福田英治 STUDY DIARY H30.8

8月2日(木)
さらなる本格的な暑さが懸念される8月に突入しました。もうこれ以上酷暑が続かなくていいと思っている方も多いのではないでしょうか。私もすでに熱中症にかかってしまいましたので、今年の残りの夏は気をつけて過ごしたいと思います。クーラーが効いた部屋ばかりにいるから、なおさら身体がおかしくなっているのでしょうねー。無理のないウォーキングやランニングをコンスタントに行い、年中発汗する必要があるのではないかと思います。
 
 
 

花火大会や夏祭りも各地で催されています。でも夜になってもなかなか温度は下がってくれません。皆さんも熱中症にはくれぐれも注意して下さい。以前から、不思議なことに、夏休みになると、来客や打ち合わせが多くなります。塾業界は夏期講座で通常より忙しいのは誰もがわかってくれているはずと思うのは勘違いなのかもしれません。世の中も色々なイベントの準備段階から多くの人が動き回っています。だから、私たちだけでなくみんなが忙しく、忙しいのが普通になっているのでしょう。しかし、今思えば、20年頃前は、青年会議所活動、諸団体活動、会社経営、塾、予備校での授業、子育てなどなど分刻みのスケジュールで睡眠時間を削って、数年間こなしていたと思うと、驚嘆です。でも、それがあったからこそ、今の自分があるのです。30代、40代前半のお父さま方も今の踏ん張りがきっと後に活きてくると思います。色々と大変でしょうが、仕事に家庭サービスに地域活動に精を出されることを陰ながら応援しています😊
 
 
 

 

8月8日(水)
塾業界に長年いると、親のポジションって本当に十人十色だと痛感します。どのポジションが一番いいのかは私もまだわかりません。ただ、自分が親から受けたサポートで、良かったと思う部分は継承し、トラウマになっている部分は変えるべきだと思います。一流アスリートの親が講演会などで話されていることを鵜呑みにするのはどうかと感じます。環境も遺伝子もすべてが違うので、当てはまらないこともたくさんあるはずです。
 
 

 

私の父は、私が大学生の時に亡くなりました。幼児の頃は非常に厳しく育てられたと思います。悪さ坊主の私が家に入れてもらえないことは、日常茶飯事でした。父が仕事終了後にまっすぐ帰って来るより、飲みに行って遅く帰ってくることを望んでいました。夕食時に父がいると、勉強のこと、将来のことなどをいつも聞いてくるのがめちゃ嫌でした。だから、私は自分の子どもへは多くても月に1回しか、勉強のことも将来の人生設計も話さないことにしていました。子ども達が高校を卒業するまで、勉強をしろとは一言も発したことがありません。大学生の頃は時々発したかもしれませんが😅。そうすると、子ども達は自然と自分のやらなければならないことを考えて育ってくれたような気がします。悩んだ時は子ども達の方から相談してきます。父の真似をしている部分は、子ども一人一人とそれぞれに外食することです。家族全員で外食するのも時折はいいのですが、個別に食事することで、違った側面に触れることができます。私の父は土曜日によく私だけを食事に連れて行ってくれました。私もそれを真似して、息子と二人で、あるいは娘と二人で食事に行くことがよくあります。

 
 
 

 

8月10日(金)
長崎で不登校だった高校3年生の講演会を聞いてきました。なぜ、こんなに自己主張できるしっかりした子が不登校になったのだろうというのが、率直な感想でした。しかし、中学生の頃はベッドで布団をかぶって引きこもり、自己否定し、なぜ学校へ行くのか、なぜ生きているのがわからなくなったということでした。それを乗り越えた要因は、母が自分を認めてくれ、今までとは違う価値観を知り、書籍船に出会い、広木先生の講演を聞いたことだそうです。不登校児だった女子高生のお母さんは、子どもの不登校を通して、夫婦の会話にトゲがなくなり、真のコミュニケーションが生まれ、家族がチームになることができたとすごくポジティブに捉えていらっしゃいました。
 
 

 

今、ニュージーランドの高校に通っている彼女ですが、このように立ち直るには海外留学の力は大きいと思います。私も毎年のように不登校の子ども達と触れ合っています。多様性を認める海外の風土が、子ども達の大きな変化を成し遂げてくれるのでしょう。通信制の高校を卒業して、海外の大学へ進学した子、海外留学をカリキュラムの中に組み込まれている通信制の高校へ進学し、日本の大学へ進学した子などを見てきましたが、みんなが今では大学を卒業し、立派な社会人として活躍しています。小学生の頃不登校で、中学、高校で1ヶ月くらいの短期留学、大学で1年間留学をして、今は一流企業でバリバリ活躍している子もいます。海外留学には転機のきっかけが隠されているのかもしれません。
 
 
 
 

8月12日(日)
昨日、友人のご子息の結婚式にお招きに預かりました。すると、新郎の友人として数人の教え子達も出席していました。久々に再会すると盛り上がるのは言うまでもありません😊それよりも改めて名刺交換をすると、ほとんど全員が代表取締役の肩書きではありませんか。彼らの中学生、高校生の頃のイメージしかない私には少し違和感があるのと同時に、彼らの成長を心底から嬉しく思え、お酒がいつもより進んだものです😅

 
 

 

総務省は国が収集、公表している統計データを小・中学生向けの検索サイト「キッズすたっと」で公開しています。これこそ、自由研究のお助けマンであることは間違いありません。統計資料に慣れ親しむことはすごく有益です。同じ資料を見ても、そこから読み取れるレベルは人によって大きく違います。大学生、社会人にとっては、その分析力がその人の能力とみなされることも多々あります。そのような意味でも、統計へ慣れ親しむ機会を得ることと自由研究をこなすために、総務省のホームページを開いてみてはいかがでしょうか⁉️😊

 
 
 

 

8月15日(水)
台風がいつ来るのかと心配の中での精霊流しでした。長崎の精霊流しほどスケールは大きくありませんが、佐世保でも数ヶ所に精霊船が集まっています。うちも長さ約5mの精霊船で義母を見送りました。名切公園にはうちよりも大きな友人や知人のお宅の船が10数船並んでいました。どのご家族も今年亡くなった方々への思い出に浸り、最大のおもてなしで送り出したかったのだと思います。数年ぶりの精霊流しでしたが、8月15日に船を出さなければならない状況は避けたいものです。
 
 
 

明日からは夏休みラストスパート期間です。高校生は明後日から特別授業が始まる人も多いはずです。体育祭の練習も本格化します。この時期の切り替え力の大切さは言うまでもありません。特に高校3年生は体育祭でリーダー的存在になり、24時間頭の中が体育祭になってしまう人がいます。また、高校2年生以下の文化部の人は文化祭にすべてを捧げる人も出てきます。学校で一生懸命準備をすることは必要なことです。しかし、家に作業を持ち帰り過ぎてはダメです。3週間が文化祭だけになってしまいます。やるべき時間はやるべきことに集中しなければなりませんが、高校生には勉強しない選択肢はありません。君達の行動力が試される2~3週間です😊
 
 
 
 

8月16日(木)
しばらくゴルフをしていませんが、この暑さが続いているとさすがにゴルフをしたいとは思いません。昨日も盆絡みで出会った人達から、一緒に🏌️‍♂️回りましょうと誘われましたが、そのうちにと本当の約束には至りませんでした。カラッとした暑さは気持ち良ささえも感じますが、このじめじめ感は不快な暑さで熱中症になりそうです。体育祭の練習も明日からは本格化します。くれぐれも熱中症にならないよう、しっかりと自己管理して下さい。
 
 
 

今、流行りのiliを購入しました。スピード感は十分です。しかし、あまりにも幼稚な会話しかできません。政治的、経済的な日本語を英訳させようとしても無反応です。旅行で使う基本的なフレーズだけが英訳されているみたいで、私がこれを使うようでは仕事になりません😅機械にすべてを頼るようではやはりダメだと学びました👎君達は、英語のシャワーをどんどん浴びて、対人的な度胸をもてるように精神力を強化しながら、英語の勉強に励んで下さい。すると、成人したときにきっとあのときやっておいて良かったと思えるはずです。

 
 
 

 

8月18日(土)
女性の物理学者が、いい夫とは妻にときどき腹を立てさせる男だと言っていました。奥様方は日々男性以上に身の回りの細かいことに気を使っています。「夕食はどうしよう、トイレットペーパーが切れていたな、卵を買わなきゃ」などなどと次から次へと課題が出てくるのです。それによって、小さなストレスがちょっとずつ溜まっていくのです。そこで、あるとき、まんまと夫が何か無神経な言動をしてくれると、思いっきり怒りを放出してストレス解消できるということです。そういう意味では、私の日常生活は100点かもしれません😅
 
 
 

ストレスを溜め込み過ぎるとあまりいいことはありません。若者には上昇志向も非常に大切です。しかし、365日24時間上昇志向のみでしたら、ほとんどの人がパンクしてしまいます。自分のストレスがピークに達し始めたら、時には下を見て見ましょう。言葉は悪いですけど、自分より幸せではなさそうな人、自分より運動神経が鈍そうな人、自分より成績が悪い人をちょっとだけ見るのも、人間のストレス解消法です。しかし、自分より成績が悪い人とばかり、比較するのは論外です。ストレスはたまりませんが、それでは自分がまったく成長できません。
 
 
 
 

8月25日(土)
オーストラリアのコフスハーバー市と佐世保市の姉妹締結30周年を記念して、佐世保市長夫妻をはじめとした市役所団10人、市議会議長を始めとする市議団4人、私達日豪協会から7人、聖和女子学院の校長先生以下引率の先生2人とコーラス部の中高生含めて21人の合計42名で、1週間オーストラリアへ行ってきました。久々のアジア以外の海外旅行で、さらには4泊7日という強行日程でなかなか疲れました。昨日の20時頃シドニーを出発して、今朝5時半に羽田へ到着し、国内線乗り継ぎで福岡空港へ入り、昼過ぎに佐世保へ帰ってきました。アメフェスへ行かず、塾に来てくれている高校2年生の授業はどうしても外したくなかったので、気合いを入れ、三角関数が身近になるような学習を行いました。

 
 
 

このような訪問団に参加すると勉強になることがたくさんあります。公式訪問としてのオフィシャルな場面より、前後の行動を通して、その人の普段の仕事への取り組み方が垣間見えることがあります。特に議員団の方々はどういうものを見ているのかで、伝わってくるものがあります。私はオーストラリア留学を実施する場合の長所、短所など広範に渡ってさまざまなことを考えました。海外留学プログラムで素晴らしい実績を出しているオーストラリア在住の知人もいます。その方に丸投げすれば実施は可能なのですが、やはり、私の感性も融合しなければ、うちの塾が実施する意味がないと改めて感じ、帰国した次第です。