福田英治 STUDY DIARY 2月分

2月2日(木)
日々慌ただしくなってきています。高校3年生は高校生活もあと1ヶ月。高校2年生は修学旅行も終わり、受験まで1年を切りました。高校1年生はあと1ヶ月半で後輩を迎い入れ、高校生活のヤマ場とも言える2年生となります。

 

 

中学生も3年生はあと1ヶ月ちょっとで高校受験本番です。北中生はあと2週間で今学年最後の考査です。それぞれにおいてやらなければならないことが山積みのはずです。私達スタッフも猫の手を借りたいくらいに忙しいのがこの2月です。

 

 

現在の学年でやらなければならないことに手を抜くわけにはいけません。高校3年生の進学先が決まるまでは最後まで一緒に追い込みをかけなければなりませんし、高校受験でも当然の結果を出さなければなりません。それに加え、4月からの体制も作り上げなければなりません。3月第1週開講を打ち出している塾はどのようになさっているのかを教えて欲しいと思う今日この頃です(*^_^*)

 

 

 

2月3日(金)
今日は年に4回ある節分の内で最も有名な節分ですねー。豆まきや恵方巻きの日と思っている人も多いみたいです(*^_^*)鬼は外、福は内といいますが、鬼とは、福とはどういうものを指しているのかと考えることがあります。

 

 

他人の幸せを妨害する人が鬼で、他人に幸福をもたらす人が福なのかとも思ったりします。鬼は成敗しても、息を吹き返し、ますます助長するかもしれません。鬼は外に追い出して、社会の荒波を経験し成長させ、福に近づかせなければならないのでしょう。

 

 

たいていの場合、権利ばかり主張する人は鬼です👹権利を主張するためには、ハートを持って義務を遂行しなければならないのです。形式的に義務を遂行している段階では、自分の家族でさえ幸福にすることができません。季節の変わり目にあたって、自分自身も、スタッフも、生徒もフクダスタディーに関わるすべての人が本物の福でありたいと願っています(*^_^*)

 

 

 

2月4日(土)
何かわからないことがあったら調べるというのは大切なことだと思います。しかし、その調べるという作業も以前と今では大きく異なっています。以前もすぐに教科書や参考書を調べるのはあまり好ましくありませんでした。まずは、今までの知識をフルに活用して考え、その後押しとして、今まで使ってきた書物などで調べ、また思考するという作業をやってきた子が色々な意味合いで伸びていたように思えます。

 

 

ところが近頃はパソコンやスマホが便利がゆえに、何かあやふやだったらすぐに機械を操作する人がいます。確かに不明瞭な知識を確信が持てる知識に変えることは重要なことです。

 

 

しかし、そのような行動ばかりを優先している人は、短絡的な思考で素直なコミュニケーションを取れず、人間社会の温かみを感じられないといったケースを頻繁に目にするから不思議です。やはり、調べることも大切ですが、人の話を素直に聞き、人間としてのバランスを養成することが重要ではないかと感じます。

 

 

 

2月6日(月)
昨日は、出張でもなく、公の会にも参加することがない4ヶ月ぶりの純粋な休みでした。しかし、仕上げなければならない論文と学会誌の原稿執筆があり、現実逃避的な気分で、佐賀県立美術館で開催されている池田学展を観賞に行きました(^^)

 

 

凄い❗️ペンの魔法としか思えません‼️この感性と技術はどこから出てくるのでしょう⁉️この凄さを目の当たりにして、現実を直視して頑張らなければと思って帰宅したはずですが。あとはご想像にお任せします😅

 

 

今日の新聞には多くの地方自治体の選挙結果が出ていました。接戦と言われながらも当選するだろうと思っていた知人が市長選に敗れていて、朝からお疲れ様の電話を入れましたが、自分の言葉の軽さについ自己嫌悪に陥ってしまいました。五島市議選では友人が難なく当選し、数年後の市長選へ弾みをつけたみたいです。若い頃、共に色んなことを学んできた仲間達が、プライベートを犠牲にし、まちづくりに積極的に貢献しようとしている姿には心から敬服します。

 

 

 

2月7日(火)
生徒達と話をしていると、職業志望動機が悲しいことに意外と低いものです。すぐにお金の話から入るのです。収入は大切ですけど、一番大切なことなのでしょうか?自分で言うのもなんですが、私の時給は自分が持っている技能に応じた時給やうちの講師の先生方の時給よりも、はるかに低いですけどねー。でも、満足感は誰よりもあると思っています。

 

 

あまりにもそういう話がでるので、時給が高い職業を調べてみました。1位は航空機操縦士で時間10,339円、2位は大学教授で5,736円、3位は医師で5,527円、4位は弁護士で4,850円、5位は大学准教授で4,368円となっていました。

 

 
時給3,000円以上の職種は、他に大学講師、記者、高校教員、歯科医師、不動産鑑定士、電車運転士、公認会計士、税理士、電車車掌、自然科学系研究者、一級建築士などがありました。参考にするのはいいですが、これが人生のすべてではないと私は断言する自信があります‼️心の奥底から幸福感が湧き出てくるものを見つけて下さい(*^_^*)

 

 

 

2月8日(水)

安倍首相とトランプ米大統領がフロリダでゴルフをする予定だという新聞記事を目にしました。すると、ネット上ではゴルフについての賛否が見受けられます。なぜ、ここまで目先のことしか見ない人が多いのでしょうね。外交ですから方法論は多岐にわたると思いますし、二人がたまたまゴルフという趣味を通して、話が円滑に進むのならそれで良しと考えた方が良くないですかね。

 

 

私はゴルフを通して、普段、文字ばかり見ている生活から少しだけ脱却し、自然と触れ合いながら歩きリフレッシュすることが多いです。そして、その中で色々な職業の方々と雑談し、勉強になることもたくさんあります。ただ、一回だけでも一緒にラウンドすると、次に会ったとき、ずいぶん前からの知り合いのように感じるのが不思議です。

 

 

かといって、みんながゴルフをした方がいいとも思いません。その人その人の好み、時間、経済状況などあらゆる環境を鑑みて、楽しいと思えばゴルフを一つの趣味としてとらえればいいのではないでしょうか。今回の首脳のゴルフも、これだから成果が出たとか、何も成果がないとか結果主義に陥るのは、寂しい判断で早計ではないでしょうか。

 

 

 

 

2月9日(木)
熊本県のキャラクター「くまモン」を製作された小山薫堂さんが、長崎ランタンフェスティバルにみえ、TVのインタビューに応えられていました。私はその内容になるほどと合点させられた今朝でした(*^_^*)

 

 

 

人口流出の上位に位置する都市は、来て来てとか行かないで行かないでとばかり言い続けている傾向が強く、人間の心理面ではそのように言われると、あまり来たくなくなるし、他の町へ出て行きたくなるだけだと小山氏は言っています。

 

 

 

住民が日々の生活を自然と楽しく過ごしていれば、人口はいつの間にか増えるという理論です。住民の満足度を高める内向きの政策の方が、過疎化を食い止めることができるという考えでもあります。佐世保市も人口流出が全国6位です。住民満足度がさらに高まる政策をみんなで提案し、役所などが実行してくれれば、佐世保の繁栄に繋がるのかもしれません。

 

 

 

 

2月10日(金)
ブロードバンド予備校を3月15日に正式開講しますが、本当に自信作です。ちょっと自惚れて言うと、フクダスタディーがやるからこそ、映像授業のいいところと生の授業のいいところを融合できると確信しています。

 
塾によっては、高校部の先生がいないから映像授業を実施するというのがかなり多いと思います。うちの教室も正直に言えば、現国、歴史、地理などの科目に関しては、専門の講師がいないために映像に頼る部分もあります。しかし、英語、数学、理科などに関しましては、更に内容を濃くする意味でのもっとポジティブな導入です。進路指導においては、過去数十年の実績を見てもらえればご理解頂けるはずです。

 
あとは何と言っても、既存の映像授業の予備校と比べると驚くくらいの料金設定にしています。3分の1~2分の1ではないでしょうか⁉️もしかしたら、もっと安いのかもしれません。今日のライフさせぼで広告を掲載しましたが、多くの反響を頂き、有り難い限りです(*^_^*)

 

 

 

2月11日(土)建国記念日
学年最後の考査まで1週間を切りました。教室の振替授業、補習や質問教室のスケジュールもすべて決まりました。その日程を組み込みながら、各自の試験勉強への計画をしっかりと立て、自習室をうまく活用し、学習を進めて下さい(*^_^*)

 

 

今日は旧紀元節の日に制定された51回目の建国記念日です。私が生まれた後に制定された祝日ですが、物心ついてからずっと2月11日は祝日であるというイメージしかありません。それと日の丸大行進だけがすぐに思い浮かびます。

 

 

米軍が日本の大学などに研究費を提供していることが問題になっています。これは軍事研究と捉えられても反論の余地はないと思います。平和をあれだけ看板にしている長崎大学も提供を受けていたとはショックです。さらには担当教授が研究分野が自然科学だからと平然と応えているのにはビックリです。どの分野の研究も軍事に繋がるからこそ、米軍が資金提供をするのではないでしょうか?

 

 

 

2月14日(火)
4月からスタートの新年度の募集要項を配布し始めました。当教室は3月で今年度のカリキュラムを終え、4月から新たな学年としてスタートします。そして、来年度も継続するかどうかの継続申込み書を提出してもらっています。

 

 

 

実は、この制度は他の塾や教材屋さんなどからかなりビックリされています。たいていの塾はできるだけ波風を立てないように自然継続にします。どちらかというと何も変わらないようにとそのまま学年を繰り上げるのです。しかし、やる気がなくなったり、自分にとって通塾が負担になりすぎると感じた場合には、一度冷静に考える時間も必要ではないかと私は考えています。

 
そこで、このような制度を取り入れている次第です。もちろん、全員に継続して欲しいと思っています。しかし、継続をしないからといって執拗に説得することもしません。スタッフに関しても、辞めると一言発した人を無理に止めることもしません。これは、私が経営者になってから20数年間貫いている方針です。後ろ向きの人に伸びしろはないと思うからです。皆さんには、来年度もしっかり頑張ろうという気持ちで、継続してくれることを願っています。頑張る人はとことん応援し続けます‼️

 

 

 

 

2月15日(水)
朝、出勤中に若葉町の平安社の玄関に清峰高校の制服を着た多くの高校生が沈痛な面持ちで立っているのを見かけました。若い命が絶たれるのは本当に痛ましく、周りで見ていても何とも言えない悲哀の感情がこみ上げてきます。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

 
昼食時には感染症の講演会でしたが、当初の予想よりもすごくよくて、とてもためになりました。世界でも類を見ないマスク大好きの日本人ですが、何の予防にもならないと聞いて、マスク大嫌いの私は素直に嬉しくなりました。感染症に関して、日本で第一人者の先生のお言葉です。ただ、自分が罹患したときに社会に広めない効果はあるとのことです。「発症したらマスクを」が正しい使い方とのことです。

 

 

 

予防に大切なのは、手洗いに尽きるということです。こまめな手洗いこそが全ての感染症の予防策です。うがいは、粘膜を潤す程度の予防策らしいです。教室にも除菌石鹸を常備しています。こまめな手洗いを実行して下さい(*^_^*)当然、学校や家庭でも励行して欲しいと思います。

 

 

 

 

2月16日(木)
今日は暖かかったですね。私は1ヶ月ぶりに止まっているボールを打ちながら芝生の上を歩いて来ましたが(^^;;快適な気持ちでした。春一番も週末あたりかもしれませんね。しかし、春一番が吹くとまた寒の入りになるのではないでしょうか?気温の変化で体調を壊さないように気をつけて下さい。

 

 

 

北中生は明日まで、西高生は今日から、北高生は明日から今学年最後の考査ですねー。自習室も大盛況で、喜ばしい限りです。あとはきっちり結果を出して下さい(*^_^*)高校生は明日2時から質問教室をします。何の質問でも構いません。大学受験難関校レベルで全教科の質問に答えられるのは、西九州で私くらいしかいないと思っていますので、せっかくならとことん活用して下さいよ(*^_^*)

 

 

 

明日の夜から日曜日までは私が不在ですので、その期間は各教科の講師の先生方へ完全に分かるまで質問して下さい。化学だけは、試験は火曜日ですので、月曜日の授業の際か月曜日の私が空いている時間にどんどん持って来て下さい(*^_^*)高校部の4人の先生がへとへとになるまでこき使って構いません(*^_^*)

 

 

 

 

2月17日(金)
義父が自伝を書き、その出版記念パーティーを今日開催しました。当初は自伝を書くような偉人ではないだろうと批判的な目でみていましたが、義父の想いを聞くにつれて理解できるようになり、「よく書き上げましたねー、お疲れ様でした」という心境です。

 

 

 

地域を愛するからこそ何十年もやってきたことを本の中に記しています。自慢というより、町内会や隣町などのコミュニティの関わりが希薄になっていく中で、身近なコミュニティの大切さを訴えたくて、80年の自分史の発刊となり、このような大掛かりなイベントへと発展したのです。

 

 

皆さんお忙しい中、280名ほどの人にご出席頂き、盛大なパーティーとなり、身内としては感謝あるのみです。私はこのような自分についての歴史を振り返ったり、記録に残すことはないと思いますが、あと数年したら自分が培った学習に関する何かをどのような方法でもいいので、後世に役立たせたいとふと思いました(*^_^*)

 

 

 

 

2月20日(月)
中学生の考査は終わりましたが、西高生は明日まで、北高生は明後日まで、南高生は今日から考査ですね〜。今学年のすべてのエネルギーを注いでいるはずだと思います。北高生の明日の化学では平均点が低くなると思われます。こんな時こそ、うちに通っている君達にはいつも通りの得点が確保できるはずだと大きく期待しています(*^_^*)

 

 

明日から高2生は、保護者の方々と面談をさせて頂きます。自分の想いをしっかりと親御さんに伝えておいて下さい。保護者とお会いした後、3月中に新高3生とも面談をします。その時に親子の見解が大きく違えば、春のうちに再度面談の必要性が出てきます。普段から家族の会話は大事にしておいて下さい。

 

 
国立前期試験もいよいよ今週末となりました。うちの教室はすでに進学先が決まった人の方が多いのですが、最後に国立大前期受験校が進学先になる人は、最後の力を振り絞って下さい。もうすでに進学先が決まっている人で、学校の実績のために受けさせられている人は、できたら合格しないで欲しいというのが私の本心です。

 

 

 

2月24日(金)
1日の読書時間0分の大学生が約5割に上るそうです。書籍購入費も減る一方、スマートフォンの利用時間は増えているとのことです。読書時間ゼロの回答者は調査開始以来、最も高くなっています。

 

 

なんか寂しいですね。読書もしないような人が大学卒と言えるのでしょうか?知性を身につけ、思考力を養うために、読書なしでは不可能だと思います。そういう人は、社会人になっても読書しないのでしょうね。日本の将来が危惧されます。私は、全く読書しない日があったら、朝起きて歯みがきをしていないような気分になりますが。

 

 
1日30分だけでも、視野は大きく広がるはずです。少なくともうちの教室生は読書ゼロ分の日を作らないで下さい。考査期間中でも5分、10分は継続してもいいのではないでしょうか。スマホを触ったり、TVを見る時間があるくらいなら、読書する方が遙かに有意義です‼️

 

 

 

 

2月25日(土)
海外留学や海外ホームステイに対して、私は肯定的な見解です。短期間、海外へ行っても何にもならないという人もいます。しかし、歳をとって昔のことを振り返ると、長く、多く経験したことではなく、数回しか行なっていないことも思い出さすことがよくあります。ということは、やはり、多様な経験が今の考え方の何らかの基盤になっているに違いないのです。

 

 

海外へ行くには、時間もお金も必要です。だから、少しでも安く、内容が濃い有意義な経験が必要です。すると、ある公的な団体から、海外ホームステイの企画案作成の宿題を頂きました。行き先はオーストラリアのコフスハーバー市です。来月中旬くらいまでに考えるようにとの指令ですが、私は親子ホームステイを提案しようかと思っています。

 

 

それも企画者が作ったプログラムに強制的に参加してもらうのではなく、渡航を希望する親御さんが経験、体験したいことをオーダーメイドでお応えするというのはどうかと考えています。一つの例として、子供達が午前中英語学校で語学の勉強をし、午後に現地の同年代の子とアクティビティを行う間に、親御さんは同業種や興味がある職場で実際に体験的に働いてみたり、見学したりするのもありかなと楽しみながら企画案を考えています(*^_^*)

 

 

 

月27日(月)
昨年末あたりから一部で話題になっていた物価水準の財政理論(FTPL)が、米国の大学教授が新たに論文を出したのをきっかけに、注目を集めています。FTPLの考え方自体は、だいぶ昔からあったのになぜだろうと私には不思議でなりません。

 

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政府は増税により国の借金を返済するのが通例ですが、インフレを起こすことによって借金を返済できるとの理論がFTPLだと私は理解しています。日銀の金融緩和によっても物価は上昇しませんでした。国の債務は1,000兆円を超えています。

 

 
この借金を返済しないで無くなるというのは魅力かもしれません。しかし、それによる副作用も必ずあるはずです。アメリカ経済との兼ね合いも避けることはできません。未来のことは誰にもわからないかもしれません。国の政策は個人の投資家が投資するのとはワケが違うはずです。今の日本では、全体的にそれなりの生活が送れているはずですから、素人考えながら、賭博的な一か八かではなく、安定的な平穏を守りながら経済政策を実行した方がいいのではないだろうかと思えてなりません。