福田英治 STUDY DIARY H30.2月号

2月3日(土)
天気予報では深夜から雪❄️マークが出ていますが、明日の道路状況は大丈夫でしょうか?明日は入学試験も多くあり、受験生の足に影響がないことを祈っています。私は久々にお休みを頂いているので、月例🏌️に出るつもりで張り切っていたのですが、凍えながらまでしたくないなぁという気持ちになってきています😅

 

 

子どもの本質を考えたときに、子どもとは自ら育とうとする生き物、育つことに幸福を感じる生き物だだとコーチングの教えにはあります。親や教師は責任感で、子どもは教えてやらなければちゃんと育たない。正してやらなければちゃんと育たないと思いがちです。

 

 

ところが、塾講師を長年やっているうちに、大人の役割は子どもたちの「個」としての「自立」を支援することであると強く思うようになってきました。子どもたちは育とうとする生き物であるからこそ、周りの大人は子どもが本来持っている意欲、能力、つまり生きる力を引き出すことが最大の使命ではないでしょうか。フクダスタディーでは、今までに増して、そのことを全スタッフで意識した運営をすることにしています。新学期からは、小学生に対して具現化するのがソレイユコースで、高校生に対して具体化したシステムが受験コンパスです。

 

 

 

 

2月6日(火)
昨年の秋には一緒にゴルフを楽しみ、私が欠席した新年会にも参加なさっていた先輩が土曜日に亡くなりました。今夜がお通夜でしたが、会場が島原ということもあって、会葬できませんでした。明日の告別式で最後のお別れをしてきたいと思います。雪が積もらないことを願っています。

 

 

人間の命は有限です。周りの方々が亡くなるたびに、生きている今こそ、色々なことを楽しみ、人のため、社会のためになることを精一杯しなければならないと自分を戒めています。特に52.53歳くらい頃から、死に対して少しずつ意識するようになってきたのかもしれません。後世の人から尊敬されることより、後世の人達にエネルギーを与えるような人生を送りたいと思います。

 

 

花園中学校の跡地に私立の小中学校が新設されることはほぼ確定みたいです。私が30年前に目標としていたことでしたが、先を越されてしまいました。私の今までの人生で、それだけの計画的な行動が出来なかったことのあらわれです。私は佐世保にも私立の小学校が必要だと思っています。だから、新しくできる学校に対して、私ができることは最大限サポートするつもりです。

 

 

 

 

2月7日(水)
眞子様の結婚延期が報道されていますが、これが本当に2人の意思なら何も問題ないと思います。しかし、私みたいな俗物的な人間は何かの力が働いているように感じてなりません。皇室という特別な存在であるお嬢様を嫁にもらうのだから、実家が週刊誌のターゲットになったのでしょうが、本当にこのような報道のあり方が正しいのでしょうか⁇

 

 

一連の不倫報道もそうです。いかなる公人であろうと芸能人であろうと、当事者と家族だけの問題であって、決して社会の問題ではないはずです。週刊誌などは憲法にもうたっている報道の自由を盾にするのでしょうが、ジャーナリズムの原点からは大きなズレがあると思います。

 

 

今日、武雄市の前市長樋渡氏も国民が静観すべきだと言っていました。私も同感です。新聞の不買運動はちょっと次元が違いますが、週刊誌は個人や組織が買わなければそのような無駄な取材をしません。テレビの情報番組も同じです。週刊誌をベースにしたときにはチャンネルを変えればば、そのような制作を行わなくなります。販売数、視聴率が上がるから異常なパッシング報道をするのです。ジャーナリズムがどうのと議論しても今の体制は変わりません。国民一人一人が不買、視聴しないという姿勢を取れば、有能な人物を潰してしまうことが少なくなるように思います。

 

 

 

 

2月8日(木)
いよいよ、今日、平昌オリンピックの前日競技が開幕されました。一部では政治が絡んでいるオリンピックにも思えますが、日本選手団の活躍を期待したいと思います。17日間の熱戦の中にまた新たなヒーローの誕生が楽しみです。冬季五輪は北海道、東北、北陸地方の出身者が多く、九州ではちょっと距離感があるかもしれません。しかし、見どころはたくさんありそうです。日常生活に支障がないように楽しみましょう😊

 

 

ところが、高校3年生、中学3年生でまだ受験を控えている人は言わずもがなです。中高生もそれぞれの考査が終わるまでは試合のテレビ観戦は控えた方がいいかもしれませんね😅今学年最後の考査です。最後が良ければ、すべてが良かったようにも思えます。笑顔で現学年を終えて下さい。

 

 

平昌も寒そうですが、北陸も大雪で大変みたいです。佐世保も今日までは寒かったですが、明日からはだいぶ気温も上がりそうです。連休中はまた少し冷え込みそうですが😵。寒暖の差が激しいので、栄養バランスに留意して、体調を崩さないように気をつけて下さい。私ももったいないと思いながらも、受験前に私が体調を崩したら元も子もないと思い、1月末から毎日ユンケルを飲み続けています😅

 

 

 

 

2月9日(金)
何かを忘れているけど、何を忘れているかを思い出せないということがありませんか?スケジュールのタブレットはマメに更新している方だし、To Doリストのチェックも怠らない方だと思っているのですが。加齢で致し方ないのかと悲しくなることもあります。

 

 

しかし、どのようなことを忘れているのかを分析したら、何気なく会話したことやSNSを使用したやりとりであることに気づきました。これを克服するための方策を講じなければならないと思いました。スマホやPCメールチェックを不定期にしているのが問題かもしれません。定期的なチェックをし、教室と自宅とスマホを完全に同期した上で、必要なことは他に記してみることがいい方法ではないかと考え、早速実行してみることとします。

 

 

話は全く違いますが、銀座の公立小学校の標準服にアルマーニを採用した校長先生には驚きですねー。あの小学校区には富裕層の方しかいないかもしれませんが、公立小学校の本来の趣旨からは大きくズレているとしか思えません。私もアルマーニのスーツを2、3着持っていますが、あくまでも結婚式などのドレスアップ用で普段の仕事用スーツではありません。制服とは、日常の生活服ではないのでしょうか?

 

 

 

 

 

2月11日(日)
空気を読んで行動しろよという言葉をちょくちょく耳にします。近頃では、流行語大賞にも登場した忖度するという言葉に置き換えるとわかりやすいのではないでしょうか。日本文化の特徴であるのかもしれません。大人の付き合いの世界でも、先方のグラスがずっと空いたままでも気にも留めなかったり、上役や先輩からビールを追加してと指示を受けるまで注文しなかったりすると、まず、できない人というレッテルを貼られます。

 

 

しかし、忖度しすぎる人は相手がそこまで望んではいないことまで深読みして勝手な判断でやってしまいます。そのような人は、承認欲求が強かったり、戦略的な人だったりして、自分中心の考え方に陥っていることが多いです。一方、忖度できない人は上下関係をあまり意識せずに、褒められて育った人で、想像力の乏しい人に多いというデータも出ています。

 

 

結局、忖度しすぎる人にも忖度できない人にも共通するのは、コミュニケーションに慣れていないということです。特に今の世の中、さらにコミュニケーションの機会が大人も子どもも減少しています。小学生の頃からコミュニケーションの機会を増加させ、コミュニケーションの基本中の基本である挨拶の徹底から、様々なコミュニケーション力を育成することは本当に必要なことだと思います。だからこそ、フクダスタディーでは全生徒のコミュニケーション力向上に、今後も力を入れていくつもりです。

 

 

 

 

2月12日(月)
今年度のセンター試験の志願者数は582,671人で、昨年より6,704人増加しました。平均点は理系志望者が560点、文系志望者が552点です。志願者数は一時期の理系ブームが過ぎ去ったのか、文高理低です。

 

 

不況下では理系学部で資格を取得するのが就職に有利という空気が広がります。今回の志願状況から推察すると、経済が上向きになって文系でも不利にならないという認識が広がっているのでしょうか。AIやビッグデータが話題になっていることもあり、文理を問わず情報という言葉がついた学部、学科は志願者増の傾向にあります。

 

 

昨年度と比べて105の指数を示すのが、経済系と看護系です。続いて、社会・国際系が104です。それに比べ、志願者が大幅に減っているのが農学系の90、医学科を始めとする医療技術系が93です。今年は農学系、医療系が比較的に入りやすいのかもしれません。前半入試でうまくいかなかった人は、少し難しくなりますか、後半入試の参考にしてみたらいかがですか。

 

 

 

 

2月13日(火)
明日から北中生は今学年最後の考査です。中3生にとっては中学校最後の考査です。高校では新しい評価に変わるので、この評価が何かに使われるということはありません。しかし、中学校で学んだ内容を十分に理解していないと高校で苦労します。高校での副教科は、大学入試での内申書にも影響します。さらに、副教科ほど実社会では役に立ちます。教科で区別することなく全科目を精一杯頑張って、今学年の内容の完全習得を目指して下さい。

 

 

新学期から入会する方々が、毎日入会申込書を持っていらっしゃいます。嬉しい限りですが、私達は入会時のやる気をしっかりと継続させ、成績をアップしなければならないと新しい緊張感もあります。塾の休み時間などに誰か知っている人がいれば、知らない人ばかりより、何となく安らぎます。今まで通って来ている人達と早く友達になって欲しいと思っています。また、同じ学校の友達と一緒に通えば、いい意味でのライバル心もうまれます。友達を一人誘ってみてはいかがでしょうか。

 

 

人間ってやっぱり人の間でしか生きていけないものです。人と人の出会いが人生を大きく左右します。生徒の皆さんには、お互いが向上できるような人間関係をたくさん築いて欲しいと思っています。私も中学時代に通っていた塾のほとんどの友達と一緒に同じ高校へ行った関係もあって、今もみんなが仲のいい友人です。今までの人生でも大きく刺激し合い、お互いが向上したとも感じています。

 

 

 

 

2月15日(水)
新聞紙上に高校学習指導要領改定案が大きく発表されていました。今回の改定にもちょっと待ってよという部分が多々あります。しかし、私達現場は文科省が定めた方針に従わざるを得ません。ぼやき始めたらあまりにも長くなりそうなので、指導要領をしっかり読んで頭の中を洗脳しようと思います😅

 

 

しかし、水泳飛び込み指導原則禁止には少し寂しさを感じます。一昨年、都立高校の授業中に教員の指示によりプールに飛び込んだ男子生徒が頭を底に打って大けがをするなど重大事故が相次いだことは残念なことでした。大切な生徒達の事故は避けなければなりません。私も大学生の頃、東京の公立小学校で水泳指導員をしていたことがあります。その中で感じたことは、指導の仕方一つで、飛び込みもすべてが危険だとは思えませんし、場合によっては危険にもなりうるということです。

 

 

 

エアー指導を十分に行ったあと、大丈夫だと判断できる生徒には実際に飛び込ませるなどの措置が取れないものでしょうか。危険だと思われるものはすべてを排除するという方針で本当にいいのでしょうか?子育てでも危ないからとすべてにおいて親が手を添えたらどのような子に育つでしょう。危険だから禁止ではなく、危険を回避しながら、色々なことにチャレンジさせる教育が必要だと思います。

 

 

 

 

2月16日(金)
羽生結弦は凄い‼︎本物のアスリートですねー😊教室でスタッフと一緒についつい見入ってしまいました。靭帯損傷というスケーターにとっては致命的な怪我にも関わらず、短期間で調整できたのは患部を最大限に安静にしながらも、それ以外にやれることは最大限にやり尽くしてきた証でしょう。さらに、計算され尽くしたリハビリを行なったものだと思います。本当にあっぱれです‼️

 

 

毎度の事ながら、考査期間中の金曜日昼間は自習室が閑散としています。今日の昼間も高校1年生が二人だけでした。土曜、日曜とあるから、金曜日の昼は遊ぼうという風潮があるみたいです。どうせなら、考査が完全に終わって、スッキリした気持ちで遊んだ方が楽しいのじゃないかなといつも思います。

 

 

教室生には新年度の要項を配布し始めました。曜日、時間帯などをよく確認して下さい。中学部は今年度とほとんど変わりませんが、小学部、高校部はバージョンアップしていますので、ご注意下さい。高校部は特に説明が必要な部分や、志望校などの確認もありますので、高1、2年生は来週から面談を行います。

 

 

 

 

2月26日(月)
diaryをかなり開けてしまいました。今までもサボった日も時折ありましたが、今回ほど大きく開けた日は初めてです。時間的な問題も多少あるのですが、朝から晩まで頭を使わなければならないことが多く、スッキリした気分で文章を書く余裕がなかったというのが本音です。

 

 

昨日実施された長崎大学と九州大学の入学試験の数学の問題を解いてみました。長崎大学に関しては、特別な受験勉強よりも、日々の学校の勉強をきっちり行っておくことの大切さを痛感します。日々の学習の中で、入試問題として出題されそうなものの類題演習を十分に行い、単元がまたがるような問題は特に注意して演習しておけば、十分に満点が取れます。

 

 

九州大学に関しては、問題がやや難しくなっているようにも感じます。抽象的な方程式も出題されていますので、定義、概念をしっかり押さえておく必要があると思います。教科書レベルの学習ではなかなか太刀打ちできないような問題もあります。学校の勉強を効率よく終わらせ、ハイレベルな問題の演習に時間を割かなければなりません。

 

 

 

 

2月27日(火)
平昌オリンピックも、国公立の前期試験も終わり、冬の終わりを告げようとしているみたいです。昼間は春の到来を歓迎するような気候です。公立高校志望者は、春を迎える最後の関門があと一週間でやってきます。大学受験生の中には一年後に桜を咲かせる準備に入る人もいるでしょう。しかし、どのような進路を選ぼうと、みなさんが求める春があるはずです。皆さん、一人一人が自分の最高の春を迎えられるような準備に入って欲しいと思います。

 

 

うちの教室にもビッグな春がやって来ます。小学部イノベーションでは、単なる名前を新しくするだけではありません。専門性の更なる飛躍と謳っているようにも、鳴り物入りの人員補強も行います。今や九州の学習塾業界で、福岡に本部を置く英進館には誰も太刀打ちができません。その英進館で10年以上ラサール受験算数を始め、最前線でやっていた超バイタリティあふれる優秀な先生が4月から私達の仲間入りをします。さらには、国会議員も経験し、幅広い社会を見続けている桁違いの視野を持った先生も加入します。

 

 

社会経験値と視野の広さ、専門性において、フクダスタディーは佐世保の学習塾の中で、ずば抜けていると自負しています。これも人と人の繋がりが生んだ結果です。私の周りにも、お金の繋がりが中心で、人としての繋がりが薄い人もいます。余計なお世話かもしれませんが、周りで見ていると、可哀想になってきます。私はお金を持っていませんが、人との繋がりにはすごく恵まれています。これは運でしょうか?周りの人達とそのような運に心から感謝します。

 

 

 

 

2月28日(水)
2月もあっという間に終わりました。今日、四国では例年より遅く春一番が発表されました。佐世保でも午後からは荒天となりましたね。働き方改革の審議を見ていると、またもや官僚、政府のいい加減さに呆れ返ります。不都合なデータは隠してしまう、あるいは十分なチェックをしないで国会へ提出するというようなやり方は国民を馬鹿にしているとしか思えません。

 

 

私は学校や予備校や塾が、合格者数を発表することも反対しています。それは、成績上位の生徒には受験料を補填してでも多くの学校を受験させ、一人で複数の学校に合格し、あたかも多くの生徒が合格を勝ち取ったように見せるからです。しかし、それでも厚労省の今回のデータとは比べものにならないくらいまともですが😅

 

 

フクダスタディーでは、中学、高校受験の合格率と大学の進学先のみを発表しています。一人で仮に5つの大学に合格しても、その生徒が進学する大学は一つしかないからです。だから私は廊下の進学先掲示板を眺めると、卒業生一人一人の顔が思い出されます。正確なデータは、様々な推移が歴史を語り、人生となり、さらには心の充足にもなる素晴らしい記録です。