福田英治 STUDY DIARY 5月号

5月1日(月)
失敗に落胆しなさるな、
失敗に打ち勝たなければならぬ、
度々失敗するとそれで此大切なる経験を得る、
其経験に依って以て
成功を期さなければならぬのである、
所で此複雑なる社会の大洋に於て
航海の羅針盤は何であるか、学問だ

 
叡智と情熱にあふれるこの言葉が好きです。大隈重信候のお言葉です。書籍を書かなかった方の貴重な言葉がこのように伝承されています。それに比べ、現代は残す必要性など微塵もないようなものが、ネット社会にいつまでもふんぞり返っていますね〜。

 
前回の考査で失敗した人は、今回の考査では打ち勝たなければならないのです。何回も言ってますが、今回の考査に打ち勝つためには連休を制さなければなりません。明後日からの5日間の内、何日君達と会えるのか考えるとワクワクします(^^)

 

 

 

 

 

5月2日(火)
日々、多くのメールや郵便物を受け取ります。出社してからの2時間はその返信や内容確認に費やしています。この時間の使い方が業務効率化の鍵になるような気がしてなりません。もっといい方法を構築しようと試行錯誤しています。

 

 

 

メールやラインをその都度対応していたら、業務効率がもっと悪くなるのはわかっています。一つ一つの作業が中断してしまうからです。これは高校生も同じだと思います。すぐに返信したい気持ちもわかります。しかし、SNSであまりにも自分の時間を奪われるものもどうかと思いますよ(^^)

 

 

 

第1回考査の時間割が発表になりました。これに伴って、来週、再来週の時間割を変更しました。教室に掲示していますので、必ず見て下さい!!予定表以外で、7日(日)にも高3の授業をもって来ましたよ❣️連休最終日に課題をしなければならないから、授業を休むということがないようにして下さい。

 

 

 

 

5月3日(水)
近頃、脳科学の解明とともに脳科学が持て囃されています。脳の機能がどのようになっているというのが解明されています。脳疾患、神経系の働きに関する治療にはすごく貢献できるはずです。

 

 

 

現在は、ある機能を人間が行なったときに、脳のどのあたりが活性化するかということが解明されているのです。ところが、脳の働きは、何百億個ともいわれる脳細胞が実際にどのように相互作用しているのかを見ないとわからないでしょう。

 

 

 

学習効果を脳科学的に見たhow to本なども出ています。しかし、膨大な脳細胞間の相互作用の働きを見るやり方は、残念ながらまだ開発されていません。学習などの実務的な部分への応用はまだまだ先の話です。現段階では、学習成果を上げるにはコツコツ頑張るしかありません!!!

 

 

 

 

5月4日(木)
昨日は憲法記念日ということで、憲法について多くの論客が色々な場面で見解を述べていました。首相は憲法改正についてビデオメッセージまで一気に出す張り切りようで、私には少し違和感がありました。

 

 

 

憲法改正の発議は国会議員の2/3の賛成で行うべきものであって、首相がタイムテーブルを作るものではないはずなのですが。憲法改正すべきかどうかを議論することは大切なことだと思います。時代にそぐわない内容があるから改正するというのは、私には理解できます。しかし、GHQから押し付けられたものだから、日本国民の手で草案しなければならないというのはちょっと違うと思います。

 

 
歴史をしっかり学べば、単に押し付けられた憲法ではないというのは明らかです。一歩譲って米国が作った憲法だとしても、内容が日本国に相応しいならそれでいいのではないかとも言えます。いずれにしても、国民がしっかり議論し、どちらの意見の人も真摯に向き合うことが大切だと思います。

 

 

 

 

 

5月5日(金)
今日はこどもの日でしたが、 歴史的な慣例はさしおいて、現在は何を祝っているのかをちょっと調べていました。すると、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日となっています。

 

 
君達は何不自由なく生活させてもらって、思う存分勉強させてもらえる環境を与えてくれるお母さんたちに感謝してもしきれないはずです。少なくとも年に数回は、改めて感謝する気持ちをもつことが自分の成長に繋がると確信します。

 

 
しかし、今年の連休は自習室が寂しい限りです。この連休には部活の遠征などもあってなかなか時間確保がしづらいのはわかります。でも過去の連休は、そんな中でも佐世保市内で行われた練習試合の後に、自習に来ていた先輩達が多かったように思います。明日、明後日の後半二日間は大盛況を期待しています。

 

 

 

 

5月6日(土)
考査の時間割が発表されましたので、教室の方の時間割も変更になっています。
変更内容は下記の通りです。(予定表からさらに変更も出ていますのでご注意を)
間違えないようにして下さい。

5/7(日)自習室開放は、1時間早めて10時半に開け、30分遅く19時に閉めます

高1

5/  7(日)15:30~17:40 英語(5/16分)
5/10(水)19:50~22:00 通常時間に戻しました
5/11(木)19:50~22:00 内進生(5/12分)も北辰生、西高生と同じ日時で行います

高2

5/  7(日) 13:00~15:10英語 (5/15分)
16:00~18:00 内進理系数学(5/12分)

高3

5/  7(日)  13:00~15:10理系数学(5/11分)
16:00~18:00文系数学(5/12分)
5/11(木) 15:00~17:10 化学(5/15分)

全学年、変更になっていない授業は、通常通り行います。

 

 

 

 

5月7日(日)
1年間で英語の教科書を5回繰り返す横浜市立南高校付属中学校(同市港南区)の授業が注目を集めています。切り口を変えて何度も学習することで、話す・聞く・読む・書くといった総合力が向上し、実用英語技能検定(英検)でも一定の効果が出ているそうです。

 

 

 

開校時の2012年度に取り入れた「5ラウンド制」は、1巡目に絵を見ながら全文リスニングだけを実施。2巡目は音を聞いて単語や短文を正しく並べ替える作業を繰り返す。3巡目は教科書を使って音読。4巡目で一部穴開きの本文を音読し、5巡目で内容を友達に話す。授業は全て英語。50分間の授業の冒頭15分ほどは教科書を使わず生徒間でスピーチやディスカッションを行うのです。

 

 

 

私はこの方式は効果がでると思います。ただし、一般の中学校では少し時間数が足りないかもしれません。そのまま真似るのではなく、創意工夫していい部分を取り入れたらいいのではないでしょうか。もちろん塾にも使える部分はあります。また一つ、進化した対応策を考える楽しみを頂きました(^^)

 

 

 

 

5月8日(月)
起承転結で小論文を書くように指導なさっている中高の先生がいらっしゃいます。しかし、起承転結は作文や小説系の書き方であり、レポートや報告書系の文章は明らかに「序論、本論、結論」の方が好ましいです。

 

 

 

小論文は、自分の主張を根拠で支えながら明らかにするものです。論の展開がシンプルで最初から最後まで首尾一貫していることが必要です。序論2割、本論7割、結論1割くらいの割合が典型的なパターンです。

 

 

 

小論文の練習をしている人と、していない人の差は歴然としています。大学に入ってレポートを書く際にも、社会人になって報告書を書く際にも小論文の練習は必ず役に立ちます。うちの小論文講座はちょっとした時間をうまく利用して学ぶことができます。高校生でまだ小論文講座を受講していない人は、是非受講する時間を確保して欲しいと願っています。

 

 

 

 

5月9日(火)
東洋経済オンラインによれば、「就職人気ランキング・女子学生版」で1位は全日本空輸(ANA)がランクインしていました。前年の4位からのランクアップとなりました。キャビンアテンダント(CA)の正社員化や総合職で女性の採用が増えていることが要因として挙げられます。

 

 

 

さらには航空業界自体が女子で人気になっています。日本航空(JAL)も前年の9位から5位にランクアップしました。さらに、ANAやJALの関連会社である、ANAエアポートサービスが7位、JALスカイも8位に入っている状況です。CAなど、航空事業の仕事を「あこがれの仕事」ととらえる女子学生が多いのをあらわしています。

 

 

 

2位と3位にはメガバンクが入りました。前年1位のみずほフィナンシャルグループは、今年は2位に。三菱東京UFJ銀行も1つ順位を下げているとはいえ、このメガバンク2行の人気はまだ根強いです。女子ランキングでは食品メーカーの人気も強く、4位の明治グループ(明治・Meiji Seikaファルマ)は、前年の7位からランクアップし、そのほか9位森永製菓(前年27位)、16位味の素(前年37位)などと多くが順位を上げています。

 

 

 

 

 

5月10日(水)
明日から北高2、3年生は第1回目の考査です。出だしの今回は得点が取りやすいテストです。調査書は1年間の平均で決まります。点数が取りやすいテストも取りにくいテストも同じ扱いです。それなら今回しっかり押さえることがどれだけ有利になるか考えてみて下さい。

 

 
世界では各国のトップリーダーが次から次へと変わっています。時が流れているのですから当然の成り行きなのかもしれません。アメリカでトランプ大統領が誕生してから、日本はただ振り回されている感がしないでもありませんが。

 

 
フランスでは二大既成政党に属さない最年少39歳のマクロン氏が当選しました。お隣の韓国では、パククネ前大統領の罷免の後に、革新系最大野党のムンジェイン氏が大統領に就任しました。新しいグローバルがどのようになるのか目が離せない状況だと思います。私はいい方向に転じるのではないかと期待しています。

 

 

 

 

 

5月11日(木)
明日、高3生は化学の考査があります。覚えなければならないこともたくさんあります。それも同じ物質なのに、本名とあだ名みたいに異なる名前があるものもあります。すると、なんで二つも覚えなければならないのかとブツブツ言い出す人が必ずいます。

 

 
しかし、日常生活でも人と接している時に本名だけでなく、あだ名も知っていた方がスムーズですよねー。それと同じように、化学の書物や問題に触れている時に両方の名前を知っていた方が、抵抗なくスムーズに内容が頭に入ると思います。

 

 
なーんだ、同じ物質なのかと思えるだけで、それ以降の問題把握力は大幅に変わります。慣れてしまうことが大切です。数日前、首相と総裁は違う立場だから、国会では総裁ではなく首相としてしか答弁はしないので、読売新聞を読んでくれと詭弁を使った方がいました。しかし、化学では2つ名前があってもそれはまったく同じ物質ですので安心して下さい。

 

 

 

 

 

5月12日(金)
入試制度などに伴う報道は、世間が注目するようなニュースがないときにクローズアップされる傾向にあります。今は、国際政治、対北朝鮮、五輪、憲法改正、共謀罪などなどと話題に事欠かない状況で、なかなか入試の話題が前面には出てきません。

 

 
こういうときに、文科省は小さな改革案を小出しで発表しがちです。先日も2020年度からAO入試や推薦入試にも今までと一転して学力をみる試験の実施義務の方針を固めました。また、政府有識者会議は東京23区で大学の定員増を認めない中間報告案を了承しました。

 

 
私達は方向性を正確につかみながら、数年後に受験する生徒達にとって必要な対応を、早い段階から各学年ごとに行うのみです。しかし、明日5月13日は恐ろしい予言が出されていますね。立命館大学の高橋教授が九州北部に大地震が起こると予測をしているのです。何も起こらないことを願っていますが、備えあれば憂い無しです。防災グッズの見直しなどは行っていた方がいいかもしれません。

 

 

 

 

5月13日(土)
北高2、3年生の考査もあと2日です。前半戦を終了していかがでしょうか?いつもより順調な人も多いみたいですね。月曜日からは、高1も始まります。明日、後半の考査科目の学習に集中して下さい。頭の中の整理整頓は必要ですが、部屋の整理は考査が終わってからやりましょう(^ ^)

 

 

 
高1生は高校に入って初めての定期考査です。毎回の考査の重要性を理解し、真剣に取り組んで欲しいと願っています。北辰生も内進生も中学のときとは大きく違うことをしっかり認識して下さい。数学は論理性を増すための科目です。自分の考え方をしっかりと記さなければ大きく減点されます。

 

 

 

昨日、横柄な方から問い合わせがありました。「佐世保北高はレベルが低いから、うちの息子には高校へ行かせていない。おたくの教室にはハイレベルな大学の受験指導ができる先生はいるのか?その先生の出身校はどこか?自分は横浜国大出身だけど、受験指導が私立大出身者では無理なんじゃないか」みたいなことを一人で十数分間しゃべり続けられていました。もちろん、うちの教室はどこの大学志望でも指導できます。しかし、そのような考え方の親御さんが保護者なら指導できませんと回答しました。その対応に、相手は電話をガチャンというありさまです-_-bそういう自分が恥ずかしくならないのでしょうかねー⁉️

 

 

 

 

5月14日(日)
今日は各地で色々な行事が行われていました。中学校の体育祭も清々しい晴天で良かったですね😊北中高生は教室の中でよく頑張りました。明日、明後日の考査ではきっといい結果が出ることだと信じています。

 

 
アンシネ、イボミ選手など韓国女子プロに先導されてか、女子ゴルフが人気です。以前は宮里藍、横峯さくら選手など日本人選手が活躍した年に盛り上がって、また下降するという繰り返しでした。男子ゴルフも女子ゴルフに負けず、人気が回復してくれればと個人的願望です。

 

 
政治の世界では日韓関係が少し危ういですが、ゴルフであろうがきっかけは何であれ、隣国との親和の関係が構築できればいいですね〜。対北朝鮮と言うことだけで、一致団結するのはどうかと思います。しかし、北朝鮮ももう少し大人になってくれませんかね⁉️

 

 

 

 

 

5月15日(月)
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は教育部に対し、来年に予定されていた中学・高校の国定歴史教科書の導入を取りやめ、検定教科書を使う体制に戻すよう指示しました。検定教科書の準備も滞りなく進めるよう求めています。

 

 

 

文大統領はまた、民主化運動の象徴とされる歌「あなたのための行進曲」について、18日に開かれる光州民主化運動(光州事件)の37周年記念式で斉唱するよう指示しました。

 

 
主権国家を守るためには、やはり愛国主義的思想を強めていかなければならないのでしょうか。多くの各国リーダーがその方向に進めているように思えます。グローバル化の逆行です。私はその方向へ進むことが、争いを引き起こす世界になるようでしょうがありません。

 

 

 

 

 

5月16日(火)
スマホの調子が悪くなり、ドコモショップへ行ったら2時間半もかかりました。料金の見直しとか、このサービスをつけたら何ヶ月間安くなるとか複雑極まりないことをたくさん説明してくれます。計算すると確かに安くはなっても、年間でポイント絡みの2,000円くらいの違いです。もっとシンプルなシステムの方がいいけどなと思った次第です。

 
文科省は2020年度に始める新テストの実施方針案と問題例を公表しました。現在の中学3年生からがいよいよ初回を経験することになります。しかし、英語に関してはまだまだドタバタしている感が否めません。23年度まではセンター形式の共通テストを受けることも可能になるかもしれません。

 
問題例にも目を通しましたが、今までの流れから予想してきたことと殆ど差異がありません。今まで対策を練っていたことを大幅に修正する必要はなさそうです。英語の民間テスト導入に対して、もう少し強化策を講じれば、新テストになっても結果を出し続けられると確信しました。

 

 

 

 

5月17日(水)
明日から北中の考査です。中学1年生にとっては、こういうテストは初めてになります。こういう一回一回の範囲テストを全教科すべてしっかり得点していくことが、大学受験の第一歩です。定期考査ではなく、実力テストで点数を取らなければ意味がないと言う人もいます。

 

 

 

しかし、私はそれが少しおかしいと思います。毎回の範囲をしっかりと押さえた上でしか、範囲を撤廃したときに、総合的に思考できる力は付かないと思っているからです。それと現在の大学入試は推薦入試の割合がかなり高いです。高校の内申書は非常に大切です。

 

 

 

確かに中学校の内申書は関係ありません。北中生の場合、無条件で北高へ進学できます。ところが不思議なことに、中学校の考査で全教科学習する習慣がついていない人は高校になっても副教科の点数が取れないのです。大学入試に必要な内申書は全教科の平均評定です。当然、一部の教科に低い評定のものがあれば平均は下がります。さあ、第1回考査を満足がいくものにしましょう(^ ^)

 

 

 

 

 

5月18日(木)
今日は私の授業がなかったので、夕方アーケードを端から端まで歩いてみました。普段、食事に出たとしても玉屋の手前くらいでストップするのですが、ニシムタさんまで行きました。いい散歩にもなるし、多くの知り合いと会釈をし世間に馴染むようで、こういう時間はたまには必要だと感じます。

 
出張に行って、他の街を歩くことは多いですが、地元では目的地までの最短距離でしか動いていません。地元の現況を知り、他の街から何かを吸収するためにも、私だけでなくスタッフ全員がたまにはこういう時間を取り、もっともっと佐世保のインフラ、人の動きを見なければなりませんね。

 
平日の木曜日ですが、佐世保は廃っていません。買い物袋の数は少し少ないようですが、人は行動しています。自宅に籠って、テレビばかり見ているような人が多い町は繁栄しないとも言われます。アーケードがすべてではありませんが、地方都市のアーケードは一つのバロメーターです。もっと活気がある佐世保になってくれればと期待し、フクダスタディーがその起爆剤のかけらにでもなりたい想いです。

 

 

 

 

5月19日(金)
朝一の飛行機で東京へ来ています。東京ビックサイトで今日まで開催されていた教育ITソリューションに行きました。教育機器も年々進化しています。私も含めてスタッフが単に楽になるような機器を導入するつもりはありません。学習効率が上がると思われるものや、事務系作業がミスなくスピーディに行えるものをいくつか検討に入りました。

 
あとは費用対効果の問題です。価値あるお金の使い方をしなければならないと常々思っています。単に節約だけしてても成長できません。人生を濃いものにできるかどうかは、大切な資源である時間とお金をどれだけ有効に活用できるかどうかではないかと考えています。

 
夜は有楽町で一席設けてもらいました。有楽町で一杯やるなんて20年ぶりくらいでした。色々な場所を経験できる環境に感謝です。5月連休は連日教室を開けましたので、今月末の定休を22日、23日に振り替えてお休みします。再来週は高総体期間の連休もあります。長時間ではなくても、隙間時間に復習するくらいのことは家庭で行って下さい。

 

 

 

 

 

5月20日(土)
昨夜は深酒をし、ちょっと遅めの9時ごろ起床しました。コンビニに寄らずホテルの部屋に戻ったので、朝から定番のコーヒーもなく、近場のスタバへ行き、メール、ラインのチェック、返信です。佐世保でも五番街で時折こういう時間をもつことがありますが、銀座でのこの時間もまた格段オシャレだと心のオアシスに触れた感じです。

 
土曜日昼間の都心は本当に人、人、人です。先日佐世保のアーケードで人の流れを感じたばかりですが、当然規模が違いすぎます。佐世保の数百倍の動きでしょうね。これだけの人を見ると、個性を重視して自分を活かす方向を見出すことの重要性を感じます。

 
東京駅のタクシー乗り場でいつも感じることは、日本人のマナーは本当にいいということです。降車場でもお客さんが降りたら、ほとんどのタクシーがその場で乗車させてくれます。その状況もかなり多くの人が知っているはずなのに、敢えて長い列の乗り場に並びます。東京オリンピックへ向けてのマナースタンダードは徐々に上がっているように思えます。

 

 

 

 

5月21日(日)
日本数学協会の理事会、総会、講演会でした。四日市の中学校の先生と四日市大学の先生がなさった算額についての講演を興味深く聞かせてもらいました。江戸時代から今の入試問題になりそうな幾何を中心とした問題を作り、町民が色々な解法を競い、神社に奉納していたのです。

 
日本に今の西洋数学が取り入れられたのは、明治時代ですから、江戸時代にはルートや対数や三角比みたいなツールはありませんでした。すなわち、中学校2年生くらいまでの知識で今の大学入試レベルの問題をあらゆる角度から導いていたというのですから、江戸文化の凄さを感じます。

 
誰かが問題を作り、その算額を見た人が解き合う姿勢は、今でも継承したら面白い事かもしれません。こういう発想を生かした何かが産まれないものか、ちょっと頭を働かすことにしてみます。算額愛好会なるクラブ活動を始めようかなとも思っています。脳トレには最高のはずです((^ ^)

 

 

 

 

5月24日(水)
今回はいつもより長めの東京出張でした。連日、スケジュールが詰まっていて、ビジネスマンとしてはあってはならない名刺切れの状況に陥いる次第でした。名刺入れにそこそこの数は入れているつもりでいたのですが、ちょっと読みが浅かった自分に反省です。

 

 
さらには、東京の大学に進学した今年の卒業生が交通事故に遭うという仰天の出来事までが起こってしまいました。車にはねられ救急搬送され、内耳を骨折する始末です。生命には影響なかったのが不幸中の幸いです。たまたま東京にいた私に朝から連絡を頂いたので、親御さんが上京されるまで病院で付き添いましたが、こういうときには、東京はやっぱり遠いのだと感じました。

 

 
東京までは飛行機で2時間弱ですから、私にとってはそんなに遠い所へ行く感覚が以前からありませんでした。しかし、車で直ぐに駆けつけられる場所と飛行機を使わないとならない場所ではいざというときに違います。警察から電話がかかってきたら、誰でもまして親御さんは心臓が止まる思いです。くれぐれも事故には十分気をつけて行動をしましょう❗️

 

 

 

 

5月25日(木)
昨日、改正学校教育法が参院で可決、成立しました。同時に文科省の有識者会議は工学系教育の6年一貫制の提言をまとめました。大学制度に新たな教育機関が加わるのは1964年の短大以来で約半世紀ぶりです。

 

 
約半世紀ぶりに新設予定の獣医学部には、大阪の小学校と同じようにかなりの忖度が働いているようですが、今回の件はご意向があったとしてもいい方向に進むのではないでしょうか。ただ、一つの懸念事項としてはこの少子化、全入時代に単に受け入れ数を増やすのはいかがなものでしょうか。

 

 
半世紀前に開設した短大は約30年間、日本社会で機能、貢献したと思います。しかし、現在は役割を終えた感が否めません。私は、新しいものを認めるなら、それに応じた削減も必要だと思います。短大関係者がどうしようもなくなる前に国の力で廃校にしてあげたらどうかとも考えます。

 

 

 

 

5月26日(金)
今回の考査では、高校1年生の数学が一番高い平均点を出してくれました。内進生平均93点、外進生平均87点で、全体平均も90点を超えることができました。いいスタートを切れたと思います。これを3年間継続できるように頑張って欲しいと願っています。

 
昨日の文科省前次官の記者会見にはしびれました。このような官僚がたくさんいれば、日本は変わるはずです。政治家が行政を歪めるのも問題ですし、官僚の言いなりで政治家がただ代弁するのも問題です。両輪がうまく機能するような日が早くきて、日本の素晴らしい社会作りが可能になってくれればと思います。でも、今日の政府側コメントを聞く限り、体質改善にはまだまだ程遠いという感じですかね。

 
小学校の英語の教科化による時間の確保が喫緊の課題となっています。週休二日制をしいているのですから、夏休みのうち10日間くらいは短縮してもいいのではないでしょうか?本当に40日間の夏休みが必要なのかは真剣な議論の余地があるように思います。

 

 

 

 

5月27日(土)
高校野球NHK杯の佐世保地区予選、準々決勝で敗れた北高、南高でしたが、今日の第5、6代表決定戦では両校とも接戦を制し、来月の県大会に出場できるようになりました。NHK杯で力をつけて夏の甲子園予選でも力を出し切ってくれればと期待しています。

 
高総体までもあと一週間です。悔いが残らないような取り組みで来週を過ごして下さい。自習室の使用に関してどうだこうだとか、来週は一切言いません。メンタルトレーニングも含め、どのような状態が自分にとって最高のパフォーマンスを出せるのかを少しでも掴んで下さい。今後、それが必ず役に立つことになります。

 
来週は月末ですが、今週の月、火をお休みにしましたので、29日(月)、30日(火)は平常授業を行います。31日(水)から6月3日(土)まではお休みです。高総体終わったら、高3生は本格的な受験生です。受験生が勉強以外のことに集中できる最後の機会です。大いに楽しんで下さい(*^_^*)

 

 

 

 

5月29日(月)
税務署から4円の還付金が振り込まれました。これこそ税金の無駄遣いではないでしょうか。振込手数料がもったいないと思いませんか?次年度の申告書で調整金として△4円とすればいいのにと思った次第です。これを律儀で有難いと思わなければならないのでしょうか。

 

 
このような無駄が多すぎると思います。大学などの論文作成のための実験でも実験協力者などに500円を振り込む慣習があります。学術の世界でもそんな形式にはまらず、QUOカードや図書カードをその場で配布するのが通常になればいいのにと思います。

 

 
銀行にとっては振込手数料も大きな収益の一つではあるでしょう。しかし、その少額取り引きが業務を煩雑化もしているのではないでしょうか。もっと効率的な経済を作る方が、経済全体の流れはスピード感を増し、景気が良くなるようにも感じます。

 

 

 

 

5月30日(火)
私が言うのも何ですが、考査の成績は全体的に取れています(*^_^*)特に高2、高3の化学の教室生の平均点が学校の平均点を20点以上上回っています。高1生は前回紹介した通りよく頑張りました。北中生も公立中生も全体的に良く取れています。チラシに何点アップとか書きませんが、多分どこの学習塾より全体的に確実な得点が取れていると思います。

 

 

 

本当に塾講師として嬉しい限りです。しかし、これに甘んじてはいけません。第1回と第2回、第3回では範囲も大きく変わり、単元的にも難しくなります。毎回、毎回を着実にこなしていきましょう(*^_^*)すると、1年後、2年後には大きな力がついています。

 

 

 

受験生にはプラスアルファーの学習も要求します。模試でも高得点取れるような学習も同時進行して下さいネ。夏休み以降は志望大学の入試問題傾向に沿った学習も入ってきます。明日から高総体終了までは勉強から離れてもいいでしょう。しかし、来週からは本格的な受験生として接させて頂きます(*^_^*)