福田英治 STUDY DIARY 3月号

 

3月1日(火)
高校3年生の皆さん、ご 卒業おめでとうございます㊗️3月31日までは高校の管轄と言えども、一歩大人寄りになったことは間違いありません。まだ進学先が決まっていない人も一部いますが、基本的には4月からは大学生です。今までの生活とは一変します。

 

 

いつもしつこいくらいに言っていますが、今の大学生は学ばなければなりません。当然、色々な社会的視野も身につけなければなりません。しかし、その前に学生です。学生の本分は学ぶことが第一義です。論理的な思考力を十分に身につけ、社会人になって、各企業で活かせるようにして下さい。

 

 

一人一人の若者が社会に貢献すれば、日本はさらに素晴らしい国家になると思います。うちの卒業生は社会のリーダーになる人ばかりです。リーダーとしての資質も磨き上げて下さい。前途輝かしい君たちの門出を心から祝福するとともに、私までもが希望をもらったようで楽しくなります。何か人に言えないことがあり、苦しい時はいつでも気軽に教室へ立ち寄って下さい。

 

 

 

 

3月3日(金)
今日、教室は休みですが、私は出張に出ています。博多まではJRですが、みどり号は車輌によって、なぜあんなに揺れるのでしょうね。クッションが悪すぎる佐世保市営バスみたいです。安物買いの銭失いともよく言いますが、顧客満足度が大幅に低下するようなハードは、価格と快適度のバランスをもっと追求しなければならないと思います。

 

 

県知事が三選目に出馬する意思がないとの報道がなされていますが、私はそれが長崎県の将来に光を当ててくれると思っています。大きな失政もなかったようにも見えますが、公務員知事で私達に夢や希望も何も与えてくれなかった気がしてなりません。

 

 

県議最古参の宮内議員も歴代知事5人をそばで見てきた中で、中村知事は長崎のトップにはどうかなあとおっしゃっています。長崎県知事には創造力と国際派が備わっていないと駄目だとも指摘されています。私的には自民党議員や公務員以外の人で、少々のミスはしても、夢をもたせてくれるような知事が生まれてくれないかと期待しています。

 

 

 

3月4日(土)
昨日は博多で用事があったので、博多に滞在し、友人達とちょっと遅くまで盛り上がったのですが、今朝は新幹線で新大阪まで、その後特急列車で和歌山まで行って来ました。フクダスタディーがサポート校をしている慶風高校の卒業式に出席するためです。

 
色々な生徒が混在する慶風高校で、卒業式にも卒業生全員が出席しているわけではありません。赤ちゃんを連れて式に出ている生徒もいますし、髪の毛が色付いた生徒もいます。しかし、ちょっと突っ張っている子も照れ隠しの仕草はしていますが、卒業証書をもらう喜びはみんな同じみたいです。

 

 
第一志望で慶風高校にくる人は誰もいません。集団の中で上手く自分を表現出来なかったり、進学した全日制の高校が自分に合っていなかったり、激しい反抗期が到来したりした人達がほとんどですが、上手くいかなかったときに、白黒の判断をせずに次の選択をし努力した人には、必ず報いられるものがあることを体感しました。

 

 

 

 

3月6日(月)
久々に朝日新聞を手にしたら、やっぱりこの新聞は本当に無責任な新聞だと思わざるを得ません。政治面では少し偏った見方をしているとは思いますが、それは新聞社の方針ですから、そのような見方もあるんだと改めて知る部分もあります。

 

 

しかし、地方、地域記事に関してはフリーペーパー以下だとしか思えません。本当に知見ある人が編集をしているのかと疑いたくなります。その分野が全然わかっていない素人にコメントや解説を求めて、いかにもそれが的を得ているような取り扱いを平気でやっています。

 

 

批判的な意見を知る意味で、朝日新聞は天声人語と社説だけを読んで、ラテ面を適宜使い、あとの記事を読まない方が賢いのかもしれません。少なくとも私はこの新聞から何か企画を持ちかけられても絶対に断るだろうし、広告も絶対に出さないだろうと改めて感じた次第です😅

 

 

 

 

3月7日(火)
明日は公立高校の学力検査です。佐世保三高と呼ばれていた時代から、この高校入試においては、私は生徒達が合格した姿しか遭遇したことがありません。うちの教室生がメインに受験する佐世保北高の競争率が例年になく、1.4倍と高水準になっています。

 
しかし、どんな状況でも合格できるのがうちの生徒だと信じています。なぜなら、高校入学後のことまで考えた学習をしてきた皆さんです。さらにはよく頑張ったとも思います。自信を持って、今まで学習してきたことを答案に記して下さい‼️

 

 
高校3年生からは朗報が続いています。やはり、合格の二文字を手にした瞬間の君達の笑顔は何にも増して素晴らしいものです。この喜びを共に味わいたく、懲りもせずに30年間近くこの仕事に携わり、どんなに忙しくても現場から離れないのだと痛感します。

 

 

 

 

3月12日(日)
ついついダイアリーをさぼってしまいました。すみませんm(__)m今年度のすべての入試が終わり、ホッとしているのは確かです。しかし、来年度の入試もすでに1年を切り、また新たな気持ちで明日からスタートします。

 

 

連日、森友学園の問題が報道されています。この問題には、籠池ファミリーの思想やモラルの歪みもありますが、フィクサーが必ずいることを露呈していますね。こういうときこそ、野党とマスコミの活躍によって、認可取り下げくらいで幕引きさせないことを期待します(*^_^*)

 

 

豊中市議らが財務局の職員を背任容疑で、地検に告発するみたいですが、これだけで終焉しないように気をつけて欲しいとも思います。これで無罪にでもなれば、その先のルートを解明することがさらに難しくなるのではないでしょうか。

 

 

 

 

3月13日(月)
今日は数学協会の会合に出席しましたが、数学関連の多くの大学教授が、数式を目で追うだけの学生が増えてきたとおっしゃっていました。数学を学ぶ基本姿勢は紙と鉛筆を使って自分で問題を解いて理解することです。

 
知識を身につける他に、思考過程を大切にし、脳の柔軟性を保ち続け、何よりも考える力を育むことが重要なのです。意欲、関心に欠けるといわれる時代にあっても自分を見失わないために必要な要素です。

 

 
指数や対数を学んで何になるのかという生徒もいます。しかし、対数は16世紀に考案された、厳密な値を必要としない近似値を知る上で非常に便利な計算方法です。積の計算を和の計算に置換えたり、コンピューターの算術オーバーフロー対策に利用されたりと重用されています。このように数学の有用性は色々な所に潜んでいます。それを一つでも多く感じてもらえれば、君達と一緒に数学に触れている私としては嬉しく感じます(*^_^*)

 

 

 

 

3月14日(火)
文科省は2017年度の学習指導要領の改定版で、北方4島、竹島、尖閣諸島を「わが国固有の領土」とし、尖閣については「領土問題は存在しない」と明記し、指導する方針です。「固有」とは何かと辞書を調べると、もとより、自然にとあります。

 
国際法には固有の規定はありません。国境や主権が存在しなかった時代を含む時間軸から物事を考える想像力をもつことも必要ではないかと思います。そうしないと、中国、韓国、ロシアがお互いに自分の領土だと主張し合うだけで、何も解決しないような気がしてなりません。最悪の場合は武力衝突までも引き起こすかもしれません。

 

 
教育を時の権力の道具として用いることだけはあってはならないと私は思っています。風通しの良い風景が見えるような発想はないものでしょうか。国会で廃止されたはずの教育勅語を教育現場に持ち込むことも当然許されません。言論の自由、表現の自由と教育を混同させてはならないと痛感する日々です。

 

 

 

 

3月17日(金)
29年間継続して来たことが途絶えてしまいました。佐世保三高の完全合格が断ち切れたのです。いつかは途切れると思っていましたが、途切れたときには居ても立っても居られない状況に陥ると想像していました。

 

 

しかし、実際に途切れた瞬間、うちを信じて通って来てくれ、不合格になった2人の顔が、2人の言動が脳裏に浮かび、涙が止まりませんでした。報告を聞いた瞬間、10時出社予定でしたが、用事を作って11時過ぎまで自宅でうだうだしていました。

 

 

中3担当が受験まで待たず、中途退職するという考えられないことがおこりました。はじめは、そういう無責任な彼に担当させて馬鹿だったと責任転嫁する自分もいました。でも、そのようなことを考える自分が卑怯だと思い、嫌になってきました。全てが私の責任です。でも、今回、高校入試で残念だった二人は、何かあったらいつでも相談に来て下さい。私に出来る最大限のサポートをさせて下さい‼️利用できるだけ、私を利用して欲しいと願って止みません。さらにこれをばねに大きく成長して欲しいと思っています。

 

 

 

3月18日(土)
今週は小学校、中学校の卒業式がありました。小学6年生、中学3年生ご卒業おめでとうございます㊗️4月からは今までの生活と大きく変わるかもしれません。期待も不安もあると思います。しかし、一日一日を大切にその日に行うべきことをコツコツ継続していれば、必ず充実した中学校、高校生活が送れます。

 

 
高校、大学の同窓生は色々な職種で名を成している人が多いですが、小中学校時代の幼馴染みはなかなかそういうわけにはいきません。しかし、今日の県職員の移動をみると、幼馴染みが部長に昇格し、それも新聞の一面記事の中にも名前が出ているではありませんか。友達の活躍は嬉しいですねー😊

 

 

 

新しい学校へ進む人達は、新しい出会いがたくさんあります。その中で、人生の友となる人を一人でも多く見つけられたらいいと思います。人間は一人で生きていくことができません。人と人の繋がりが最も大切です。素晴らしい友人を新天地で見つけて下さい(*^_^*)

 

 

 

 

3月20日(月)
長崎で結婚式に出席しましたが、近頃は色々な企画がなされるようになってきましたね(^-^)年輩の方々からはもっとシンプルな方がいいとの批判の声も聞こえてきましたが、わたしは結婚する二人が招待客と今後どのような関わりをもっていきたいかの想いを自由に演出していいと思います。

 
私はどちらかというと派手な結婚式をしましたが、いつの間にか30年の歳月が過ぎようとし、結婚式の記憶はかすかに残っているだけです。次は息子や娘が早く結婚して、社会的にも自立した状態を作ってくれることを願うばかりです。

 
卒業生も次から次へ結婚しています。多くの仲間から祝福され、暖かな家庭を築くことを誓っています。結婚式も多様化してきているので、お互いが納得のいくスタイルを選択すればいいと思いますが、家族だけでなく、周りの仲間から本当に祝福されるような人間に成長して、一つの家庭をスタートさせて欲しいと思います。

 

 

 

 

3月22日(水)
待望の「奇蹟がくれた数式」という映画を、2週間ほど前にやっと見ることができました。生まれも境遇も全く違う二人の天才が出会い、世界を変える奇蹟を起こした実話が映画化されたものです。

 

 

 

数学に携わっている私達が一般的に使っている数学解析、数論、無限級数、連分数も、この映画の主人公二人がいなければまだ解明されていないかもしれません。二人の間に友情が芽生えたからこそ、二人の協働作業が成立したのです。

 

 

 

人間の出会いとは不思議なものです。その縁が人の人生をも変えてしまうものだとしみじみ思います。私もこういう仕事をしていて、私と出会ったから一つの夢が達成出来たと言ってもらえると心の底から嬉しくなります。いつまでもそのような存在でいなければならないとこの映画が奮起させてくれました。興味がある方は是非ご覧下さい(*^_^*)きっと何かが掴めます!

 

 

 

 

3月25日(土)
森友学園のニュースで一週間が終わったような感じです。皆さんの感じられるところは様々でしょうが、この背景には巨大な宗教法人の力を感じざるを得ません。フィクサーと呼ばれる方々の存在は昔より減ってきたと思いますが、選挙に強い宗教法人は相変わらず日本の政治へ大きな影響を与えているのですね。

 

 

昨日は市役所の友人の送別会で外に出ていましたが、街中、送別会という感じでした。どの店も満員御礼で自分が参加した送別会以外の方々とも多く出会い、いつの間にか別のグループとも混じり合い、最後は小学校の教頭先生と共に語り合うという始末でした😅

 

 

今朝から東京出張でしたが、朝起きるのがこんなに辛いのは久々でした。さらに追い討ちをかけるように空港は人だらけ、飛行機は遅延と民族の大移動が起こっているような状況です。東京へ到着してもアルコールが抜け切れていないではありませんか。この一週間は、皆が一番移動する時期なんでしょうねー(*^_^*)

 

 

 

 

3月26日(日)
大学の卒業式に出席しました。保護者として出席したわけですが、親御さんの参列が本当に多い時代になってきました。マンモス大学だけあって、昨日の午前中から今日の夕方まで10回に分けての式典です。入学試験をクリアするために高校時代一生懸命勉強し、4年間でさらに成長し、社会に巣立つ姿はやはり素晴らしく感じます。

 

 
どこの大学でも同じかというと私は違うと思います。一生懸命勉強して入った大学で、4年間頑張ったからこそ、感動もひとしおなのでないでしょうか。現在は、あまり勉強しないでも入れる大学もたくさんあります。しかし、うちに通ってくれている君達には、自分が大学を卒業する時に感動できる大学へ進学して欲しいと心の底から願っています。

 

 
式典の始めから終わりまで一言も日本語を使わず、英語だけの卒業式で、笑いのツボをちょっと逃している私がいました。英会話を実施しているフクダスタディーの代表として、少し恥ずかしい思いでした。お子様が英語系の大学へ進学を考えていらっしゃる親御さんは、英会話が出来た方が便利ですよ(*^_^*)是非、フクダスタディーで一緒に英会話を楽しみませんか(*^_^*)

 

 

 

 

3月29日(水)
年度末で忙しくされている方が多いように思えます。私も例外ではなく、なんやかんやとバタバタしています。大人や新しい学校へ進学する人はバタバタしていますが、中高生は時間に一番余裕がある時期かもしれません。

 

 

今、しっかり復習すれば、新年度に思い切り花を咲かせることができる可能性が広がります。学習する内容は小学校1年生から高校3年生まで繋がっているのです。春休みは宿題が少ないかもしれません。しかし、これは大人の事情です。本当は多くの宿題が最も必要な時期なのかもしれません。

 

 

ここまで言うと、今、何をして欲しいのか推察できると思います。春休み期間、自習室も12時から開いています。もっともっとフクダスタディーを上手く活用して下さい。考査前だけの活用ではもったいないですよー(*^_^*)

 

 

 

3月30日(木)
うちの教室の近隣にはこれでいいのだろうかと思う会社があります。勤務時間が異常に長いのです。うちの教室も営業時間は長い方だと思いますが、役員だけが勤務時間撤廃で、他のスタッフに関しては法令遵守、規定時間の中で勤務しています。

 

 
私達は基本的に午後からの勤務ですが、その会社は、一般の社員の方が朝から出勤なさっているのに、私達が退社する夜11時頃にほぼ毎日まだ働いていらっしゃるのです。大手企業は範を示さなければならないはずなのに、地方の小さな営業所をそのような状態にするのは問題ではないでしょうか。

 

 
就活を始めた大学3年生には、そのような部分もよく観察して欲しいと思っています。本社の姿だけでなく、地方の支社や営業所の状況もよく知るべきだと感じます。就職すれば奨学金を全額肩代わりしてくれ、さらに数年間勤務すれば免除するといった企業も出てきています。その内容なども同様です。卒業生のみなさん、納得がいく就職先を探して下さいね(*^_^*)

 

 

 

3月30日(木)
うちの教室の近隣にはこれでいいのだろうかと思う会社があります。勤務時間が異常に長いのです。うちの教室も営業時間は長い方だと思いますが、役員だけが勤務時間撤廃で、他のスタッフに関しては法令遵守、規定時間の中で勤務しています。

 

 
私達は基本的に午後からの勤務ですが、その会社は、一般の社員の方が朝から出勤なさっているのに、私達が退社する夜11時頃にほぼ毎日まだ働いていらっしゃるのです。大手企業は範を示さなければならないはずなのに、地方の小さな営業所をそのような状態にするのは問題ではないでしょうか。

 

 
就活を始めた大学3年生には、そのような部分もよく観察して欲しいと思っています。本社の姿だけでなく、地方の支社や営業所の状況もよく知るべきだと感じます。就職すれば奨学金を全額肩代わりしてくれ、さらに数年間勤務すれば免除するといった企業も出てきています。その内容なども同様です。卒業生のみなさん、納得がいく就職先を探して下さいね(*^_^*)