもあります。AIが私達の役割を奪おうともしています。AIの導入で、業務の効率化、人件費の削減、学習効率性のアップは間違いありません。しかし、人間的な触れ合い、気持ちの理解、グレーゾーンでの判断など血の通った人間にしかできない部分もあります。そう考えると、旧来の職人肌で一風変わった塾の先生が経験だけで勝負することも、これからは通用しないかもしれません。AIのいいところ、人間にしかできない部分を真の形で融合した塾を作り上げなければならないように思います。ただ、現在塾業界で普及しているAIはまだまだ未開発の部分の方が多すぎるようにも見受けられます。もうしばらくは経験と熱意をフル稼動したフクダスタディーでなければならないようにも思えます😊

5月8日(火)

フクダスタディーの提携塾である平戸いの翔塾が開校1ヶ月で生徒数33名になりました。今のご時世に平戸地区でたくさんの生徒さんに来て頂き有り難い限りです。塾長の井上翔一朗もよく頑張っています。平戸に住まいを構えて2ヶ月あまりで、平戸の方々と溶けこみ、多くの方々に可愛がられているみたいです。.

 

塾講師としての実績は抜群のいの翔ではありますが、まったく縁もゆかりもない地での活躍には驚きとともに喜びを感じています。今後も初心を忘れずに精進して欲しいと願っています。毎週土曜日には、フクダスタディーSASEBOで専門分野の算数の教鞭をとっています。一人でも多くの佐世保地区の小学生にも、いの翔と一緒に算数の楽しさを味わってもらいたいと心底思っています!

 

私と井上先生はふた回りほど歳が違いますが、彼の行動を見て学ぶことがたくさんあります。現在、フクダスタディーで講師をしている宮島先生からも同様です。彼も高校の後輩です。50代前半までは先輩方から多くのことを学ばせてもらっていました。もちろん今も進行中ですが、近頃は後輩から学ぶことの方が多くなってきました。55歳を境に人材育成に重きを置くようになりましたが、実は、まだまだ自分が育成されていることの方が多いみたいです😅

 

5月12日(土)

西高、北高は考査期間ですが、出来映えはどうでしょうか。明日、午後3時から5時まで高校生質問教室を行います。北中生は考査対策の補習を行います。高校2.3年生英語は振替授業を行います。悔いがない考査対策を行って下さい!

 

 

 

今日は天候も良く、空気が澄んでいたのか、高度1万メートル上空からも地上が良く見えました。房総半島上空では高度が下がっていて、程よい距離感で地上を眺めることができ、千葉県のゴルフ場の多さを実感しました。県内に100以上のゴルフ場があって、日本一ゴルフ場が多い県だけあります。上空から見ると、何十ものゴルフ場がひしめきあっているのです🏌🏌飛行機から降りてラウンドしたい気分になった私です😅

 

 

 

羽田空港はいつも人で溢れかえっています。長崎や福岡から東京に来た人、長崎や福岡へ旅立とうとしている知り合いとはたまに会うことがあります。今日はラウンジでコーヒーを飲んでいると大学時代の同級生とばったり遭遇しました。北海道へ飛び立とうとしていました。何しに行くの?と聞くと、来月北海道へ嫁に行く予定というのです。離婚したのは知っていましたが、東京生まれの東京育ちで東京から離れたことがない50代半ばの女性の勇気に驚きです。今度は幸せになれよとエールを送り、ハイタッチをして、それぞれのフライトへ向かいました。そのような遭遇が、飛行機の中でも学生時代の懐かしい思い出で脳裏を満たしてくれました✈

 

 

5月18日(金)
情報や統計という科目が、現在の数学や英語のようにメイン教科となる可能性が出てきました。安倍首相が林文科大臣へ指示したとの報道です。小学校からそのような科目に触れさせることは非常にいいことだと思います。しかし、今の文科省の教科書検定制度のもとで、日々変わりゆく情報などの科目を同様に扱っていたら、実務的でない形骸化したものになる恐れもあるのではないでしょうか。

 

 

独裁というのは、うまく機能しているときは強いカリスマ性とリーダーシップとして世間では賞賛に値します。しかし、一つ歯車が狂うと周りの誰もが意見を言えず、間違ったことまでを正当化する単なるエゴになるということを今の社会現象が教えてくれています。政治の世界でもスポーツの世界でもありとあらゆるところで嫌な部分を見せられ、ちょっとうんざり気味ですね😫

 

 

高校生は考査が終わり、高総体モードへ入ったようにも見受けられます。悔いがないように日々鍛錬して下さい。私にとっては、40年近く前のことになりますが、今でも大切な思い出で、部活を通して学んだことはたくさんあり、今の自分の礎になっていると思っています。放課後は部活に全力投入ですが、こういうときこそ、時間の長さではなく、集中力での勝負です😊授業に最大限の集中をして下さい!